池田エライザ|クレ・ド・ポー ボーテの朱赤リップで儚く美しい夏の黄昏を過ごす
黄昏、夕立、茜雲、夕顔。理由もなく切なくなる夏の夕暮れ、日が沈む前の数時間。儚く美しい瞬間を、メイクに閉じ込めて。
池田エライザ、夏暮色に染まる。【黄昏】
景色を追いかける黄金色のまぶた、朱赤の唇
見慣れた建物の輪郭が、
黄金色の化粧をまとう。
境界線が
静かに変化していく様は、
鮮やかな夏のもうひとつの横顔。
一瞬で過ぎ去る
美しい横顔を
捕まえたくて
目を閉じてみる。
まぶた越しでも
なお感じる明るさと温かさ、
蘇る愛しい記憶。
たそがれどき――。
美しい言葉、幸せな音。
使用アイテム
A.ゴールド、カッパー、ブロンズ…etc.リッチな9つの夏色。
NARS サマーソルティス アイシャドーパレット ¥6,820(限定品)
B.頬に血色未満のニュアンスを与えるアプリコットベージュ。
ドルチェ&ガッバーナ ブラッシュオブローズ ルミナスチークカラー 500 ¥6,930
C.生命力を感じさせるフレッシュなコーラルオレンジ。
クレ・ド・ポー ボーテ ルージュアレーブル 17 ¥6,600(7月21日発売)
メイク方法
目元は、Aのパレットの右上と左下の2色を混ぜて、アイホールと目の下にのせ、メタリックなゴールドのきらめきをポイントに。リップはCを唇の輪郭をとるようにキレイに塗ったら、軽くティッシュオフしてマットな質感を強調。目元とリップの存在感がしっかりあるので、チークはBの淡いベージュオレンジで頬にニュアンスを演出する程度に留めるとバランスよく。
PROFILE
いけだ・えらいざ。1996年生まれ。福岡県出身。豊かな表現力を武器に、映画やドラマ、広告など多方面で活躍中。2020年に公開し、初監督を務めた『夏、至るころ』のDVDが’21年7月2日に発売。
『美的』2021年8月号掲載
撮影/アキタカオリ(人物)、渡辺修身(静物) メイク/秋鹿裕子(W) ヘア/YUUK(W) スタイリスト/石関靖子(人物)、大島有華(静物) 構成/杉浦由佳子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。