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2017.10.21

快挙!あのグレース・ケリーのドレスを日本人が再現!

世界一美しい花嫁・グレ―ス・ケリーが纏ったエレガンスの象徴と言える「世紀のドレス」が、2016年、日本人の手により再現されました。ハイネックの総レースドレスは、品良く露出控えめで、まさにロイヤルプリンセスの鏡です。
今年の5月、スナップチャットCEOと結婚を発表したミランダ・カーも、グレ―ス・ケリーのドレスをお手本にしたと話題になるほど、今もなお、全世界の花嫁の憧れのドレス。時代を超えて愛されるクラシックウエディングのお手本といえるでしょう。

01気品に満ちた容姿と振る舞いから「クール・ビューティ(cool beauty)」と賛美されたグレース・ケリーという女性をみなさん、知っていますか?
グレース・ケリーは、マリリン・モンローと同じ時代に活躍した女優で、巨匠ヒッチコックの映画にも多く出演し、25歳でアカデミー賞女優賞を受賞した歴史に残る大女優です。

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しかし、ハリウッド女優として人気絶頂にあったグレース・ケリーは、26歳という若さでモナコ公妃へ転身します。女優として輝くキャリアを捨て、公妃となるグレース・ケリーの結婚は、“世紀のロイヤルウェディング”として、世界9か国で放映されました。
誰もが憧れるシンデレラストーリーを歩んだグレース・ケリーですが、実は、親日家な一面がありました。生前は、華道をはじめ日本文化を愛好したこともあり、現在、モナコには美しい日本庭園が息づいています。

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そんな想いがつながり、2016年に日本とモナコ公国は国交樹立10周年を迎えました。メモリアルイヤーにあわせて「Grace Kelly展〜永遠のエレガンス〜」が銀座、横浜、大阪、岡山、名古屋、二子玉川にて開催されました。そのオフィシャル事業として、ロイヤルウェディングドレス複製のプロジェクトが日本でスタート。しかし、ドレス製作に必要な情報の枯渇や素材の入手など、一般的に不可能と思われるような状況だったと、グレース・ケリー展実行委員であり、特殊衣装と国際婚礼文化の研究を行うプリンセスルーム代表の木村麻子さんが制作秘話を話してくれました。

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「アメリカ・フィラデルフィア現地関係者の全面協力によって、グレ―ス・ケリーが実際に着用したドレスの貴重な資料を提供していただきました。さらに、日本のレース専門家のご紹介で、17〜18世紀に作られた希少な手編みのレースをベルギーで入手することができました。最高級の素材を使用し、日本の高い技術力と多くの人の情熱が注がれた奇跡のドレスが完成したことは、女性達の夢や憧れの実現だと信じています。再現されたドレスが永久の友好の象徴として、日本とモナコとの友好の架け橋となればうれしいです」

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ベルギーレースのハイネックにハリのある質感のシルクタフタのスカート、パールが施されたジュリエットキャップとロングベールなど限りなく忠実に復元されました。その品質と再現性の高さは、モナコ公国・モナコ大公宮殿から招聘するクーリエからも高く評価されました。そして、驚くべきことに、2017年10月23日、モナコ大公宮殿・モナコ公国アルベール2世大公殿下へ献呈式が決定しているのです。モナコでの様子は次回vol.2でお届けしたいと思います!

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2017年9月27日(水)、香川県高松市「栗林公園」、10月5日(木)、東京駅前にある「TRAVEL HUB MIX」においてウェディングドレスの特別展示と木村麻子さんによる製作秘話を語るトークイベントが行われました。全国各地より多くのお客様が来場されました。

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公妃の冠
19世紀中頃に織られたバラの花が印象的なアンティークレース「ポワン・ド・ローズ」を中心に、小さなモチーフを組み合わせ、ベルギーの繊細なデュセスレースを使用。パールで作った葉や手作りの粘土でひとつずつ作られた花で飾り、当時の髪飾りになっている。

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身頃
全体はボビンレースで作られたブラッセル・レースで覆われ、ところどころに針1本で作られたニードル・ポイント・レースの「ポワン・ド・ローズ」がアプリケされている。ブラウスの前と袖口はレースのくるみボタン。レースにはパールがポイントとしてあしらわれモチーフを一層引き立てている。

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トレーン
「ポワン・ド・ローズ」の中でも繊細で華やかなデザインのアンティークレースをふんだんに使い、ニードル・ポイント・レースのモチーフをアプリケして豪華さを出している。

 

<取材協力>
グレース・ケリー展実行委員
プリンセスルーム
http://www.princess-room.com

モナコ政府観光会議局
http://www.visitmonaco.com/jp

 

株式会社プリンセスルーム代表取締役
一般社団法人全日本伝統文化後継者育成支援協会代表理事
木村麻子
ブライダル、特殊衣装製作、ブランディングプロデュースを専門とし、新需要と雇用を生み出すことを目指した国産の“特殊衣装の製作”や“特殊素材開発”を行う。また、伝統文化、教育など、様々なテーマで全国各地での講演を行う。2016年、日本三大賞の一つ、皇室(宮家)から賜る民間最高褒賞「東久邇宮文化褒賞」を受賞。

 

●文/木村真悠子

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