メイクHOW TO
2016.4.13

そこ塗っちゃダメ!「クマが悪目立ちする」コンシーラーのNG3つ

「コンシーラーを買ってみたものの、クマやシミをうまく隠せなくて、使わなくなった……」という方はいませんか? お肌トラブルをカバーするために、コンシーラーを使うのに、むしろ塗った部分が目立ってしまったりと、きちんと使えている人は少ないようです。

今回は、コンシーラーの種類と、使い分け方法などのお話を交えながら、コンシーラーのNG使用についてご紹介したいと思います。

 

■NG1:使うコンシーラー自体を間違えている

ひと言でコンシーラーと言っても、それぞれ色だけではなくテクスチャー(固さ)も違います。大きく分けると

(1)伸びの良いリキッドタイプ

(2)カバー力の高い練りタイプ

(3)その中間のクリームタイプ

上記3つがあります。

固さが違うのは、隠したい場所の皮膚の薄さや、表情の動きに合わせて適したものがあるから。

例えば、クマが気になるからと、カバー力が高いものを選びたくなる気持ちは分かります。ですが、クマ隠しに練りタイプのコンシーラーを使うとよれてしまった時、シワの中にコンシーラーが入り込み、余計に目立ってしまうのです。

目元は瞬きをするので動く回数が多いパーツ。動きが多い目元や口元は、柔らかさのあるリキッドタイプや、クリームタイプのコンシーラーを使うようにしましょう。

 

■NG2:使う順番を間違えている

「コンシーラーって、どのタイミングで使うんですか?」とよく質問されます。メーカーによって特殊な使い方をするブランドもあるので、ブランドが提唱する使い方をするのが一番良いのですが、その使い方が分からないという人は、化粧下地の次に使ってください。

化粧下地でお肌表面を整えた後、気になる部分にコンシーラーを塗り、その後ファンデーションを塗ります。この時気をつけたいのは、コンシーラーの上にファンデーションを塗る際、力を入れないこと。力を入れてファンデーションを塗ってしまうとせっかく塗ったコンシーラーがよれたり、取れてしまいます。

 

■NG3:塗る場所を間違えている

目の下のクマをコンシーラーで隠したい時、目の下全体にコンシーラーを塗るのではなく、まずは目の下の黒くなっている部分と頬の明るい部分の境目にコンシーラーをのせ、境目の色の差を埋めるようなイメージで、軽くたたき込んでください。境目が目立たなくなるだけでクマも薄く感じるはずです。

“一番隠したいのは境目”です。全体を隠そうとするとコンシーラーを塗り過ぎてしまう可能性があるので、気をつけてくださいね。

 

コンシーラーは正しいアイテムを選び、正しくつければ、お肌を綺麗に見せてくれる心強いアイテムです。これまで上手に使えなかった人も、これまで取り入れたことのない人も、今回のアドバイスを参考に活用してみてください。

 

初出:美レンジャー  ライター:高橋果内子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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