シュウ ウエムラ、イプサ、クラランス…ピンクファンデでくすみのない肌に!
血行不良などが原因で、肌色が以前と変わってきて老け見えしがちなくすみ肌さんは「べースメイクアイテムの色選びが重要」とヘア&メイクアップアーティストのpaku☆chanさん。今までなんとなく標準色を使ってきた人も、血色感ある色選びで明るく見せる工夫が必要なんです! paku☆chanさんにおすすめのベースメイクアイテム&メイクテクを教えてもらいました。
BEFORE
美的クラブ 小南かさねさん(29歳・法律事務所勤務)
顔色がどんよりとくすんでいるのが悩みです。色ムラも激しく、目の下のくまも目立ちます。疲れてる?と聞かれることが増えました。
【STEP 1】ピンク色の下地を選び全体的に血色感を底上げ
顔全体の肌色が気になるくすみ肌さんには、肌トーンをぱっと上げることが重要です。そこで選びたいのが、ピンク色のカラー下地。この秋は新作も豊富なので、肌色に合わせて選んでみて。
(1)顔全体にしっかりなじませていく
塗り残しがないよう、まず頭の各部分にのせてから、内側から外側へとなじませる。まぶたも忘れずに。
(3)特に気になる部分には2度づけを
顔全体になじませたら、特に色ムラが気になる部分に薄く2度づけ。このときは軽くタッピングするように。
A.【使用アイテム】日本人の肌色になじむウォームピンク。
カネボウ化粧品 ルナソル カラープライマー SPF25・ PA++ 30ml 1 ¥3,500
B.肌色を問わず使用できるベビーピンク。
資生堂インターナショナル dプログラム 薬用 スキンケアべース CC [医薬部外品] SPF20・PA+++ 25g PK ¥2,500(編集部調べ)
C.パープル味のあるピンクで、透明感が高まる。
アナ スイ プロテクティブ ビューティ バーム PSF50+・PA++++ 26g 0 ¥2,800
【STEP 2】標準色よりピンクみあるファンデーションを滑らせるようにのせる
いつも標準色を選ぶ人も、少しピンク味のあるファンデーションに替えることで、顔色がぱっと一段階明るくなる効果も。自分の肌色を良く見せてくれる色味を試してみて!
(1)顔の広い部分にのばしていく
顔の印象を左右する、面積が大きい頬部分からのせていく。内側から外側に滑らせるよう、指を大きく使って。
(2)再度黒目の下の逆3角ゾーンに
目元がふっくらと見える効果を狙って、黒目の下の逆3角形部分に薄くファンデーションを重ねづけしていく。
A.光を補整するパウダー配合。
イプサ リテクスチャリング ファウンデイション SPF25・PA++ 25ml 全6色 ¥4,500
B.【使用アイテム】色展開が豊富でなりたい肌色や明るさに導いてくれる。
シュウ ウエムラ ザ・ライトバルブ フルイド SPF25・PA+++ 30ml 全13色 ¥5,200
C.スキンケア効果も高く、使う度透明感ある肌に。
クラランス スキン イリュージョン ファンデーション SPF15 30ml 全5色 ¥5,700
【STEP 3】多色ハイライターをゴーグルライン中心にオン
下地とファンデーションで補整した肌色を、長時間持続させるためにもハイライターは必須。血色感ある多色使いのものを選ぶと、立体感が出てさらに生き生きとした印象に。
(1)暖色の方からブラシにとる
全体の色をブレンドして使用するが、暖色の方が多めにのるように、ブラシでパウダーをとる。
(2)顔の中心から外側に向かって
ブラシを顔の中心から外側に向かって、さっと動かしていく。パウダーをのせすぎないよう、量に注意。
(3)ゴーグルラインに平行にスライド
目元を、自然にふっくらと立体的に見せたいので、ゴーグルラインに平行にブラシを動かしていく。
(4)フェースラインにさっとのせる
ブラシに残ったパウダーでフェースラインをさっとなでるようにのせる。のせ方を変えて立体感を操作。
A.【使用アイテム】白さの出ない自然な仕上がり。
カネボウ化粧品 キッカ ラディアントヌード プレストパウダー EX03(限定) ¥8,000(ケース込み)
B.柔らかな色味で美肌に。
ディオール ディオールスキン ミネラル ヌード グロウ パウダー 004 ¥5,500
C.ピンク、イエロー、コーラルの暖色が血色感をアップ。
カネボウインターナショナルDiv. KANEBO プレストパウダー スライドコンパクト ¥8,000
色選びだけでここまで印象が変わるなんて!透明感のある肌が完成
Before
After
くまのせいで、目周りが落ちくぼんだような印象でしたが、目元がふっくらと元気な感じに見えるように!目元の印象って大きいんですね!
Before
After
口元の色ムラが均一に。 ファンデーションは標準色を使用していましたが、これからはピンク味のあるものにもチャレンジしてみます。
教えてくれたのは…
paku☆chanさん
「ナチュラルに仕上げるのが今のベースメイクの主流。お悩みを隠すため厚く重ねては、よけいに老け見えに。悩みがカバーされているのに軽く見える技、チャレンジしてみてください」
『美的』12月号掲載
撮影/当瀬真衣(TRIVAL・人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/paku☆chan(Three PEACE) スタイリスト/小川未久 構成/山本 恵(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。