川口春奈さん「ご縁を感じたものは、全力でやり切る」|『美的』1月号スペシャルインタビュー
最近、大きなお仕事を数々こなし、美しさもますますアップデート!なのにどこまでも自然体だから私たちは惹かれてしまうんです♪ぐっと近づいても驚きの美肌、その秘訣も教えていただきました。
川口春奈|気負わず、アップデート中。
2021年も残り約1か月。1年を振り返ると、今年最も活躍した女優のひとりと言っても過言ではないのが川口春奈さん。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』では織田信長の妻、帰蝶を演じて記憶に残る存在感を放ち、春ドラマ『着飾る恋には理由があって』では主演を務めるなど、大きく飛躍した年に。そして2021年の紅白歌合戦では司会を務めるというニュースも!さらに11月19日には映画『聖地X』も公開された。実はこの作品、コロナ禍以前の2019年にオール韓国ロケで撮影されたもの。
「ジャンルとしては一応ホラー映画なのですが、単純に“きゃー、怖い”というのとはちょっと違って、いろんなことを考えさせられる作品になっています。人間ドラマもしっかり描かれているので、普段ホラー映画をあまり観ない方でも楽しんでいただけると思います」
元々以前から旅行などで訪れ、韓国は大好きだという川口さん。ロケ撮影も楽しめたのでは?
「そうですね。ただ、今までソウルとかいわゆるシティの方にしか行ったことがなくて。今回の撮影では、観光で行かないようなローカルな場所が多かったので新鮮でした。海外で作品をすべて撮影するというのは初めてだったのですが、韓国料理も好きなので、そういった面ではストレスもいっさいなかったです」
現在26歳――。この映画でもヒロイン役を務め、作品を背負うことに対する意識も少しずつ増しているという。
「昔よりは良くも悪くもプレッシャーみたいなものはあります。ただ、私自身あまり貪欲な感じのタイプではないので、作品もスタッフの方もすべてはご縁や出会いだと思っていて。あまり気負いすぎず、だけれどご縁を感じたものに対してはちゃんと掴んでやり切りたいなという風に思っています」
そんな自然体の川口さんの“素”の魅力は、自身のYouTubeチャンネルでものぞくことができる。ひとりラーメンや宅飲みをしたり、すっぴんからメイク完成までを公開するなど“女優さんの素顔ってこんな感じなの?”と親しみがもてるチャーミングな魅力がたっぷり♪
「YouTubeは自分のオフな部分を見ていただけたらと思っていて。こういった雑誌の撮影みたいにカッコよかったり、キレイではない一面を出して、見てくださる方はもちろん自分も思いきり楽しめたらなって。ゆるっとやっています(笑)。週1くらいで更新していろんな企画をさせていただいていますが、今後やりたいのは旅行。今の状況が落ち着いたら、もっとアクティブにどこかに出かけたいなと思っているので、楽しみにしていてくださるとうれしいです」
ご縁を感じたものは、ちゃんと掴んで全力でやり切りたい
PROFILE
1995年生まれ。モデルとして芸能活動をスタートし、2009年に女優デビュー後、多くのドラマや映画、CMに出演。YouTube『川口春奈オフィシャル はーちゃんねる』は登録者149万人、インスタグラム(@haruna_kawaguchi_official)はフォロワー329万人をもつなど、SNSでも圧倒的な人気を誇る。
『美的』2022年1月号掲載
撮影/三瓶康友 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) スタイリスト/小川未久 デザイン/Jupe design 構成/安井千恵
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。