大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112
2019年が始まり、もう半月がたってしまいました!美的読者のみなさんは、新年らしく「今年こそはダイエットに成功したい!」「美肌になりたい!」など、美容目標を掲げた方も多いのではないでしょうか?
でも、現実は、お正月休みにご馳走を食べ過ぎてしまって、思い通りには進んでいないかもしれません。そんな今こそ、美意識を変えるようなホテルステイはいかがでしょうか?
東京からのアクセスが良く、年間を通して人気の温泉リゾートと言えば、箱根。そんな箱根の静かな山の中に、80年代に建てられたホテルを“エシカル”をテーマにリノベーションしたホテルがあります。
洋室が4室、和室が3室という全7室のこじんまりしたホテルは、エシカル=環境保全や社会貢献をテーマにしているだけあって、歯ブラシの用意はなく、アメニティの石鹸はオーガニックな手作り、お部屋の建材や内装材も、可能な限り自然素材を使用しているというこだわりっぷり!
お部屋からは、冬から春にかけて海から昇る日の出を眺めることができます。
ホテルの食事は、玄米・穀物・野菜を中心に、旬の食物をバランスよく組み合わせた食事法「マクロビオティック」の考え方を取り入れた、フレンチキュイジーヌ。
通常メニューの監修は、マクロビ界の巨匠といわれる元キュイジーヌ・エ・サンテリマの岡田英貞シェフ。地元箱根の食材、とくに地元の有機野菜をふんだんに使用して、地産地消を目指しています。
また、南仏生まれの調味料ブランド「メゾンブレモンド 1830」とのコラボレーションレストランとなっているのも特徴。
こだわりのオリーブオイルや多種のフレーバーのバルサミコやトリュフ入りの調味料が揃うブランドで、2018年の秋に、日本橋髙島屋S.C.新館1Fに日本初のフラッグシップショップもオープンし話題になっています。お食事の際には、食事やバーで味を試すことができますよ。
そんな「ビオテラス オルガニカ箱根」は、マクロビオティックなどの専門家などとのコラボイベントも積極的に行っているユニークなお宿でもあります。そこで私も、せっかく滞在するのであれば、と、アメリカを拠点に世界中でマクロビオティックを実践し、活躍されている西邨(にしむら)マユミ先生を招いて行われたイベントに参加してきました。
マユミ先生は、2001年から通算10年間にわたり歌手マドンナ一家のパーソナル・シェフを務め、ワールドツアーにも参加した他、数多くのセレブリティーにも食事を提供している凄い方ですが、素顔はとても気さくでチャーミング!
マクロビオティックを無理なく続けてもらいたい、という思いから、一週間に一回からでも実践できる“プチマクロ”を提唱されているだけあって、料理作りも、食事も、先生を囲んで行う和気あいあいとしたスタイル。こじんまりしたホテルならではの醍醐味ですね。
この日の夕食のメインは、ヴィーガンソーセージと白い豆のキャセロール。動物性食材を一切使用せず、ひよこ豆や野菜、グルテン粉などを混ぜあわせたソーセージは、弾力があり、スパイスも香る本格派! ヘルシーながら見た目も豪華で、おもてなしメニューにも良さそう。
朝食は、玄米と豆腐のみぞれとお粥、、地元で採れた野菜のお漬物、オニオンスープ、梅醤油番茶というメニュー。お出汁がきいていて、シンプルながら食べ応えはばっちり。自宅でみぞれ粥を作る場合も、圧力鍋で炊いた玄米に豆腐と水を加えて、中火で吹きこぼれないように沸騰させ、弱火にして約8分間煮て、大根おろしと醤油、レモン汁をいれるだけという手軽さです。
本格的なマクロビ食は初めての私でも、気軽に挑戦しやすいレシピでした。「自分の身体・体調と相談しながら、合うものを見つけて楽しんで!」と、マユミ先生がお話されていたのが印象的。
次回は、箱根やホテル内でさらに美力を高められるようなアクティビティをお届けします。
<取材協力>
大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。