【AYAKO’s EYE】肌印象をエレガントに格上げするベージュトーン｜美的GRAND

いつまでも自分を好きでいるために。自信をもって前を向くために。人生を楽しむために。N.Y.を拠点にグローバルに活躍を続けるメイクアップアーティスト、AYAKOさんがメイクアップを通して私たちにエールを送るシリーズ。最終回は「ホリデーメイクアップ」です。

N.Y.から日本のグラン世代へ 色あせない私でいるための、メイク考。

ホリデーシーズンのメイクアップには抜け感が大切

「ホリデーシーズンはゴージャスなアクセサリーを使う機会が多いと思います。そういうときこそ、メイクアップには抜け感が大切です」と、ＡＹＡＫＯさんが次のルックでセレクトしたのは、肌印象をエレガントに格上げするベージュトーンです。
「色味の主張が強くないベージュは、ワントーンで仕上げることでランクアップした大人のヌード、落ち着いた華やかさが際立ちます」

まさにここ数シーズン、ファッショントレンドで注目されている〝クワイエットラグジュアリー〟を体現するメイクアップです。が意外にも、ＡＹＡＫＯさんがピックアップしたアイテムにアイシャドウパレットは入っていません。
「大切なのは抜け感。だからあえてアイシャドウで作り込まず、ブラッシュを使って陰影をつけながら柔らかな目元に仕上げます。アイライナーは黒のペンシルを上まぶたのインナーと下まぶたの粘膜部分に軽く入れ、マスカラでまつ毛をしっかりと上げて、目力を出してください」

そして目元に使ったブラッシュを頰にも使用することで、洗練された抜け感が一気に現れます。透明感がマストなので、肌はファンデーションを使わず、部分的なコンシーラーとパウダーのみ。ファンデーションを使うなら必要以上にカバーしないことが大切、とＡＹＡＫＯさん。さらにリップメイクにもひと工夫を。

「血色感を生かすベージュトーンの口紅選びが重要。シアーな質感を選び、唇中央にグロスをオンすると、首周りのアクセサリーの光沢と相まって輝きが引き立ちます。リップライナーを使うと重くなるので、代わりにコンシーラーやベージュのリップライナーで唇の外側からラインを整えエッジを際立たせて。口元に自然なメリハリが生まれ、リップのにじみを防ぐこともできます」
春号からの連載も今回で終了。「少しでも読者の皆さんのお役に立てたらうれしいです」というＡＹＡＫＯさんのメソッドを、ぜひ取り入れて。

【BEIGE TONE】

肌なじみのいいベージュカラーは色や使い方次第で平凡でフラットに仕上がるため、色選びが大事。血色感を感じさせるベージュトーンと艶を組み合わせてエフォートレスなのに華やかさのある仕上がりに。

1. 美容液成分配合のミルキーホワイト。
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2. 左側のコントゥアリングマットで柔らかな陰影をプラス。
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3. 4. チークボーン上に901をソフトに大きめにぼかし、上から920を重ねて和らげて。
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5. 唇の血色を美しく生かすクールトープカラー。
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6. オイル イン グロスでなめらかな光沢をオン。
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7. 薄膜テクスチャーで口元のトーンを自然に明るく整えて。
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※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。