オシャレな人はもう取り入れている「ベージュチーク」の魅力って? 人気H&M中山友恵さんが解説
ほの色ヌーディメイクに必要なチークは、「血色を足すもの」から「骨格を引き立てるもの」へ! おしゃれな人から今、みんな乗り換えています。「ベージュチーク」の魅力を人気ヘア&メイクアップアーティストの中山友恵さんに教えてもらいました。
頰にほんのり血色の気配。チークひとつであか抜け顔に
塗ると彩度が上がり自然な血色感に
チークといえばコーラルかピンクというイメージがある人も多いと思いますが、最近、その常識が変わってきています。昨年からじわじわと来ていて、この春トレンドに躍り出たのは「ベージュ」!
一見シェーディングにも見える色ですが、塗ると少し彩度が上がり、頰に自然な血色を添えてくれます。春新色のビジュアルでも雑誌のメイクページでも、今最も使われているのがベージュチークです。
「リップ強めのメイクをするとき、さらっと気配程度にベージュチークを入れると顔に立体感が出ます。ベージュチークにオレンジベージュのポイントメイクで、顔全体をワントーンに仕上げるのもかわいいですね」とは、ヘア&メイクアップアーティストの中山友恵さん。ベージュチークの魅力を教えてもらいました。
ベージュチークの魅力って?
□ 顔の中の色数が減るからおしゃれに見える
服のワントーンコーデはスタイリッシュに映り、色数が多いとごちゃついて見えます。メイクも同じ。肌色の延長にあるベージュチークは色数カウント0なのであか抜けて見える!
□ ポイントメイクが引き立つ
ベージュチークには“色”としての印象がない分、目元や口元の色がすっと目に飛び込む仕上がりに。強めのリップもアイメイクもくどくならず、メイク上級者に映ります。
□ 入れ方によって印象が変わる
頬の高い部分に入れると、甘さが出てナチュラル&かわいい雰囲気に。顔の側面に入れれば、引き締まった印象に。ポイントメイクに合わせて入れ方を変えるのもおすすめです。
□ 骨格の一部なので自然な仕上がり
肌の延長にあるベージュは、色を主張することなく溶け込むようになじむので、使いやすさ抜群。多少ムラについても目立たないので、チークを入れるのが苦手な人にもおすすめ。
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さん
本誌をはじめビューティページで引っ張りだこのアーティスト。甘さと清潔感、知的さを兼ね備えたメイクは多くの女子の憧れ。
『美的』2020年4月号掲載
撮影/西原秀岳(TENT・静物)、嶌原佑矢(人物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/城長さくら モデル/中村里帆 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。