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メイクHOW TO
2023.3.3

大人のファンデは「スキンケア塗り」が基本!長井かおり式クリームファンデーションの塗り方|美的GRAND

ベースの魔術師・長井かおり直伝。リキッドファンデーションよりも簡単、ノーテク&時短で驚く程キレイな仕上がり!

クリームファンデーションだからできる
するするのばすだけの「スキンケア塗り」提案


厚みのある装いにも負けない長井式「スキンケア塗り」で仕上げた肌の、存在感あふれる美しさ

高機能なアイテムの魅力を最大限に生かす塗り方

今季大注目のクリームファンデーション。せっかく取り入れるなら、最も美肌に見える塗り方で上手に使いこなしたい!そこでこの方、肌作りのテクニックといえば長井かおりさんの出番です。

「クリームファンデーション、私も必ずメイクボックスに入れています。カバー力と高い保湿力を兼ね備えているところが、乾燥しやすいこれからの季節、大人の肌には頼もしいですね」(長井さん)

新作クリームファンデをひと通り試した長井さんが感じたのは、パワーアップしたスキンケア効果。「まるで保湿クリームのように肌に溶け込む、みずみずしい質感に驚きました。肌を覆い隠すようなカバー力ではなく、スキンケア効果が際立っている感覚。この魅力を生かすには、保湿クリームのように肌に溶け込ませる『スキンケア塗り』を提案したいです。下地は省略し、ファンデーションの贅沢な潤いを届けて。気になる部分には重ねづけすれば完成度が高まります」

高機能なアイテムだからかなう、簡単&美肌なテクニックを今すぐ試して。

【Point 1】色は 「頬と同色」 または 「やや明るめ」 を選ぶ


「くすみやすい大人の女性は、やや明るめか、顔の中でも明るい頬に合わせてファンデーションの色を選びましょう。これはクリームでもリキッドでも共通のルールです」(長井さん)

 

【Point 2】 下地は不要 。スキンケアのように肌に塗り込んで


「今季のクリームファンデーションは潤いたっぷりで肌に密着します。この魅力を生かすために、下地を使わず、スキンケアを浸透させるかのように塗って」(長井さん)

 

【Point 3】コンシーラーを使わず、ファンデの 重ね塗り で仕上げる

「スキンケアのように塗り込むだけでも自然なカバー力でキレイに仕上がるのですが、大人の隠したい色ムラには重ねづけを。なじみつつしっかりカバーして、美しさが際立ちます」(長井さん)

【基本の塗り方】指の腹でするするのばす「スキンケア塗り」でナチュラル艶美肌

潤いを浸透させて肌と一体化。厚塗り感ゼロの仕上がり

1.いつもよりやや多めの量を使用

両手に広げて肌に潤いを浸透させるように塗るので、使う量はいつもよりやや多め。全顔用で直径1cm程度を目安に、指の腹にとる。

2.両手の指全体に薄く広げる

両手の指を合わせて、乳液やクリームを塗るときのように広げる。薄く均一に広げることが、ムラなくキレイに仕上げるコツ。

3.頬の内側からくるくるなじませる

まずは頬の内側から外側に向けて、くるくると円を描くように塗る。この段階で完璧なカバーは求めず、続けて額や目元、口元にも。

4.フェースラインに薄く溶け込ませて

ハリを失った大人の肌は塗った部分と塗らない部分の境目が目立ちやすいので、フェースラインにも

5.指に残ったものを色ムラが気になる部分に

ぼかし込むようになじませて。最後に、指に残ったものをシミやくまなど色ムラが気になる部分に重ねてカバー。艶の質感でアラがとぶので、目立たなくなればOK。

6.両手で包み込んでさらに溶け込ませる

スキンケアの最後にする感覚で、両手で顔を包み込んでファンデーションをなじませる。この後フェースパウダーを重ねて。

 

使ったのはこちら

とろけるようなテクスチャーに美容成分を贅沢に溶け込ませたクリームファンデーション。光でトラブルをぼかし、透明感あふれる仕上がり。
クレ・ド・ポー ボーテ ル・フォンドゥタン n SPF25・PA++ 全7色 30g ¥33,000

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Nagai’s point


下地は、もちろん使ってもOKです
「クリームファンデの潤いを生かすために下地なしを提案していますが、使わない方が良いということではありません。くすみや凹凸を事前にカバーしておきたい人やUVカットを強化したいときは、先に下地を塗って」

(モデルを務めたのは)瀧内公美さん
たきうち・くみ/女優。1989年、富山県生まれ。主演作『由宇子の天秤』をはじめ多数の映画で存在感を発揮。『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ)などTVドラマでも活躍し、今注目を集める女優のひとり。『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ)にも出演。

 

『美的GRAND』2023冬号掲載
撮影/石倉和夫(人物)、池田 敦(CASK・静物) ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/後藤仁子 モデル/中山由香 構成/大塚真里

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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