憧れの「ハーフ顔」は3ポイント!アイシャドウで作る立体メイク
中村アンさんで人気に火がついた“かきあげ前髪”など、外国人っぽい雰囲気のあるヘアやメイクに憧れる女性は多いですよね。簡単に「ハーフ顔メイク」といっても、実際に自分がやるとなんだかキマらないと感じたこともあるのでは?
そんな春のトレンドでもある外国人風セピアカラーの髪色や、ミランダカットのような質感にもマッチするメイクのポイントは、“アイシャドウ”にあります。
そこで今回は、美容ライターである筆者が、アイシャドウの塗り方で魅せる「ハーフ顔メイク」の手順をご紹介します。
■立体感を“アイシャドウ”で作ろう
上記の写真は“かきあげ前髪”と眉毛だけセットした状態です。このままだとやはり顔の印象が髪型に負けてしまい「なぜかキマらない」というループに突入してしまいます。
ここで、“顔の凹凸”が重要になってきます。日本人はどちらかというと目元の彫りや、骨格が平面ぎみなので“アイシャドウ”を使って顔に立体感を出していきましょう。
(1)ホワイトのアイシャドウを上まぶた全体に塗り、ツヤ感を出す。下まぶたの目頭には多めに、そして涙袋全体を優しくなでるように塗ればぷっくりとした目元に。
(2)肌なじみが良い薄めのブラウンを使い、アイホール全体にのせる。そのまま目尻から斜め上方向へアイシャドウを塗ることで、目元が外側へ広がる華やかな印象に繋がる。
(3)濃いめのブラウンでアイラインと二重幅の間を、アイラインをぼかすように塗る。まつげとまつげの間を黒く塗りつぶすようにトントンとアイシャドウをのせると黒目がちな目元に。
また下まぶたの目尻から黒目の下あたりまでもソフトに塗れば、たれ目で優しい雰囲気が出る。
アイシャドウを使って、目元に凹凸を出すだけで顔全体が立体的に見えてきますよ。
■春っぽさは爽やかな“柔カラー”でチャレンジ
もし春っぽさも出したいという欲張りな人は、アイホール全体には明るめの“ゴールド”を、アイラインの上に塗るには“カーキ”など色味が柔らかいものから挑戦するのがオススメ。
春限定カラーで見かける鮮やかなピンクやオレンジなどの色味は、目元の彫りがハッキリする「ハーフ顔メイク」で用いると「殴られた?」と錯覚される程、インパクトが出すぎることも……。鮮やかな色ではなく、柔らかい印象の色味を使いましょう。
■ギャルメイクに陥るNGパターン
よくありがちなNGが、外国人風のメイクを目指して発色が良すぎる色味を使うことは。これでは春のパステルカラーファッションとちぐはぐになってしまう危険性が……。
あくまでナチュラルな「ハーフ顔メイク」に挑戦するのであれば、自然なブラウン系のアイシャドウが使いやすいでしょう。
二重幅が広い場合は濃いめのアイシャドウを塗りすぎると、ケバいギャルメイクになってしまうので、自分に合う幅に気をつけて模索してみてくださいね。
初心者さんは、まずは欲張りすぎずに、チークやリップなど他のパーツで春らしい色合いを投入するのが安全です。せっかく決まった髪型もメイクとマッチしないと台無しに……。全体のバランスが調和することを意識して、色味も合わせてみてくださいね。
初出:美レンジャー ライター:前濱瞳
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