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2019.10.27

冷えの原因は年代によって違う!自分に合う方法で正しく冷えとり【最新温活】

徐々に気温が下がってきて、“冷え”が気になる女子たちは、そろそろ体を冷やさないための“温活”を始める時期です。ただし、ひと口に“冷え”と言っても、その原因や効果的な温め方は、年代によって違うのだとか。先日行われた「桐灰化学メディアセミナー」に、明治国際医療大学鍼灸学部学長の伊藤和憲先生が登壇し、冷えの実態と年代別の対策をお話されました。

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冷えの原因は大きく分けて3タイプ。2030代に多いのは「ストレスタイプ」

「冷えはその原因によって、『ストレスによる冷え』『内臓機能低下による冷え』『筋肉低下による冷え』の3タイプに大きく分けられます。傾向としては、2030代に多いのがストレスタイプ、4050代は内蔵機能低下タイプ、60代以降は筋肉低下タイプ。ただし2つや3つのタイプが複合的に起こる場合も多いので、まずは自分の冷えがどのタイプに近いかを見極めることが大切。タイプによって、ケア法も異なります」(伊藤先生)

末端が冷えやすいストレスタイプ手足を温めて!

「ストレスタイプの冷え症を見極めるには、両手をひじまで合わせて上に上げてチェック。ひじの位置を口より上に上げられない人は、ストレスの蓄積で体が固くなり、末端まで十分な血液が行き渡りません」(伊藤先生)

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「このタイプは、手足が冷たくなりやすいので、そこをしっかり温めるのが◎」(伊藤先生)。

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内蔵機能低下タイプおなかや背中、腰周りの温め

4050代になると、手足の冷えだけに止まらず、おなかや腰周り、背中まで冷えてきます。内臓機能の低下が影響していて、体の深部が冷えているサインです。内蔵の冷えは、舌の色に反映されやすく、正常なら淡紅色の舌が淡白色になり、もっと進むと紅色や紫色へ」(伊藤先生)

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「このタイプの温めポイントは、おなかや腰周り、背中周り。それらの部位を温めると、血液の分配がよくなります。あとは根菜類など、温熱効果ある食品を積極的にとることが大切です」(伊藤先生)

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筋肉低下タイプ運動が基本!

「筋肉量や筋力の低下は、片足立ちを何秒できるかでチェックできます。30秒以上保てないのは、筋肉が落ちている証拠。60代以上に多い現象です」(伊藤先生)

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「筋肉量低下タイプの方は、体全体の温度を上げるため、インターバル歩行や山登りなどの全身運動が効果的。入浴も首までゆっくりつかって、リラックスするようにしましょう」(伊藤先生)

自分の“冷え”タイプに合った対策と将来のための予防をさっそく始めてみてはいかが?

構成/つつみゆかり

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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