大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112
女子旅に人気の東南アジアの都市として、必ず名前が挙がるタイ・バンコク。美しい仏教建築はもちろん、美味しいタイ料理やタイマッサージが楽しめるなど、女性にとって魅力にあふれている土地ですよね。
今回は、バンコクで話題のフォトジェニックスポットとして、仏教寺院から運河ツアー、そしてタイ発のラグジュアリーなアロマの世界をお届けします!
まずは、最近SNSでも話題となっている寺院「ワット・パクナム(Wat Paknam)」。
仏塔の最上階にあるドーム型の天井に描かれた幻想的な天井画は、思わず息をのみ、時間を忘れて見入ってしまうほど!
タイは仏教の国として、寺院が手厚く保護されてきました。なかでもバンコクには、王宮にゆかりの深い、伝統ある寺院が数多くあります。
金色の巨大な寝釈迦仏があるバンコクで最も歴史の古い寺院「ワット・ポー」、タイ王室の守護寺として知られている「ワットプラケオ(エメラルド寺院)」、チャオプラヤー河の岸辺に美しい大仏塔がそびえる「ワットアルン(暁の寺)」と、有名な寺院は多くありますが、こちらは三大寺院より人が少ないので、写真を撮りやすいのも女子旅には嬉しいポイント(笑)!
煌びやかな仏塔が多い中、真っ白の外観もシンプルで素敵ですよ。
日本で知られているタイのコスメやアロマのブランドはいくつかありますが、現在、日本に直営店がなく、ぜひ訪れていただきたいのが「カルマカメット(Karmakamet)」。
“香りの研究者”の異名をもつ創業者が、アジアの国々の厳選された素材を取り入れて融合させた、タイ発の香りの専門店です。
今回は、バンコクの日本人街と言われるプロンポン近くにある、一軒家のショップを訪れました。
このプロンポン店には、「Karmakamet Diner」というレストランも併設されています。週末のランチタイムに訪れたので、たくさんの人で賑わっていました。
アロマが陳列されている店内は薄暗く、外の暑さも忘れ、香りを嗅ぎながら店内を見て回るだけでも、心が落ち着きます。
全て自然由来の素材を使い、素材の良さを最大限に引き出す抽出方法や調香方法を日々探求しているというだけあって、フローラルの香りに少しスパイシーさが加わっているなど、複雑かつ奥深い香りばかり。
ウェブサイト(日本語)でも購入は可能ですが、タイでの価格の3倍ほど(!)。そう考えると、現地でブランドの世界観に浸りながら、アロマを購入できる機会は貴重ですよね。また、ムエットなどでほぼ全ての香りを試してから購入できる点も、失敗がなく安心です。
コスメのほかに、香りを染み込ませたサシェやブックマークなどの雑貨もあるので、お土産にもおすすめです。
最後は、バンコク在住の友人も知らなかった、穴場のインスタ映えスポットをご紹介。
バンコクから車で1時間半ほど走った隣町の”マハサワットコミュニティー”で、運河のボートツアーに参加すると、タイの人々の暮らしが垣間見える体験ができます。
小川をボートでのんびりと運行し、まず訪れるのは、ロータスファーム! フラワーマーケットで販売するために育てている蓮の農園が一面に広がります。
ところどころ、淡いピンク色の花が咲いている風景をボートから見る時間は、とても穏やかでリラックスできますよ。
私が訪れた時間には、偶然バンコクの旅行番組のクルーが撮影をしていました。海外からこの場所を訪れている観光客が珍しかったようで、少しインタビューを受けました。日本からは見ることができませんが、放送されたのかな?
そのほか、お米を使ったご当地スナックが食べられるスポットや、ガック(Gac)フルーツと呼ばれる、抗酸化作用が抜群で栄養価の高いフルーツが栽培されている農園などにも、立ち寄ることができます。
この日に参加したツアーは、1台のボート料金が350バーツ(約¥1,200)。それに立ち寄りの追加料金として、1人100バーツ(約¥350)がプラスされるお手頃価格。バンコクの市街地から少し足を伸ばすだけでも、人々の暮らしを垣間見ることができます。
今回、私がどうしてこの場所を知ったかと言うと、滞在したホテル「シェラトングランド・スクンヴィット,ラグジュアリーコレクション(Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel)」の敏腕コンシェルジュ、ジェームズさんに手配していただいたから!
このような、少し郊外の観光スポットを訪れるには現地の方の確かな情報が必要なので、ホテルのコンシェルジュデスクに相談してみると良いでしょう。旅の充足感も上がりますよ!
<取材協力>
※カルマカメット(Karmakamet)>>https://www.karmakamet.co.th/en/
※シェラトングランド・スクンヴィット,ラグジュアリーコレクション(Sheraton Grande Sukhumvit, A Luxury Collection Hotel)>>http://www.sheratongrandesukhumvit.com/jp
大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
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