森 香澄さんのアナウンサーメイクを聞いたら、勝負日に使えるヒントがたくさんあった！

2023年春にテレビ東京・アナウンサー部を卒業。フリーアナウンサー・タレントとして活躍するほか、最近は俳優業にも挑戦中の森 香澄さん。局アナ時代はほとんどがセルフメイクでの出演だったそうで、美容への探究心はとっても深くて熱くてオリジナリティも満載！　そんな森さんに、きちんと感と好感度を両立したアナウンサー顔を作るメイクテクを聞いたら、デートにも使えそうなネタが満載だったので紹介します♡

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森 香澄さん「自分に負担をかけすぎない方が、肌がキレイになった実感が♡」｜愛用アイテムを大公開

【BASE MAKE-UP】質感のコントラストを効かせて『知的美人肌』に

「アナウンサー業のときは、ツヤはあるけれど端正な印象も強い肌作りを意識しています。UVケアとメイク下地は、テカりに見えないツヤタイプのものを厳選。ファンデーションは、マットな要素を含みながらも厚塗りにならないタイプを愛用。質感にメリハリをつけて肌作りをしておくと、自然光でも強いライトの下でも、ツヤ過ぎたり反対に粉っぽく沈んだりせず、きちんと感のある印象をキープできます」（森さん）

STEP1：ツヤの出るUVケアを顔全体に

「トランスルーセントタイプなのに、毛穴も目立たなくなります。顔全体に指で薄くのばしています」（森さん）

STEP2：ツヤ感メイク下地を顔全体に重ねる

「私は部分的にテカリやすい混合肌ですが、テカリとは一線を画すキレイなツヤがこのメイク下地で仕込めます。こちらも顔全体に指で薄く広げます」（森さん）

STEP3：少量のファンデーションをスポンジ塗り

「アナウンサー業のときは絶対コレ！　小さなパール粒くらいの量を、両頬、額、鼻の頭、あご先の5点に分けておき、スポンジでのばしてたたき込んでしっかりなじませます」（森さん）。素肌よりワントーン明るい色を選び、ナチュラルにトーンアップさせるのもコツ。

【EYE MAKE-UP】涙袋メイクで大きく＆ライン技で凛とさせる

「涙袋までが“目”と捉えてメイクすると、目が断然大きく見えます。ラメもさりげなく取り入れて、明るい目元に。アイライナーは目尻の角度が大切。目尻ギリギリまで目元のカーブに沿って下げ、2~3mm程度平行にのばします」（森さん）。かわいげを匂わせつつ、真の強さも感じさせる“本命の眼差し”を作りたい人はぜひマネして！

⚫️アイメイクの愛用品と使い方をCHECK！

STEP1：涙袋の下にラインを引く

「使っているのは、透ける影用グレージュ色のリキッドアイライナー。涙袋の外側にうっすらと線を引いて、涙袋の存在感をアップさせます」（森さん）

STEP2：涙袋の中央にコンシーラーをオン

「とっても柔らかいのにくずれにくい、ライトベージュ色の涙袋ペンシル。涙袋の上下を外し、黒目の下にピンポイントでのせて立体感を高めるのがコツです。のせた後、ラインの両端だけ指でぼかしてなじませて」（森さん）

STEP3：両サイドからアイシャドウで攻め込む

「シナモンカラー（左上）をチップにとり、涙袋全体に薄く重ねます。下まぶたの目尻と目頭の両端から中央に向かって、コンシーラーがくずれないように優しく塗り、グラデーションをつけて立体的に」（森さん）

STEP4：涙袋のセンターに微細ラメを重ねる

「キラキラしすぎは子供っぽくなるのでNG。超微細ラメのベージュ系を選び、コンシーラーをのせた部分の内側に“ちょん”とのせます。オフの日は下まぶた全体に薄く広げ、潤み目メイクにすることも」（森さん）

STEP5：上まぶたメイクはSUQQUを長年愛用

「入れ方は季節や天候、番組のテイストなどによって異なるけれど、マット質感のブラウンベージュ（右上）をアイホールの内側までやや太めに入れることは鉄則！　凛とするけれど抜け感や優しさもちゃんとある、これ以上のブラウンにはまだ出合えていません」（森さん）

STEP6：ブラウンペンシルでインサイドを埋める

「上まつげの下からミディアムブラウンのアイライナーを入れ、目頭から目尻までラインを引きます。このアイライナーは本当ににじみにくくて、優秀！」（森さん）

STEP7：黒ライナーですき間埋め＆凛とさせる

「まずは上まぶたの黒目の外側から目尻まで、まつ毛とまつ毛の隙間を埋めるように、黒のアイライナーを点で置きます。目尻ギリギリまで点で置いたら、目尻から2mmほど平行にラインを引き、ほんのり強くてきちんと感のある眼差しに演出」（森さん）。仕上げに、上下まつげにダマになりにくい黒マスカラを塗って完成。

【CHEEK MAKE-UP】チークゾーンにチーライトを。頬骨の上にチークを

森さんはインタビューの仕事を通して、女優さんをはじめキレイな人はみんな、頰の中央あたりの三角ゾーンに光が集まっていることを発見。「マネしたところ、ハイライトだと光が強すぎてしまったので、おすすめはチーライト（チークのような血色感があり、光り具合がナチュラルなハイライト）。なじませ役としてチークをCゾーンに入れています」（森さん）

STEP1：逆三角形状にチーライトをオン

「シアーベージュのグロウチークを指にとり、涙袋の指１本分くらい下の範囲へ、逆三角形状に入れます。小鼻より下には入れず、比較的狭い範囲にのせます」（森さん）

STEP2：オレンジピンク系チークを目尻の手前までオン

アイメイクでも愛用。上2色をブラシでブレンドし、チーライトと少しだけ重なるようにして笑うと高くなる位置から目尻の手前まで、斜め上に向かって薄くチークを入れて。「水族館や薄暗いレストランなど、青白い光が多い場所へ行く時はオレンジを多めに。反対に、遊園地や自然光をあびる時間が長いときは、少しだけピンクを多めにすると、肌がキレイに見えますよ！」（森さん）

【LIP MAKE-UP】落ちにくいリップを直塗りして、抜け感を演出

カメラの前に一度立ったら、食レポをしてリップが落ちようと、メイク直しはほぼ不可能なのが、アナウンサー業務の実情。「さっと塗ってもラフすぎず、落ちにくいリップが本当に強い味方です！」（森さん）

「ベージュニュアンスを少しだけ含んだ、おしゃれな上にきちんと感もあるレッド。輪郭から大きくはみ出さないように注意しながら、丁寧にじか塗りします」（森さん）

ブラウス￥2,790（Olu.）　イヤーカフ￥15,400・リング￥15,400（プラス ヴァンドーム）　

メイクを研究して実践してカメラの前に立ち、出来上がった映像を見て反省して（カメラの前に立ったら、メイクチェックもお直しもできないため）、再びメイクを研究するという、絶え間ぬ努力の成果を惜しみなく公開してくれた森 香澄さんには本当に感謝です！　この記事を読んでくださった「美的.com」読者さんは、ホリデーシーズンの今や、新しい出会いが増える春先などにも、ぜひ今回紹介した「森 香澄流・好感度メイク」にトライし、ハッピーを呼び込んでくださいね♡

PLOFILE
もりかすみ／フリーアナウンサー、タレント、俳優。知的さと透明感と色っぽさをバランスよく備えたルックスにファン多数！　日曜ドラマ「たとえあなたを忘れても」（テレビ朝日系）にも出演中。Instagram@mori_kasumi_

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