綾瀬はるかさん「くせ毛を生かしたナチュラルなヘアを楽しんでいます」｜『美的』11月号スペシャルインタビュー

人と比べるのではなく、自分の好きなことを追求すること。自身の中でベストを尽くすこと。たとえうまくいかなくても、次に進むために気持ちを切り替えること。キャリアを重ねてもなお、いつだって心も体も健やかであり続ける、綾瀬はるかさんのマインドやキレイを育む日々の暮らしにクローズアップ。

綾瀬はるか｜肩の力を抜いて、自分らしく。

リラックスして過ごす日常がピュアな美しさを育む

穏やかで自然体、そして唯一無二の清らかな美しさで多くの人を魅力し続ける綾瀬さんが、約2年ぶりに『美的』表紙に登場。前回出演時は作品のためにショートへとばっさりカットし、短い髪に合わせてまつげをぱっちりとさせるメイクを楽しんでいる、と語っていました。

「懐かしいな、伸びましたね（笑）。今、撮影以外ではくせ毛を生かしたナチュラルなヘアを楽しんでいます。ちなみにメイクは赤リップを指で薄くぽんぽんっとつける感じにハマっています」

美容に対して無理に頑張りすぎず、できる範囲でという向き合い方も綾瀬さんらしいナチュラルなキレイを育む秘訣。

「最近は寝る前にマッサージャーで頭皮をほぐしたりしています。これがすごく気持ち良くて。頭皮に使えるアロマオイルを数滴垂らしてからやると、すごくリラックスできて呼吸も深くなる気がします。ジムのトレーナーさんに頭皮が固いね、と言われて取り入れるようになったのですが、その肝心のジムは今ちょっとサボり気味…、そろそろ行かなきゃ（笑）」

と、気負いがない。最近のプライベート時間は友人と会ったり、料理や掃除をしたり、Netflixを観たりと、役に集中する期間にはできないことを楽しんでいるそう。そしてこの秋、主演映画『ルート29』が公開となる。綾瀬さんは他者と必要以上にコミュニケーションをとろうとせず、鳥取で清掃員として働く女性・のり子を演じ、少女・ハルとの旅を通して、空っぽな心にさまざまな感情が満ちていくロードムービーだ。

「誰かと話すことで救われたり、心が動いたり…。芝居をする、ということについても深く考えさせられましたし、この作品を通して、自分の中で改めて原点に立ち返れたような気がしています」

俳優

綾瀬はるか

あやせ・はるか／1985年生まれ。映画やドラマなど多くの作品で強い存在感を放ち、CMなどでも幅広く活躍。主演映画『ルート29』が11月8日から公開されるほか、写真集として2013〜2024年の集大成となる『原色 綾瀬はるか 2013-2024』（文藝春秋）、「食べる」をコンセプトとしたイタリア ローマ編『ハルカノセカイ 05』（講談社）が発売中。

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