メイクHOW TO
2020.3.2

リキッド、パウダリー、クッション、スティック…長井かおりさん直伝の形状別ファンデーションの塗り方のコツ

形状によって慣れ不慣れがあるのがファンデーション。ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんにリキッド、パウダリー、クッション、スティック、それぞれの塗り方のコツを教えていただきました。

春、ヌーディ美肌のカギは“ツヤ”にあり!

パウダリーの進化に注目。それでも本命は“リキッド”と断言!

今春発売のファンデーションをお試しした長井さんの第一声は「やっぱり、ツヤかな」。その理由を尋ねると、「確かにセミマットも人気が高まっているけれど、似合うためにはどうしてもファッションもモードに振らないと決まらない。ONでもOFFでも、どんなファッションでも共通で似合って好感度が高いのはやっぱりツヤ肌です。特に今春のファンデーションを見ると、どれもみずみずしいツヤを感じるものが多い印象。薄く塗ればヌーディなツヤ肌に、重ねて塗っても厚塗り感がなく、自然とカバー力を出
しながら湿度の高い肌に仕上がります。それに爽やかな春こそ、ヌーディなツヤ肌が似合いますよね」

そんなツヤ肌を作るのに最適なファンデーションの形状を、ずばり聞いてみました。長井さんの答えは「リキッド」。パウダリーの進化が話題になっている昨今、なぜリキッド? その理由は…?
「パウダリーの進化は素晴らしく、粉っぽくもマットにもならず、しっとりツヤ肌に仕上がるタイプが続々登場しています。私もその魅力は充分承知です。でも…どんなにパウダリーが進化していても、そのベースとなる下地がきちんと塗れていないと、パウダリーが生きません。下地を均一に塗らないとパウダリーがよれるし、下地が肌の上でベタベタしているとパウダリーをふわっとのせることができません。その“下地とのバランス”が、実は繊細で難しいんです。そう考えると、どんな下地でもなじみやすいリキッドの方が仕上がりの美しさを出しやすい。無意識に塗っても美肌がかなうのはどれ? と考えると、リキッドという答えになるんです」

なるほど。一見パウダリーは手軽に塗れると思いきや、下地込みで考えると難しい部分も。ツヤ感を求めるなら、やっぱりリキッドの方が出しやすいという話も。もちろん下地を均一に塗り、ベタベタしていない状態を確認してからならパウダリーも大活躍。ふわっと柔らかい肌に仕上げたいならパウダリーに勝るものはありません。またラフに仕上げたいならクッション、きちんとカバーしたいならスティックなど、気になる他の形状の特徴と塗り方についても長井さんに取材しました。

長井かおりさん直伝! ファンデーションの4大形状別、塗り方のコツ

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リキッドは手→スポンジで、薄塗りからの盛り塗り!

ツヤを出すなら手塗りがベスト。さらにスポンジで押さえるとくずれ防止に。まず顔全体に薄く塗り、それからくまやシミ、ソバカスにのみ重ね塗り。この“薄塗りからの盛り塗り”で、厚塗り感なく気になる部分をカバーできます

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(1)手で顔全体に薄く均一に塗る

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(2)厚みのあるスポンジで全体を押さえる

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(3)気になるくまやシミにリキッドを重ね塗り

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(4)スポンジでリキッドの境目を軽くなじませる

 

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シャンティ ロージー ローザ バリュースポンジ ダイヤ型タイプ 6P ¥380

 

パウダリーは優しいタッチからのポイント押さえ

手の甲で肌を触り、下地のぬめり感がないか確認してからスタート。パフ半分にパウダリーをひと滑りでしっかりとり、ブラシのような感覚で顔全体にふわっとのせて。気になる部分にのみ、押さえるように重ね塗りを。

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(1)顔全体にふわっと軽いタッチでのせる

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(2)気になる部分にスポンジで押さえるようにON

 

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エスト パウダーファンデーション シルキースムース SPF22・PA+++ 全6色 9g ¥7,500(ケース・スポンジ込み)

クッションはスキンケア後のベトベト肌にラフ塗り

クッションは休日のラフな肌作りに最適。あえてスキンケア+下地後のベトベトな肌にポンポン塗り、ツヤ感を楽しんで。仕上げに厚みのあるスポンジでなじませると、もちがUP。

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下地が乾かないうちに顔全体にポンポン塗る。

 

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コスメデコルテ AQ スキン フォルミング クッションファンデーション SPF35・PA+++ 全5色 15g ¥10,000

 

スティックは隠したい部分にしっかり厚く塗る

頬全体など、くまやシミが気になる部分にザーッと塗ります。そこから厚みのあるスポンジで顔全体に薄くのばして。手軽にハイカバーを期待するならスティックがおすすめ。

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カバーしたい部分に塗り、そこから顔全体にのばす。

 

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ヴァントルテ ミネラル UV スティックファンデーション SPF50+・PA+++ 18g ¥3,600

 

教えてくれたのは…
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ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん
メイクに悩む女性に優しく寄り添った発売中の著書『世界一わかりやすいメイクの教科書』(講談社)が話題!

 

『美的』2020年4月号掲載
撮影/横山翔平(t.cube/人物)、広瀬美佳(静物) ヘア&メイク/長井かおり 構成/上村ゆう子

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