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2020.11.4

吉田朱里が男ウケするメイクを解説!〜『だから私はメイクする』Specialインタビュー後編

©「だから私はメイクする」製作委員会
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“アカリン”という愛称で、NMB48としてのアイドル活動だけではなく、「女子力動画」を配信するYouTuber、コスメブランド「B IDOL(ビーアイドル)」をプロデュースし、男女問わず支持を集める吉田朱里さん。

そんな彼女が、“美のカリスマ”として知られる美容家の神崎恵さんが主演を務めるドラマパラビ『だから私はメイクする』(テレビ東京系・毎週水曜深24時58分~)に出演中。

本作の原作は、『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて連載中のシバタヒカリさん作の同名コミック。『浪費図鑑』で知られるオタク⼥性4⼈組・劇団雌猫によるエッセイ集『だから私はメイクする』(柏書房)を原案とした多くの⼥性に⽀持されている話題作で、さまざまな⼥性の「メイクをする理由」を描くことで現代をたくましく⽣きる⼥性たち(時に男性も)の姿を映し出していきます。

 

©「だから私はメイクする」製作委員会
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インタビュー後編となる今回は、10月24日に大阪城ホールで開催された「NMB48 吉田朱里卒業コンサート ~さよならピンクさよならアイドル~」でも注目を集めた吉田さんが、NMB48卒業後の目標や、男性ウケするアイドル時代のメイク、「B IDOL」の新アイテムについて明かしてくれました!

>インタビュー前編はこちら

ブラウンの薄いアイシャドウにコーラルピンクのリップは男性ウケ抜群!

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――アイドルとして活動する時はどんなメイクを意識されていたのですか?

アイドルは、やっぱりナチュラル主義。黒の方が絶対もれるのに、ブラウンのマスカラやライナーを使う人が多くて、これはアイドル特有かもしれないですね。

でも、私はもともとギャル雑誌を読んでいるタイプだったので、濃いメイクが好きで。アイライナーをペンシルでインラインしかかいてもらえないのは、すごく物足りなくて、メイクさんに隠れてラインをたしたりしていました(笑)。握手会で濃いメイクをすると、ファンに「今日、メイク濃くない?」とか言われることもありましたね(苦笑)。

――なるほど。このドラマでも、周りに濃いメイクをけん制されても自分の好きなメイクを楽しむ女性が描かれましたが、共感されたのでは?

そうですね。私は、メイクは使い分けでもあるのかなと思っているんです。自分が満足するための“かわいい”や、誰かに肯定されたときのうれしい“かわいい”とか、これは人によって、またその時の状況や気持ちによって、いろいろ違うはず。私はファンの方に「かわいい」と言われたい日は、ファンの方にうけるメイクをしていましたね。

 

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――なるほど(笑)。具体的にどのようなメイクがファンの方の好感を得やすいですか?

完全に男性ウケ狙いなんですが(笑)、アイライン控えめで、ブラウンの薄いアイシャドウにコーラルピンクのリップです。やっぱりこの組み合わせが、男性には一番人気。「B IDOL」のアイシャドウ「本命のブラウン」とリップ「告白PINK」の組み合わせは、男ウケ抜群なのでぜひ試してみてください(笑)

でも女の人からすると、その組み合わせは面白味がないとも思うんです。なので、「B IDOL」はそこから選択してほしいと思っていて。2回目のデートでつけるなら「駆け引きのPINK」、女の子で遊ぶ時は「秘密のオレンジ」だったりと、シチュエーションに合わせたカラーを展開しているので、全色持っていても楽しめるコスメになっていると思います。

「B IDOL」の発想はアイドルの経験があったからこそ

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――「B IDOL」のアイテムはネーミングが面白いですし、カラーの発色も素晴らしいです!どんな時にアイデアが思いつくのですか?

私のメイクは、初めてテレビに映った自分の顔が嫌で、「どうにかしてかわいくなりたい」と考えるようになったところから始まっているんです。ファンの人は「かわいくない」と言うメイクも自分はかわいいと思うからするとかもそうですが、振り返ると、全部“気持ち”が軸になっていて。

また、48グループは大人数なので、歌番組に出演できるのも一部だし、その中で画面に映るのも2秒くらい。その2秒に全てをかけないといけないので、とりあえず一番いい角度で一番かわいく映ろうという気持ちが強くて、ラメなどをめちゃくちゃ計算して入れていました。今の「B IDOL」の発想は、そういう経験があったからこそ、できているのかもしれません。

――ファンの人が「かわいくない」と言うメイクをするのは、アイドルとしてかなり勇気のいる選択だと思いますが、そこはどう気持ちの整理を付けていたのでしょうか?

そうですね。女子力動画を YouTube で始め、「私はこれや!」と思いそういうメイクをするようになってから、正直離れていった男性のファンの方も多かったんです。でも、それでも私はアイドルでは終わりたくなかったし、アイドルとして知名度を上げるためにも、これはやらないといけないと決めて。

そんな中、2016年の「NHK紅白歌合戦」の企画で一人一票アプリでしか投票できない総選挙があって。ファンの方がすごく頑張って私のことを拡散してくださったおかげで、6位をいただけましたし、その後のAKBグループの総選挙でも、前の年の77位からランクアップして16位になり、初めて選抜に入れました。

自分の好きなことをやってもついてきてくださるファンの方には感謝しかないですね。ファンの皆さんと築いた信頼関係が残っているからこそ、今年は男性のファンの方も使えるようなクリアのリップを出しました。

メイクをする方たちのメンタルに寄り添える存在でいたい

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――ステキですね。アイドルグループを卒業されてからはどんな事をやっていきたいですか?

コスメプロデュースはずっとしていきたいと思っていますが、一番は背伸びせず、素のまんまで、今の思いを伝えていくことですね。

10年間のアイドル活動でさまざまなインタビューを受けましたが、その時その時に思っている事は全然違うんです。今言ってることは、来年変わってるかもしれない。けど、それも全部、成長過程なので、YouTubeチャンネルで全部見せていきたいと思っていて。今までは美容がメインでしたが、料理やファッションなど、自分のライフスタイルをYouTubeにアップする予定です。

料理も4月に始めたばかりで上手ではないけど、それを出すことによって、「私もやってみよう」と思ってもらえる方がいたら。今はその時その時についてくれたファンの方と一緒に成長できたら楽しいなと思っています。プロじゃないからこそ教えられることもあるだろうし、ずっと等身大の存在でいたいですね。

 

©「だから私はメイクする」製作委員会
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――親近感も吉田さんの魅力ですよね。

ありがとうございます。元々はモデルや女優になりたいと思ってたんですけど、今までやってきて、それはなれないなと分かっていて(笑)。自分が自分でいることで、愛されたらめちゃくちゃうれしいですね。

あと、私はメイクをする方たちのメンタルに寄り添える存在でいたいです。「B IDOL」が「かわいい」と言ってもらうために必死な女子の一つの武器になったらいいですね。

――最後に、番組の見どころとメッセージをお願いします!

女の子はメイクする上で、色々と考えたりすると思います。このドラマは、メイクが自信に変わること、自分らしさを見つけられるということに気付ける物語ですし、男性の方にも自分の好きな子や彼女がメイクする理由を知っていただける機会だと思うので、ぜひ見てほしいです。あと、ドラマの中にも「B IDOL」が出てくるので、ぜひ見つけてください(笑)

【プロフィール】
吉田朱里(よしだ・あかり)
1996年8月16日生まれ。NMB48の1期生として2010年にデビュー。“アカリン”という愛称で、グループをけん引。アイドル活動だけでなく、モデル、YouTuber、コスメブランド「B IDOL」のプロデューサーなど多岐にわたって活躍。2020年10月24日には、「NMB48 吉田朱里卒業コンサート ~さよならピンクさよならアイドル~」が大阪城ホールで開催。11月18日発売の24枚目シングル「恋なんかNo thank you!」で初センターを務める。

【番組情報】
ドラマパラビ「だから私はメイクする」
テレビ東京・毎週水曜深24時58分~
動画配信サービス「Paravi」で毎話独占先行配信中

取材・文・構成/高山美穂

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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