だから上手く描けないの!「眉メイク下手」に共通する5つのNG行為
顔のパーツの中でも、印象を左右する重要なパーツが眉。しかし同時に、メイクするのが難しいパーツとしても知られています。左右対称に描けなかったり、どこか不自然に仕上がってしまったり……眉メイクを苦手とする女性も少なくありません。そしてそのような女性には、メイク時に共通するNG行動があるのです!
そこで今回は、美眉アドバイザーとして活動する筆者が、眉が上手く描けないという人にありがちなNG行動を5つご紹介します。
■眉頭から描くのはNG!眉メイクが上手く描けないNG行動5つ
(1)光の当たり方が異なる場所でメイクをする
実は、メイクをする場所も重要です。窓からの光や電気の光が、顔の片側にだけ当たっている場所でメイクをしている人は要注意。光が当たっている部分と陰になっている部分とでは、眉の色の濃さが違って見え、左右の眉の色がチグハグになってしまうことも……。
また、顔の片側だけに光が当たっていて、もう片側が陰になっていると、左右の骨格が違って見え、左右対称に描いたつもりが、別の場所で鏡を見ると全く違う形に仕上がっているなんてことも……。顔全体が明るく照らされる場所でメイクをすることが大切です。
(2)先が丸いペンシルを使用している
鉛筆タイプのアイブロウペンシルを使用している人は、ペンシルの先をチェックしてみてください。先が丸くなっているものを使用するのはNG。先が丸いと色がのりづらく、キレイに描くことができません。また、ペンシルの先が丸いということは、それだけ肌にあたる面積が大きいということ。描きたい場所と違う場所に線を引いてしまったり、眉尻が太くなってしまうこともあります。
アイブロウペンシルはメイク前に毎回軽く削り、先を細くすることが大切です。削るのが面倒な人は、先が細い繰り出しタイプのペンシルを使用するのもおすすめです。ペンシルは先が細い状態の方が格段に描きやすく、仕上がりも格段に良くなります。
(3)眉頭をしっかり描く
眉頭もアイブロウパウダーやアイブロウペンシルでしっかりと色をのせている人が少なくありません。しかし、眉頭は描けば描くほど不自然になり、左右チグハグになりやすいので、しっかり描くのはおすすめできません。。自然な眉に見せるには、眉頭は極力自眉を活かすのがおすすめ。
眉頭を描くときはパウダーを取り直さず、眉中など他の部分で使用したアイブロウブラシに残っているパウダーで、毛と毛の隙間を埋める程度でOK。仕上げにスクリューブラシで内側に2~3回ぼかしてあげると、自然に仕上がります。
(4)眉頭から描きはじめる
眉メイクをするときに、眉頭から描いている女性も少なくありません。しかし、眉頭から描きはじめると眉頭が濃くなり、不自然な眉に仕上がりがち。(3)でもご紹介したように、眉頭は描けば描くほど不自然になってしまいます。
眉頭は最初に描くのではなく、眉山、眉尻、眉中の順で色をのせ、最後にブラシに残ったパウダーをなじませるのがおすすめです。
(5)右を描いて、左を描いて……どちらも直し続ける
右眉を描いて、左眉を描いて、右眉を少し直して、今度は左眉を直して……と、左右両方とも直し続けると、逆になかなか左右対称になりづらいです。ざっと左右の眉を描いたら、気に入っている方の眉は触らずに、もう片方をひたすら合わせるように修正していく方がおすすめです。
■左右のバランスをとるために意識したいのは眉頭&眉山!
眉を左右対称に描くのは難しいと思われていますが、実はポイントを押さえることで眉の左右のバランスがとりやすくなります。そのポイントとは、眉頭と眉山。左右の眉を描いた後に、眉頭と眉山の位置をチェックし、必要に応じて修正することで左右のバランスがとりやすくなります。
(1)眉山
眉頭は、眉の中でも特に重要な部分。眉頭が左右異なると、それだけで左右チグハグに見えてしまいます。逆に、左右の眉頭のバランスがとれていると、他の部分が多少異なっても、左右のバランスがよく見えます。眉頭のチェックポイントは、以下3つです。
・左右の眉頭の高さが合っているか
・中心からの距離が同じか
・左右の眉頭の角度が同じか
これら3つを確認し、異なっている場合は長い部分をカットしたり、足りない部分はパウダーで足したり、スクリューブラシで眉頭の形を調整します。
(2)眉山
眉山を“なんとなく”描いている人が多いのですが、雰囲気で左右を合わせようとしてもなかなかバランスがとれません。眉山の位置がズレていると、左右の眉の長さが変わってしまうので要注意です。
眉山は“ここら辺”ではなく、より具体的に決めるのがポイントです。たとえば気に入っている方の眉山を見て“黒目の外側のラインの真上”、“黒目と目尻のちょうど中間”など、具体的な場所を確認し、もう片方の眉山も同じ位置にあるかどうか確認します。異なっている場合は、気に入っている方に合わせるようにして眉山の位置を調節します。
眉頭、眉山の位置をチェックし、左右異なっている場合は、修正することで眉の左右のバランスがとりやすくなります。
以上、眉が上手く描けないという人にありがちなNG行動をご紹介しました。是非これらを参考に、眉メイクを楽しんでくださいね。
初出:美レンジャー ライター:玉村麻衣子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。