「お蔵入りの口紅」をチーク&アイメイクに使うプロのスゴ~イ裏テク
買ったけれども使いきれずに残っているメイクアイテムってありますよね。そのまま捨ててしまうのはもったいそんなアイテム……実は使い方を工夫すれば、まだまだ使いまわすことができるんです。
そんな中、今回ピックアップしたいのは、あまっているリップ。メイベリンニューヨークのメイクアップアーティストがウェブサイト『COSMOPOLITAN』に紹介した、リップを使ったチーク&アイメイク術を参考に取り上げてみましょう。
これをマスターすれば、メイクポーチを忘れてリップしか持っていなかったときにも活用できますよ。
■リップでできるチーク術
ファンデーションを通常通り、肌にのせて仕上げておきます。そこに、頬の中心あたりから頬骨に沿って外側に上方向に向けて口紅をワンライン引きます。あとはチークブラシまたは指の腹を使って肌になじませていくだけ。
赤やピンク系のリップならば、自然と頬の内側から赤身がさしているように見えますし、色黒の方ならオレンジ系のリップを使うことで、健康的で立体的な肌色に出来上がります。
最初は頬にリップを引くことをためらいがちですが、不安な方は手の甲にリップを引き、そこから指でポンポンと頬に色をのせていくようにするとやりやすいです。
■リップでできるアイメイク術
赤など色味の強いリップはアイメイクにはやや奇抜になってしまいますが、ベージュ系のリップならアイメイクに使っても問題なし。
リップをそのままアイホールにのせ、あとは指やアイブラシを使って肌になじませていくだけ。ラメ入りのリップならば、それだけで目元がキラキラとして大人な印象に早変わりします。
もしもマゼンタ系のリップを持っているなら、ブラウン系のアイメイクと合わせて使うのがおすすめ。ブラウン系のアイシャドウをアイホール全体と目の際にもあらかじめのせておき、そこにアイホールの外側部分、目を開けたときにちょうど目で隠れる部分にリップを引いて、アイシャドウブラシでブラウンになじませていきます。
チークや目元に使ったのと同じリップを最後に唇にのせれば、使っている元の色が同じため、自然と顔全体が統一感のある仕上がりになります。
過去記事「1ヶ月で300万回再生の衝撃!「目元のくすみ」を消す…NY発必殺技」でご紹介していますが、目の周りに大胆にリップを塗って、目元のくすみをカバーするというメイク法もあります。メイク上手な人ほど、固定概念にとらわれず、メイクをさまざまな所に使う柔軟な発想を持っているのでしょうね。
初出:美レンジャー ライター:佐藤まきこ
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