アイシャドウがよれにくいのはどれ? パウダーVSクリームVSリキッド|美的GRAND
二重の幅に入ってよれたり、色がくすんだりするのを防ぎたい! 夕方までキレイな目元を保つならどれがベスト?
よれにくいのはどれ?パウダーアイシャドウvsクリームアイシャドウvsリキッドアイシャドウ
「アイシャドウは、粉状の色材と、粉を肌に密着させるための油分や保湿剤などの組み合わせでできています。そのバランスによってパウダー、クリーム、リキッドと形状の異なるものができるわけです。ポイントは、塗るとオイルが揮発して、仕上がりがさらっとするものを選ぶこと。ベタつきがあるものはオイルが多く残っているので、まばたきでよれたり時間がたつとくすんだりします。また、ラメの粒が大きいアイシャドウを使いたい場合は、接着剤となる油分が多いクリームやリキッドタイプがおすすめです」(花王 坂田さん)
パウダーアイシャドウ はよれにくいものが多い傾向
クリームアイシャドウ はさらっとするものが◎
リキッドアイシャドウ はラメ入りタイプの強い味方
右が粒の小さいパール剤、左が大粒のラメ剤。粒が大きいと重みで剥がれやすくなるため、油分多めの剤形を選ぶのがベター。
粉(色材)をベースに“つなぎ”として油分や保湿剤を少量配合しているパウダーアイシャドウは、よれや色ぐすみが起こりにくいものが多い。クリームやリキッドアイシャドウも、揮発オイル配合のさらっとしたものならよれにくい。リキッドアイシャドウはオイルや水分などの揮発量が多いので、乾燥肌だとパサつきを感じることもある。
【結論】
しっとりなじみつつも表面がさらっと仕上がるものを選べば、形状を問わずよれにくい。
研究員が教える、くずれにくい塗り方テク
- チップやブラシで薄く密着させる
「よれや色ぐすみを防ぐためには、やはり薄く均一に塗ることが大切。チップやブラシなどのツールを使うのがおすすめです。指だと塗布量の調整が難しいかも」(ポーラ 飯田さん)
パウダーアイシャドウで実験。チップとブラシは薄く均一に塗れるのが一目瞭然。指で塗りたい人は量をとりすぎないように調整を。
- パウダーonクリームの極薄重ねづけでもちアップ
「密着感を高めたいなら、クリームアイシャドウを下地として薄く塗り、パウダーアイシャドウを重ねるのもおすすめ。クリーム状のアイシャドウ下地を使うのもいいと思います」(ポーラ 十塚さん)
エディター大塚がセレクト!
よれない&色持ちもいいアイシャドウ
A.しっとりなじむ絶品パウダー
しっとり密着するパウダーアイシャドウ。
クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ 4 ¥9,680(ケース込み)
B.さらっと仕上がるクリームカラー
まぶたにもチークにも使えるクリームシャドウ。
カネボウ化粧品 コフレドール 3Dトランスカラー アイ&フェイス BE-22 ¥1,760(編集部調べ)
C.ラメを保持するリキッドシャドウ
ラメ入りのリキッドアイシャドウ。
シュウ ウエムラ アイ フォイル ローズ ラスター ¥3,960
D.クリームとパウダーの組み合わせ
右上のクリームを薄く敷いてから他のパウダーを重ねるともちがアップ。
THREE ディメンショナルビジョンアイパレット 06 ¥7,150
『美的GRAND』2023夏号掲載
撮影/古水 良(cheekone・人物)、松本拓也(静物) ヘア&メイク/AYA(LA DONNA)スタイリスト/後藤仁子 モデル/大塚まゆか 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。