大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112
美容女子の間で、「クリアケースでコスメの整理をしている」との声もよく聞く、おなじみの無印良品。
2019年4月4日に、衣生食(衣服・生活雑貨、食品)のすべてが揃う世界最大級の旗艦店として、無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」とレストラン「MUJI Diner」を併設し、「無印良品 銀座」がオープンしたことはご存知でしょうか?
そこで今回は、“ホテルはいかに!?”と、メディア向け内覧会に潜入してきて感じた「MUJI HOTEL GINZA」のすごいところをレポートします!
「MUJI HOTEL GINZA」、は、中国の深セン、北京に続く3カ所目で、国内では初めて。銀座・並木通りに位置していて、地上10F(6~10Fはホテル)、地下1Fという構成。ホテルは6~10Fにあります。
場所が場所だけに、私も訪れる前は「都心にあるこじゃれたホテルは、お値段が張るもの。ここも贅沢な銀座価格なのだろうな~」と思っていたのですが、なんと最もお手頃価格の客室(タイプA)は、セミダブルベッドタイプで¥14,900(しかも税、サービス料込)!
14平米ですが天井が高く、バスルームの入り口の扉を収納スペースとして活用するなど、広々と感じられる工夫が随所に見られ、滞在は快適そのもの。
コンセプトが“アンチゴージャス、アンチチープ”というだけに、価格帯にも大いに納得でした。ちなみに後から空室カレンダーを調べたところ、このタイプAの客室は8月の中旬まで満室(!)。人気の高さをひしひしと感じますね。
「MUJI HOTEL GINZA」の客室は9タイプ、全79部屋。部屋は1〜2人定員がベースで、追加料金を払えば最大4名まで泊まれる部屋もあります。
話を聞いてさらに驚いたのは、価格設定。曜日やシーズンに伴って価格が変動することなく、いつでも、同じ部屋を同じ価格で予約することができるのです! これは珍しく、週末や祝日を含む連休でしか旅ができない方にとって、実にありがたい設定ですよね。
¥14,900~29,900(税、サービス料込)の客室数が多く、最も高価格の52平米の客室(タイプI)でも、オールシーズン¥55,900(税、サービス料込)というのは、銀座ではとても貴重です。
ホテルの多くの部屋が、なぜこんなに細長い間取りなのかと言うと、オフィスビル用の建物の特徴を活かしているから。統一感のある無駄のないインテリアと、2.8mという天井の高さのおかげで圧迫感はまるでなく、むしろ存分に癒されるのは、無印良品ならでは。
中には、2段ベッドで、各ベッド脇に本棚のある客室(タイプG)も。子供の頃を思い出すかもしれません。
畳の小上がりのある客室(タイプE)は、外国人観光客に人気がありそうですよね。
アメニティは大部分が、無印良品。そして、パジャマやスリッパ、コーヒーメーカーだけでなく、アロマディフューザーや壁掛けBluetoothのスピーカーも、全室に標準装備されています。ランニングウェアの貸出サービスなどもあるので、積極的に利用したいですね。
館内や客室のあらゆる場所に石や木、土といった自然素材がふんだんに用いられ、旅先でありながら、いつもの生活の延長という感覚も、心地よく過ごせるポイントでしょう。
さて、魅力は客室以外にもたくさん。宿泊せずとも訪れないともったいないのが、6Fです。デザインやカルチャーを発信する場所として造られた「ATELIER MUJI GINZA」は、2つのギャラリーとサロン、ライブラリーがある寛ぎのエリア。
おしゃれなサロンは朝10時から深夜2時まで空いている穴場なので、デートではもちろん、女子会で話したりないときのもう1軒としても、使い勝手が良さそう!
朝、昼、夜と食事を楽しめるのが、6Fのホテルフロント横に設けられたレストラン「WA」。
日本各地のふるさとの味を楽しめる和食店で、6月までの初回は“大分県”をテーマに、とり天、ごまだしうどんなどがお目見え。注文ごとに一合羽釜で炊き上げる飛騨高山コシヒカリのお米や、腕利きの作り手から集める日本酒などが堪能できます。
手の届く価格で、お部屋で寛ぐような居心地の良さを感じられる「MUJI HOTEL GINZA」。滞在中に気に入ったアイテムがあれば下のストアで購入ができるし、1Fのマルシェや量り売りのティースタンド、ベーカリーを見て回るのもワクワクしそう。
次回はぜひ長めの滞在で、魅力を味わい尽くしたいと思います!
<取材協力>
MUJI HOTEL GINZA>>
大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
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