メイクHOW TO
2020.9.5

メイクブラシの毛質をキープする正しい洗い方は?【メイク道具ケアクイズ】

メイクブラシの正しい洗い方、知っていますか? 正しくケアをしないと肌トラブルが起こることも…。クイズ形式で楽しく学びましょう♪ ヘア&メイクアップアーティストの藤原リカさんと、医師 友利新先生、資生堂 メディア戦略部戦略PRグループの山口夏苗さんにお話を伺いました。

問題
ブラシの毛質をキープするには、何で洗うのが良い?
シャンプー クレンジングオイル 専用のクリーナー

菌の繁殖による肌トラブルは化粧ノリにも影響大

今年の夏はマスク着用でメイクがくずれやすく、メイク直しが増えた人も多いのでは? そこで気になるのがメイクツールの汚れ。美的クラブのアンケートでは97.8%の人が定期的に洗うという結果が出たものの、洗う目安や頻度はバラバラ。そこで、ツールの正しいお手入れ法をリサーチ!

1回の撮影で複数の人にメイクすることもある藤原リカさんは、30~40本ものブラシを使い回すそう。
「リキッドファンデなど油分の多いアイテムはもちろん、パウダー状のものも夏は皮脂と混ざって落ちにくく、洗わないとブラシの毛の間に入り込みます。不衛生なだけでなく、粉含みが悪くなり、肌にキレイにのりません。また、洗いすぎてボロボロになったスポンジなども、同様にメイクのノリを悪化さ
せます。肌の調子が悪い、メイクがのらないという人は、一度メイクツールのケアを見直しましょう」(藤原さん)

皮膚科医の友利新先生は、治療に訪れた患者さんがメイクをして帰る際、汚れたスポンジを使っているのを見て驚くことも少なくないそう。
「肌には良い菌も悪い菌も含めて常在菌が存在し、バランスを保っています。悪い菌をゼロにすることは不可能なので、増殖させないことが大切ですが、悪い菌が増殖してバランスがくずれたときに、ニキビなどの吹き出物やかゆみ、乾燥など肌トラブルとなって現れます。放置すると肌のバリア機能も衰え、シミやシワにもつながります。菌は皮脂などの汚れをエサに増殖するので、清潔なメイクツールを使うことはマスト! 他人と共用しなければすべてを毎回洗う必要はありませんが、肌に触れる面積の広いものはこまめに洗うよう気をつけましょう」

また、新型コロナウイルスの感染が警戒されていますが、除菌系アイテムは科学的根拠の乏しいものもあり、汚れを取り除くわけではないので、ツールへの使用はおすすめしないと友利先生。
「石けんで洗い流せば多くの菌やウイルスは取り除けます。メイクツールも“洗浄”がとにかく大切。一方、汚れが落ちにくい、質感が変わったと感じたら、潔く買い替える勇気も必要です。また、手が汚れていたら全く意味がないので、ツールに触れる前の手洗いも忘れないでくださいね」(友利先生)
 

教えてくれたのは…
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医師 友利新先生
内科医・皮膚科医としてクリニックに勤務しながら、美容や健康の知識をメディアで発信。『やめる美容』(光文社)など著書多数。YouTubeチャンネルも開設し、活動の場を広げている。

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ヘア&メイク アップアーティスト 藤原リカさん
Three PEACE所属。アトピー性皮膚炎を克服した経験を生かし、メイクだけでなくスキンケアに関しても造形が深い。化粧品などの監修のほか、美容ライターとしても活躍中。

 

『美的』10月号掲載
撮影/黒石あみ(本誌) 構成/西谷友里加

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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