好印象に見せたいならいますぐベースメイクの見直しを!|楽しそうに見える肌の条件を人気H&Mが解説
実は顔の印象を決定づけるのは、面積が最も大きい“肌”。好印象に見せたいなら、今すぐベースメイクの見直しを! 素肌っぽい美肌作りに定評のある、ヘア&メイクアーティストの秋鹿裕子さんに「楽しそうに見える肌の条件」を教えてもらいました。
にじみ出る自然なツヤが楽しそうな雰囲気を生む
黙っているとおとなしそうだったり寂しそうに見えてしまう人と、生き生き楽しそうに見える人。人がもつ“雰囲気”の違いは、どこから来るもの? 服装や内面、顔だちはもちろんですが、面積が広い“肌”も、その人の雰囲気を形成する大きな要素となっています。ふんわりマットな肌は上品で優しげな印象を与えますが、“楽しそう感”は控えめ。一方、頰の高い部分にツヤがあると、生き生きと活発な印象に見えます。
「ツヤにも種類があり、生き生きと楽しそうに見せるなら、ハイライトで作る光よりもスキンケアやファンデーションで肌そのものが潤ってハリのある印象を作るのが効果的です。また、血色感があることも大切」と、ナチュラル&ヘルシーなメイクに定評があるヘア&メイクアップアーティストの秋鹿裕子さん。そのメソッドを、詳しく教わります!
楽しそうに見える肌の条件
【条件 1】にじみ出る潤い
「元気そうなツヤ肌作りには、メイクだけでなくスキンケアにもカギがあります。メイク前に潤いをたっぷり仕込んでおくと、内側からにじみ出るような、リアルなツヤ肌に」(秋鹿さん)
特に肌が乾燥しがちなこの季節は、スキンケアが仕上がりを左右します!
【条件 2】自然な血色感
「寒いと血色が失われがち。チークでのせるだけでなく、ベースメイクの段階でほんのりピンクを仕込んでおくと、自然と生き生きした印象に」(秋鹿さん)
顔全体ではなく部分的なコントロールカラーの仕込み方を教わります。
【条件 3】ムラのない均一なハリ感
「まるで子供の肌のようにつるんと均一なハリは、生き生きと元気そうな印象を与えます。それを作ってくれるのは、きちんとしたカバー力のあるファンデーション。薄くつけることで、なめらかで均一なツヤとハリが生まれます」(秋鹿さん)
素肌が潤っているような自然なツヤは、それだけで人を楽しそうに見せます。次回は「オイルマッサージでツヤを仕込む方法」をご紹介します。
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト 秋鹿裕子さん
あいかゆうこ/高城裕子氏に師事後、独立。ナチュラルからモードまで幅広いテイストをもち、豊かな感性でメイクする人。W所属。
『美的』2019年1月号掲載
撮影/北村圭介(人物)、西原秀岳(TENT・静物) ヘア&メイク/秋鹿裕子(W) スタイリスト/武田亜利紗(人物) モデル/中村里帆 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。