親子で初めてビーチスパ体験♡ フィジーで過ごすウキウキの春休み|美容ライター&17歳。メルボルン母娘美容Days
長女の高校留学を機に、オーストラリア・メルボルンに移住した美容ライター・夏目 円さん。海外で遭遇する美容のアレコレを綴るビューティログ第14回は、母娘で初フィジー。日本が秋を迎える今、北半球は春まっさかり、ベストシーズンの南国の離島でのスパ体験、コスメ探索……旅心を誘う写真とともにルポ!【美容ライター&17歳。メルボルン母娘美容Days_vol.14】
ねえねえ。今度の春休み、どこか行こうか?
オーストラリアの高校は4学期制で、9月下旬から10月初旬まで2週間の春休みとなります。
「うーん、あったかいとこ行きたいよね。ビーチとか行きたいなぁ」
私たちが計画を立てていたのは今から3か月程前。メルボルンは真冬で、東京とほぼ変わらない程に寒い時期でした。オーストラリアって何となく温暖なイメージがありますが、メルボルンがあるヴィクトリア州は地図でいうと下のほう(南東部)にあり、しっかり四季があります。
「じゃあ、思いきってフィジーでも行ってみる?」
「うんうん、そうしよう!」
オーストラリアから直行便で5時間、フィジーに到着
オーストラリアの人気リゾートといえばバリやフィジーで、直行便だと5時間程度です。さっそく、いつもお世話になっているLCC航空会社、ジェットスターのサイトを開いてセール情報をチェックしました。運よくひとり往復400オーストラリアドル(約4万円)のチケットをゲット、ホテルはBooking.comで1泊300オーストラリアドル(約3万円)を3泊予約しました。
フィジーには雨季(11月〜4月)と乾季(5月~10月)があり、私たちが訪れた9月末はベストシーズン! 気温は27度前後ですが湿気がなく、からっとしていてとても過ごしやすかったです。
船に乗ること30分。離島の「マラマラビーチクラブ」へ
フィジーの過ごし方は、ハワイのようにショッピングをしたり街歩きをするというよりも、離島を楽しむのが正解だそう。そこで、ナンディ(中心地)のデナラウ港から船に乗って30分、マラマラ島の「マラマラビーチクラブ」の現地ツアーを申し込みました。島全体がまるっとビーチクラブになっているという天国のような場所で、船代込みでひとりあたり180フィジードル(約12,240円)でした。
船を降りた瞬間、私たちは言葉を失いました。こんなに美しい島は今まで見たことがありません。真っ青な空、白い砂浜、透明度の高い海……。しかもビーチクラブなので、パラソルはもちろんビーチチェアにソファベッド、レストランもあります。そして、何と! ビーチフロントのスパがあり、着いた瞬間にフロントに行って予約しました。私は全身トリートメント60分コース90フィジードル(約6,120円)、娘はヘッドマッサージ60分コース80フィジードル(約5,440円)にしました。
ホテルもない離島なので、ビーチクラブを利用している人以外はいません。おそらく100人にも満たないので、海はほぼ独り占め! 日差しは強烈ですが、ムシムシしないので、ずっとビーチにいたくなります。
海向かってブランコをこぐ……。今思い出しても泣けてきます。
親子ふたり、人生初のビーチスパを体験!
“いつかはしてみたい!”と思っていたビーチフロントでのスパ。ようやく実現することができたのも嬉しいのですが、まさか娘と一緒なんて思ってもみませんでした。一方の娘は、恥ずかしいのか、緊張するのか、あまり乗り気ではなかったのですが、「せっかくだし、またとないチャンスだからやったほうがいいよ!」と、半ばゴリ押し……。
スパは人気(ひとけ)のないエリアにあり、想像通りプライベートな雰囲気に包まれていました。歩いてすぐの距離にビーチがあって、ベッドが2台、並んでいます。案内された私たちは隣同士にごろんと横になり、トリートメントがスタート。波の音、爽やかな風、気持ち良すぎるマッサージ……、こんなに素晴らしいスパ体験は人生初! エステティシャンの方の技術力も高く、終わった後は全身がすっきりするだけでなく、気持ちまで軽くなりました。
フィジーの人たちは心やさしい人ばかり。“Bula”(ブラ。こんにちは)とよく声をかけてくれます。ベッドのすぐ向こうには真っ青な海が広がり、波の音を聞きながらトリートメントを受けられます。
娘にとっては初めてのスパ体験でしたが、かなり満足したようです。
「ヘッドマッサージ、すごく気持ち良かったー! ありがとう」
言葉は相変わらず少なめでしたが、とてもいい笑顔をしていました。きっと、一生忘れることができないスパ体験になったことでしょう。もちろん、私も一生忘れませんよ。
念願の「PURE FIJI」はナンディ空港で大量購入!
ビーチに行くと決めたからには、紫外線対策は万全に。そこで持参したのが、オーストラリア生まれの日焼け止め「Le Tan」と、リップクリームの定番「CARMEX」。とくにLe TanはUVA、UVBからも肌を守り、しかもウォーターレジスタンス処方。私は20分おきに塗り直したので、肌も赤くならず日焼けを逃れましたが、娘は水着の跡をつけたかったようで、少しだけ日焼けしていました。
〈左〉Le Tanは、ビッグボトルを購入しましたが、3分の2は使いました。スプレータイプで塗り直ししやすかったです。そして、うっかり日焼けするのが唇。リップケアの定番CARMEXもひっきりなしに塗り直しました。〈右〉水分補給は、もちろんフィジーウォーター!
マラマラ島がすっかり気に入った私たちは、翌日も、まさかのおかわりをして3日間の滞在中、2日間を離島で過ごし、最終日のみ、ホテルのプールを楽しみました。ナンディの中心地には行かなかったので、買い物は空港で済ませようと早めにチェックインして化粧品売り場をくまなくチェックすると、探していた「PURE FIJI」を発見! 最高級のコールドプレスココナッツオイルをベースに、フィジーでとれたトロピカルな成分を配合したフィジー発の有名ブランドです。以前、お土産でいただいたことがあり、香り、テクスチャー、仕上がりに大満足したので、絶対に買おうと決めていました。私はボディクリームとキャンドル、娘はボディローション、シャンプー、コンディショナー、キャンドル(しかも香りはすべてココナッツ!)にしました。
〈左〉娘が大事に使っているPURE FIJIのヘア&ボディ。ココナッツの香りはとてもナチュラルで、目を閉じるとマラマラ島を思い出します。〈右〉私自身のお土産に、もうひとつ購入。フィジーで見つけたナチュラルコスメ「NAMA FIJI」は、海ぶどう(英語でもsea grapes)を主成分としたスキンケアで、とくにスクラブと美容液が秀逸、アンチエイジング効果も高いそう。
ちなみに……。17歳のコスメポーチ
フィジー旅に娘が持ってきた大量のメイク用品。さすがに多いと思いますが……。
春休みを利用した3泊4日のフィジー旅。ろくに調べないで出かけましたが、離島の美しさに感動し、フィジーの人たちもやさしく私たちを迎えてくれました。できることなら、また訪ねたいです。日本からもフィジーエアラインが就航していて、週2で直行便があり約8時間で行けるそうです!
次回は、夏のオーストラリアから一足お先にクリスマスコスメの情報をお届けします。日本と同じようにこの時期にしか入手できないコフレがたくさん発売されるので、娘目線のおすすめをご紹介しますね。
\お知らせ/
夏目 円さん、初の著書! 留学を検討中のご家族はもちろん、えいっ!と背中を押してほしい人へ
このたび、連載「美容ライター&17歳。メルボルン母娘美容Days」の夏目 円さんがKindle本 『50歳からの初海外移住〜15歳娘とふたり大冒険 in Melbourne〜』 を出されました! ぜひご一読ください!
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。