ヤダ…メイク前より顔デカッ！「ファンデのNGな塗り方」3つ

くすみや肌トラブルを隠し、美肌に見せてくれるファンデーション。カバー力にばかり気を取られがちなファンデーションですが、色や塗り方を間違えると顔が大きく膨張して見えることも……。

今回は、美容ライターとして活動する筆者が“顔が大きく見えてしまうファンデーションのNGな塗り方”を、3つご紹介します。

■1：首の色＋フェイスラインを見ない！

基本的にファンデーションは、首の色に近い色を選びます。しかし、日に焼けにくく、顔よりくすみの少ない首の色は、顔より白い場合があります。「首と同じ色だから」と明るめのファンデーションを顔全体に塗ってしまうと、白浮きし、膨張して見えてしまうため、NGです。

ファンデーションを買うときは、首＋首にもっとも近いフェイスライン（上画像星の部分）両方を見比べて、浮かない色を選ぶことをおすすめします。白浮きせず、なじみの良い色を選ぶことができますよ。

■2：メリハリのない“のっぺり”な塗り方

同じ色のファンデーションを顔全体にべったり塗ってしまうと、本来顔にある窪みが消え、のっぺりとした平たい顔に見えてしまいます。そのため、顔の窪んでいる部分に暗い色のファンデーションを足し、影をつくることで小顔に見せることができます。影をつくる場所は下画像の茶色い部分、目頭の窪みと頬骨下の2ヵ所です。

目頭の窪みはノーズシャドウを入れるように暗い色のファンデを細く入れ、頬骨の下は耳下から斜めになるように入れると、よりシャープに仕上がります。自然に仕上げるため、チークは頬下に影を入れてから使用してください。

暗めのファンデーションがない場合は、シェーディングパウダーを使用してもかまいません。シェーディングを使う場合は不自然に見えないよう、しっかりとぼかしましょう。

■3：顔の輪郭まで“しっかり塗り”

顔の輪郭までファンデーションをしっかり伸ばしてしまうと立体感がなくなり、顔全体が膨張して見えてしまいます。ファンデーションを塗るのは、鏡を見て真正面に見える部分のみにしてください（上画像の黄色い円の内側を参照）。

ファンデーションは必ず顔の中心から塗り始め、特に肌トラブルの少ない輪郭はファンデーションを塗らなくてOK。素顔風に仕上がるうえ、ファンデーションを塗っていない部分が暗く見え、自然に小顔効果が生まれます。

ファンデを輪郭まで塗らないと不安な方は、色の付いていないフィニッシュパウダーを輪郭にサッと滑らせ、毛穴を埋めるようにしましょう。

リキッドでもパウダーでも共通の小顔メイク術です。色、影、塗り方の3つの意識を変えるだけでメリハリのあるベースメイクに変えることができます。キュッと引き締まった小顔を、メイクで手に入れましょう。

初出:美レンジャー  ライター:鈴木たかこ

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