2020春の眉は赤ちゃんみたいな“うぶ柔”ブロウ!ふわっと優しげな眉メイクテクニック
「この春は、目元も唇も鮮やかな色のアイテムがたくさん出ています。そこにキリッと強い眉では、ややトゥーマッチ」と語るのはヘア&メイクアップアーティストの野口由佳さん。野口さんに、春らしく仕上がるうぶでやわらかな眉の描き方を教えてもらいました。
目と唇に色が来る分、眉はふわっと柔らかく
「おすすめは赤ちゃんみたいなうぶで柔らかな眉。ふわっと優しげな印象で、春らしく仕上がります。フォルムをくっきり描くことはせず、眉の中心に背骨となる線を引いたら、地眉を生かしてぼかすだけ。眉が少ない人は軟らかい芯のぺンシルで太めの線を引き、パウダーでぼかすと自然ですよ」
How to
(1)クリームアイブロウで眉に1本の線を引く
ブラシにクリームアイブロウをとり、眉の中心に骨格に沿って線を引く。この後ぼかすので、多少ムラになっても大丈夫。太く引きすぎないように注意。
(2)スクリューブラシで上下にぼかす
(1)で引いた線をスクリューブラシを使って丁寧にぼかしていく。地眉の形をふんわり整えるように、上下に梳かしてなじませて。
\使ったのはこれ!/
隙間を埋めるべース作りから、繊細な毛質感の再現までできるクリーム状のアイブロウ。
アナスタシア ミアレ ブロウポマード 01 ¥2,800
各ブランドの’20春夏ビジュアルから『美的』が分析!
“毛並み生かし”のうぶ柔が多数!!
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\デスクI×編集K 眉トレンド分析トーク/
毛並みを上向きに整えるのが今年流
I 今年の春は目元や頬、唇すべてがとてもカラフル!
K 色が一段と華やかですよね。その分、眉はやはり「ふわっと系」が目立ちました。
I 地眉を生かしてナチュラルに仕上げるのが今っぽい流れ。ただ、手を抜くのではなくて、形と毛並みはきちんと整えることが大事。
K 毛の流れを、眉頭だけではなくて全体的に上向きに作っているビジュアルが多くて印象的でした。自然な中にも凜とした強さを感じます。
I どこかに少しだけでも「強さ」を忍ばせると、美人度アップにもつながるので、ぜひマスターしたいですね!
『美的』2020年3月号掲載
撮影/横山翔平(t.cube/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/野口由佳(ROI) スタイリスト/青山絵美 モデル/衛藤美彩 構成/加藤絢子(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。