小林ひろ美さんの「夏老けしない涼しげ顔」3つの理由|美的GRAND
1年で最も過酷なシーズンでも美しい、それ即ち、夏に強いは真の美人なり。スキンケアから生活習慣まで、美を支える秘訣を聞きました。
保湿しても潤いにくい人は角質ケアから早めの見直しを
冬の乾燥、春には花粉。最近は紫外線まで。季節ごとに変わる美肌の大敵をブロックし続けてきた夏本番前の肌は、角質が必要以上に厚く固くなっていたり、古い角質が蓄積しがち。
「角質を毛穴の奥から取り去ったり、正常な厚みに整える作業をなくして、透明感や紫外線の強い夏に健康な肌状態をキープすることは難しくなります。その第1段階が整ったら、浸透力の高い化粧水でたっぷり潤し、角層を柔らかくほぐしましょう。また、夏こそクリームが大切に。ベタつくことなく潤いをキープできるものを選び、それを朝も使うことで、紫外線の影響を受けにくい肌状態を保つことができるはずです」(小林さん)
ブラウス ¥64,900(プレインピープル青山〈プレインピープル〉) ピアス ¥20,900、ネックレス ¥29,700、リング ¥26,400(ノル ジュエリー)
01.夏本番前に肌をソフトニング
まずは毛穴に詰まった角栓や肌表面の古い角質を優しくオフし、潤いが浸透&保たれやすい肌環境に整える。「乾燥肌の人は鼻周りやあご先など、ゴワつきやすい部分のみでもOK。毛穴も目立ちにくくなります」(小林さん)
左/毛穴汚れや古い角質を2種のゼリー構造でオフする朝用洗顔。
シロク N organic Bright ホワイト クリア ジェルウォッシュ 150g ¥3,300
右/毛穴&角質&潤いケアが1本で。拭き取り美容液。
コーセー ONE BY KOSE クリアピール セラム 120ml ¥3,850(編集部調べ)
02.朝晩、化粧水で満タン保湿
潤った肌はバリア機能が高く、紫外線ダメージを受けにくい。夏こそ、意識的に保湿を。「仕上げのクリームは顔の外側から内側になじませるのがコツ。Tゾーンが自然と薄づきになり、顔全体の潤いバランスが整います」
濃密な潤いで満たし、さらなる美しさを育む化粧水。
クレ・ド・ポー ボーテ ローションイドロA n[ 医薬部外品]170ml ¥13,200
\これも好き/
栄養豊富で保湿力にも優れたロバミルク配合のクリーム。
美・ファイン研究所 セブンフロー パワーエステクリーム EX 30g ¥9,350
03.太陽光を味方につける日焼け止めを使う
「太陽光に反応して効果が高まる日焼け止めを使い、大好きな夏を楽しむ予定!」。B.Aは太陽光の中でも肌に良い赤色光だけを透過させる設計。オバジCは内包された2種のビタミンCがあふれ出し、光ダメージをケア。
左/自然なトーンアップ効果があり、メイク下地としても使える。
ロート製薬 オバジC デイセラムUV SPF50+・PA++++ 30g ¥3,300
右/近赤外線やブルーライトなどもカット。ハリ感を高める。
ポーラ B.A ライト セレクター SPF50+・PA++++ 45g ¥12,100
Profile
こばやしひろみ/美容家。今すぐできて効果的な美容情報&テクにファン多数。「美・ファイン研究所」主宰。1964年生まれ。
『美的GRAND』2024夏号掲載
撮影/ 寺田茉布(LOVABLE)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/程野祐子 構成/北川真澄
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。