仕事と結婚どっちが大事? 一人暮らしが快適で同棲できる気がしないetc.…人生の転機のお悩みを賢者が回答!
結婚・出産・転職・マイホーム購入…などなど、『美的』世代の多くは、人生を左右するたくさんの転機が訪れます。仕事でも判断を迫られるケースが増える上、「自己判断で」という難しいシーンにたびたびぶつかるからこそ、「失敗したくない」「周囲に左右されて迷ってしまう」「ついつい結論を先延ばしに…」というあなたに、美容家の神崎 恵さん、美容研究家の樋口賢介さん、PR・コミュニケーションストラテジストの土屋香里さんの3名の先輩たちがアドバイス。婚活・結婚についてのお悩みに答えてもらいました。
結婚に関する人生の転機のお悩みを賢者が回答!
【婚活】周りはみんな結婚してしまったけれど、出会いがまったくない私。今、流行りの婚活サイトに入会するべき?
A.まず明確にするべきは、あなたが結婚したいかどうか!
「結婚しなくちゃいけないなんて、それは昭和の価値観。今は令和ですよ、結婚しなくてもいいし、したくないなら入る必要ないわ。あなたはどうしたいの?」(樋口さん)
A.今の時代、出会いの選択肢は多い方がいい!
「出会いの機会が減ってしまった今の時代、もしあなたが結婚したいなら婚活サイトに入るのもアリ。婚活に限らず、行動範囲を広げて新しい人に出会うことって、とても刺激になるし楽しいことだと思います」(神崎さん)
【結婚】最近希望の職業に転職して、ますます自分のやりたいことを優先して生きていますが、この年齢で未婚。親や周りからのプレッシャーもあるし、好きな仕事よりも結婚を優先した方がいいのか悩んでいます
A.仕事も結婚も、両方手に入れたっていい!
「まずは結婚や出産に本当に興味があるのかどうかを考えてみて。どちらかだけしか選べないと思わずに、興味があれば両方にチャレンジしてみては?」(土屋さん)
A.もっと自信をもって、自分らしく生きるべき!
「せっかく好きな仕事ができているんだから、そのまま続けてOK。結婚だけが幸せじゃないのよ。周りからのプレッシャーなんて、跳ねのけちゃいなさい!」(樋口さん)
【結婚】ひとり暮らしが自由で快適。この先、誰かと一緒に暮らせる気がしません…
A.樋口さんみたいにずっとひとりでいるのも幸せよ
「結婚はしたいけれど一緒に暮らしたくないなら、別々に暮らして週末会えばいいんじゃない? 樋口さんもそうだけど、あなたは仕事が充実していてひとりが楽しく快適で、とても幸せな方なのよ。それってすごく大事なことだと思うわ」(樋口さん)
A.結婚という枠を自分で狭めなくてもいい!
「結婚するから一緒に暮らさなくちゃいけないとか、我慢しなくちゃいけないというわけではありません。結婚にはいろんな形があるので、自分で選択肢を狭めずに、お互いが快適な形をパートナーと一緒に築いていけばいいと思います」(土屋さん)
【結婚】海外駐在が決まった彼氏に、結婚を迫る勇気がありません…
A.彼と結婚したいならまずは話し合うべき!
「あなたは一緒に海外に行きたいの? 行きたくないからそんなこと言ってるんじゃないの? 彼に『海外転勤おめでとう。今後どうされます?』と、自分の気持ちを伝えた上で話し合うべき。結婚の話を出すのはそれからよ!」(樋口さん)
A.彼と今後どうしたいのかしっかり考えて!
「単に『結婚』がしたいのか、その人とずっと一緒にいたいのか。まずは自分がどうしたいかを明確にした上で、素直な気持ちを丁寧に伝えてみて。それで向き合ってくれないなら、彼はそういう人。怖がらないで!」(土屋さん)
PR・コミュニケーション ストラテジスト
土屋香里さん
SK-IIのPRとして20数年活躍した後、2018年に独立。現在はPR戦略コンサルタント、講演、イベントなど、多方面で活躍中。
『美的』2021年3月号掲載
撮影/寺田茉布(LOVABLE) ヘア/赤羽麻希(joemi by Un ami) スタイリスト/石関靖子 イラスト/土井ラブ平 構成/内田淳子(本誌)、有田智子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1975年生まれ。美容誌を中心に、毎月数多くの雑誌、イベントなどで活躍中。自ら試し、本当にいいと実感できるものだけを薦めるスタイルが世代を問わず支持されている。著書累計発行部数は144万部を突破。2020年、24年ぶりに女優としてドラマ主演も果たす。