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2020.11.10

『だから私はメイクする』主演は神崎恵さんしか考えられなかった!?祖父江里奈Pインタビュー

©「だから私はメイクする」製作委員会
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“美のカリスマ”として知られる美容家の神崎恵さんが、地上波ドラマ初主演を務めているドラマパラビ『だから私はメイクする』(テレビ東京・毎週水曜深24時58分~)。

原作は、『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて連載中のシバタヒカリさん作の同名コミック。『浪費図鑑』で知られるオタク⼥性4⼈組・劇団雌猫によるエッセイ集『だから私はメイクする』(柏書房)を原案とした多くの⼥性に⽀持されている話題作で、様々な⼥性の「メイクをする理由」を描くことで現代をたくましく⽣きる⼥性たち(時に男性も)の様々な姿を映し出します。

 

©「だから私はメイクする」製作委員会
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そんな本作のプロデュースを務めるテレビ東京の祖父江里奈さんに直撃! 神崎さんのことや撮影現場の裏側、本作の見どころを伺いました。

* * *

神崎さんが原作の熊⾕そのもので手応えがありました

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――今回、地上波ドラマ初主演となる神崎さんを主人公の熊⾕すみれ役で起用されましたが、不安な気持ちなどはなかったのでしょうか?

主⼈公の熊⾕は、コスメショップのビューティーアドバイザーで、神崎さんそのもの。企画を考えた時点で、キャスティングは神崎さん以外考えられなかったですし、確信があったので、心配する気持ちは全くなかったですね。

劇中の熊⾕の言動は、神崎さんが普段からされていることなので、化粧品の扱い方など、私たちが説明しなくてもご本人が一番ご理解されていて。その指導はいらなかったので、ありがたかったです(笑)。

 

©「だから私はメイクする」製作委員会
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いざ撮影が始まり、神崎さんの演技を拝見した時も、悩むお客さんに寄り添う物腰の柔らかさが原作の熊⾕そのもので、手応えがありました。

――今回、キャストはもちろん、監督や助監督、カメラマンをはじめスタッフさんは、女性の方ばかりと伺いました。

もともとそんな意図はなく、私が選んだのは脚本の坪田文さんとチーフ監督のふくだももこさんだけで。カメラマンや助監督は制作会社にお任せしたのですが、結果、働く女たちが集まっていました(笑)。

こういう時は一緒にやりたい人に声をかけるのが主流なのですが、この作品はやはり女性の方が合うのかなと判断されたのかなと。かっこいい女性たちがテキパキと仕事をこなしていく、すごく刺激的な現場でしたね。

本物のコスメ売り場をお借りする以外、選択肢がなかった

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――撮影は本物のデパートで敢行されたんですよね?

そうなんです。今回のドラマでは、コスメ売り場という環境が肝。閉ざされた空間だったらセットを作れたかもしれませんが、コスメフロアはデパートの一画なので、リアリティを出そうとすると、本物のコスメ売り場をお借りする以外の選択肢がなくて。

大手の外資系配信会社さんだったら壮大なデパートの1フロアを作れるかもしれないですけど、我らは予算のないテレビ東京なので(笑)。西武池袋本店がOKしてくださって、無事撮影することができました。本当にありがたいですね。

 

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――営業終了後に撮影されていたそうですが、撮影は大変だったのでは?

日中はお客様がいるので、やはり営業終了後から開始前までしかお時間をいただけなくて。その中でまとめでて撮らないといけなかったので、神崎さんをはじめ出演者の皆さんや、あらゆるスタッフの皆さんに、「ごめん!ここだけは頑張って」とお願いしました(笑)。

神崎さんは子育てや家のこと、美容家としてのお仕事をこなされている中で、完璧に対応してくださっていて。本当に驚かされましたし、感謝しかないです。

 

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――放送されるドラマパラビ枠は攻めた企画が多い枠。また、テレビ東京のドラマ自体、エッジの効いた作品が多いですが、そういった作品が生まれる要因はどこにあると思いますか?

切り込むことを許してくれる環境ですかね。私たちはSNSなども制限されていないですし、割りと自由にやらせてもらえていて。攻めた内容が多いのも、テレ東だからそこにいくというわけではなく、そこにいきたがる人間が自由に動けるのが、テレビ東京のいいところだと思っています。

「ドラマパラビ」枠はタイトルにもあるように、配信サービスの「Paravi」が大きな影響力を持っていて。なので、配信を目的として作っていることもあり、他の枠のドラマより、より狭く刺さるテーマで、とがった企画が生まれています。

メイクドラマでありながら女性の生き方のドキュメント

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――最後に作品の見どころをお願いします。

メイクをする理由は、本当に人それぞれだと思っていますし、最近はメイクをしない自由も認められるようになってきていますよね。見た目に対するルッキズムがここ数年で変わってきていると思いますが、このドラマではあらゆるメイクをする理由を肯定しています。

主人公が毎回変わるオムニバス形式でそれを描きますが、きっと誰かしらに共感してもらえるはず。ぜひ見ていただいて、「こういう考え方の女性がいるんだ。私だけじゃなくてよかった」と、いろんな人のメイクをする理由を楽しんでいただけたらと思います。

また、メイクドラマでありながら、メイクそのものではなく、女性の生き方のドキュメントだと思っていて、とても実用的でもあります。劇中では、リアルな最新のブランドコスメも紹介しているので、観たら買いに行きたくなるかもしれないですね。パラビで先行配信されていて、日本全国どこでも見られるので、ぜひ楽しんでください。

 

©「だから私はメイクする」製作委員会
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【プロフィール】
祖父江里奈 プロデューサー
1984年生まれ、2008年テレビ東京入社。バラエティ番組の製作に関わった後、ドラマ部へ異動。これまで『きのう何食べた?』『来世ではちゃんとします』などを担当。

【番組情報】
ドラマパラビ「だから私はメイクする」
テレビ東京・毎週水曜深24時58分~
動画配信サービス「Paravi」で毎話独占先行配信中

取材・文・構成/高山美穂

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