祝『美的』創刊23周年！田中みな実さんや土屋太鳳さんからもお祝いメッセージが♡

皆さんに支えられ、『美的』は23周年を迎えることができました。『美的』編集長・中野瑠美の感謝の気持ちと、『美的』でおなじみのかたがたから届いたお祝いコメントをご紹介します！

『美的』創刊23周年。ご愛読、本当にありがとうございます！

変わるものと、変わらないもの

2001年3月、『美的』は創刊されました。
皆さんは、当時のことを覚えていますか？
まだ生まれていない方も、幼くて記憶にない方も多いでしょう。
私は、趣の異なる編集部に在籍していましたが、新しい雑誌、しかも美容の専門誌が新たに出版される！ということで驚きと共にワクワクした気持ちになったことを昨日のことのように覚えています。

’01年、携帯電話はもっていましたが、今のようなスマートフォンはなく、SNSがこんなに広まるなんて考えてもみませんでした。
創刊号を開いてみると、当然ですが今とは雰囲気の違うメイクやファッション。
当時は目元を強調したメイクが全盛期で、皆マスカラを3度塗り、4度塗りが当たり前でした。
私自身、憧れの誰かになりたくて、美容は女性がするものだ、と思っていました。

けれど今、「美的クラブ」の皆さんとお話をしていると、憧れの人はいるけれど、なりたいのは「美のポテンシャルを最大限引き出した自分」だと感じます。
もちろん、そこに性別は関係ありません（新しい美的クラブには男性も加入してくれました！）。

23年間は、変わっていくには充分な長さです。
けれど、『美的』にとって変わらない大切なものもあります。

創刊号の表紙にもあり、今も変わらず左上に掲げているキャッチフレーズ『「肌・心・体」のキレイは自分で磨く』は、美容を健康なども含めたホリスティックな視点で捉えた、『美的』らしさが最も感じられる言葉です。
その中で徹底した読者目線の企画を、これからも変わらず大切にしていきたいと思っています。

読者の皆様、そして支えてくださる皆様のおかげで、『美的』は23周年を迎えられました。
難しい最新のスキンケア知見や、大人にも似合うトレンドメイクのちょっとしたコツ、食事のとり方やインナーケア、そして心のバランスについて、今日も、明日も、きっと20年後も、「肌・心・体」のキレイは自分の〝意思〟で磨くことを実践している読者の皆様の、ヒントにつながる情報を届けて参りたいと願っています。

小学館『美的』編集長　中野瑠美