安達祐実、美肌の秘訣を告白!“石けんオフメイク”で「肌が安定してきた」
クレンジング不要で石けん洗顔だけで落ちる「石けんオフメイク」。
発色もよくおしゃれなのに、肌は軽やかで心地よく、クレンジングによる負担がかからないことから肌の調子が良くなっていく――。女性にとってうれしいメイク術で、「マスクの下の最小限のメイク」や「Web会議用のメイク」というニーズにも合致し、ステイホーム期間に注目を集めています。
そんな「石けんオフメイク」についてまとめられた美容本『肌がきれいになる石けんオフメイク』(石けんオフメイク研究会・著 文藝春秋刊)は、昨年9月に発売され、2か月で4刷を重ねるなど大ヒット。
今年8月28日には、「石けんオフメイク」初心者にとっても実践者にとっても「こういうことが知りたかった!」という情報を盛り込んで前作から大幅にアップデートした続編『肌がきれいになる――石けんオフメイク&知的スキンケア』(石けんオフメイク研究会・著 文藝春秋刊)が発売になり、発売後2週間で3刷になるほど注目を集めています。
今回は、前作に続いて同書でカバーを飾り、さまざまなトレンドメイクやお悩み解決メイクにトライしている安達祐実さんにインタビュー。石けんオフメイクでのお肌の変化や、気になる石けんオフメイクアイテム、コロナ禍での変化、美肌の秘訣について語ってもらいました。
肌の潤いが保たれ、肌に触ると柔らかくなった気がします
――安達さんは、2017年から「石けんオフメイク」を取り入れているそうですが、お肌は当時からどのように変化されましたか?
私、すごく肌が敏感なんです。思春期の時はニキビとかできるタイプではなかったんですけど、大人になってから肌荒れやニキビができるようになってしまって…。皮膚科を受診するなどいろいろ試していたのですが、その時は一瞬だけ改善されても、繰り返しできていました。
「石けんオフメイク」を取り入れるようになってからは、だんだん変化を感じて。最近はお肌が安定するようになり、肌の底力が変わってきたと実感しています。
ニキビや吹き出物は全くでないってことはないですけど、できてもすぐ治るし、数も減ってきましたね。また、お肌の潤いが保たれ、カサカサやザラザラもなくなって。肌の深いところに水分が蓄えられている感じで、肌に触ると柔らかくなった気がします。
――今はどんなスキンケアをされているのですか?
本当にシンプルです。せっけんオフできる化粧品を使った時は、せっけんオフで対応して。仕事によっては、クレンジングが必要なメイクをしないといけない時もあるので、その時はクリームクレンジングでメイクを落としてから、優しく洗顔しています。
メイクを落とした後のスキンケアは、化粧水、美容液、クリームで、特別なことはしていません。しいて言えば、「せっけんオフメイク」を始めてから、オーガニックのアイテムに興味を持つようになって。敏感肌なので、より肌に優しく、刺激のないものを選ぶようになりました。
気分やお肌の状態にあわせて、いろいろなブランドのものを使っていますが、最近はさっぱりしたものが好きなので、タカミ(TAKAMI)などを愛用しています。
女性らしいけど発色が強いアイテムがお気に入りです
――『肌がきれいになる――石けんオフメイク&知的スキンケア』ではさまざまな「せっけんオフメイク」に挑戦されていますが、お気に入りだったメイクは?
ポイントメイクにピンクを取り入れた、VINTORTE(ヴァントルテ)のアイテムを使ったメイクです。マニッシュな感じで、普段の自分っぽいなと思います。
基本的に発色がよくて、柔らかい感じよりもバシッと決まるカラーが好きで。普段からオレンジやピンクなど、女性らしいけど発色が強いアイテムを取り入れることが多いですね。
――他に気になるアイテムはありましたか?
ONLY MINERALS(オンリーミネラル)のアイシャドウは、普段から使ってます。使い心地がすごくいいんです。しっとりするけど、さらっと仕上がるし、発色もじんわりでるのでおすすめですよ。
あと、ETVOS(エトヴォス)のクリームアイシャドウもお気に入り。つや感やラメ感があるものも好きで。MiMC(エムアイエムシー)のミネラルスムースシャドーはキラキラしているので、これから試してみたいです。
――今年の秋冬で挑戦したいメイクは?
いつも秋冬はマットで、夏になったらギラギラした感じになるんです。なので、秋はまたマット感があるものが自分の中では流行るんじゃないかなと思っています(笑)。
でもせっかくなので、新しいことにも挑戦してみたいな。ゴールドやブラウンにいきがちなのをやめて、逆に夏っぽい黄色やトロピカルな色をいれて、秋服に合わせるのも楽しそうですね。
常に肌を意識しておくことが大事にしています
――コロナ禍によるステイホームで自分へのケアは変わりましたか?
ステイホーム中は、子どもたちもお休みになったので、いつもより忙しくなり、絶え間なく家事をしていました(苦笑)。紫外線にさらされることがあまりなかったこともあってか、肌のトーンはちょっと明るくなった気がします(笑)。
ステイホーム中、特に意識していたこととしては、なるべくメイクはしたいなと思って、どこにも出かけないけど、メイクはしていました。
ケアも通常とそんなに変わらないですけど、家にいるからとおざなりにすると、肌の調子がなんとなく悪くなる気がして。お肌が乾いてきたと思ったら、化粧水を入れたり、お風呂の時にパックをしてみたり、気を付けるようにしていました。常に肌を意識しておくことが大事なのかなと思っています。
――マスクをすることで肌荒れを感じることはありますか?
マスクのせいかはわかないですけど、今までできなかったところに吹き出物がでるようになりました。マスクの繊維がかゆかったりすることも多いので、やっぱりマスクによってお肌が刺激されてそうですよね…。
私は、マスクは何種類か試して、刺激が少ないものを選ぶようにしていて。マスクによってはかゆく感じてしまうので、肌に合う布マスクを洗って使うようにしています。
美肌の秘訣は常にちゃんとお手入れをしてあげること
――最後に、安達さんが思う美肌の秘訣を教えてください。
年齢を重ねると、若い頃にはなかった悩みもでてきますし、年代によって悩みも変化していきますよね。肌が衰えていくことを「歳だから」と諦めがちですが、ちょっと手をかけてあげたり、気を付けてあげたり、使うものを選んだりすることによって、変わることができて。
10代の頃のようにはいかないかもしれないですが、「肌を整えてあげるとキレイになれる」とここ数年で実感しているので、常にちゃんとお手入れをしてあげることが、美肌の秘訣なのかなと思っています。
『肌がきれいになる――石けんオフメイク&知的スキンケア』は、細かいお悩み相談のページがあって、個人的にすごく勉強になりました。美肌へのヒントがたくさん詰まっているので、ぜひチェックしてみてください。
【プロフィール】安達祐実
あだち・ゆみ。東京都出身。1981年9月14日生まれ。A型。2歳でモデルとして芸能活動を始め、1994年、ドラマ『家なき子』(日本テレビ系)で注目を集める。その後、多数のドラマ、映画に出演。今年は、本人役で出演したドラマ『捨ててよ、安達さん。』(テレビ東京系 金曜24時52分~)で主演を務めた。10月23日公開の映画『リトル・サブカル・ウォーズ~ヴィレヴァン!の逆襲~』に出演。2021年公開の映画『樹海村』も控えている。プライベートでは、二児の母親でもある。
ピアス¥9,000/ソムニウム(03-3614-1102) その他/スタイリスト私物
ヘアメイク/岡田知子(TRON) スタイリング/船橋翔大(DRAGON FRUIT)
撮影/深山徳幸 取材・文・構成/高山美穂
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。