きぬたん：こんにちは。きぬたんこと美容エディターの小内衣子です。大好評（！？）なこの連載、今回は「サウナの中では何しているの？」というテーマで、サウナプロデューサーの笹野美紀恵さん（みきたん）と話してみたいと思います。みきたんは何しているの？
みきたん：私はね、サウナに入る時はだいたい濡らしてしっかり絞ったタオルを顔に巻いて入るかな。そして肋骨（ろっこつ）に手を当てながらゆっくり深呼吸。こうするとね、心が落ち着くのと同時に、カラッカラに乾燥しているサウナの中でも顔の潤いが保てるし、さらに毛穴が蒸されて毛穴ケアにもなるからおすすめなの。
きぬたん：さすが、みきたん。やることやってますな。私はね、サウナ中はゆっくり首・手首・足首を回しているくらい。そうすることで、血流がさらに良くなるかなと思って。手首と足首に関しては、水風呂の中でも必ず回しているの。10回回したら反対回りも10回。100カウントしてから出るようにしています。
みきたん：それがきぬたんのサウナルーティンね。
きぬたん：でもね、本当はもっと“美になるルーティン”を身につけたいの。美肌になるとか心底リフレッシュできるとか。ぜひ、みきたんに教えてもらいたいです。
みきたん：OK！ じゃあ、私が編み出した、“本当にととのっちゃう・美肌になっちゃう・よく眠れちゃう”メニューを教えてあげましょう。
きぬたん：ヤッター。教えて教えて！
みきたん：じゃあ、おすすめのサウナルーティンを順序立てて教えますね。
（1）まず、シャワーで体を軽く洗って、髪も濡らして（まだシャンプーはせず）湯船に1～2分入って体を温める。
（2）濡らしたタオルをよく絞って、サウナへGO。この時は3～4分間でいいので顔に巻いて深呼吸しながら顔を蒸らして。
（3）一度出て、顔・体・髪を一気に洗いましょう。蒸されて毛穴が開いているから、Wクレンジングするとお顔はツルンツルン♪
（4）ここからが本格サウナの1回め！ 顔にタオルを巻いて、6～7分間じっくり温まる。
（5）水風呂は1分間。両手を上げて入ると水が冷たすぎないのでおすすめ。
（6）椅子を探して2～3分休憩。濡れタオルで目を覆って（視覚を遮断して）トクトクと脈打つ自分の心臓音に耳を傾ける。できれば壁に頭を寄りかからせてリラックス。お水もゆっくり3～4回飲みましょう。これが1セット。
（4）～（6）を3セットすると、椅子で休憩している間にぼやぼや～っとしてきてなんとも言えず気持ち良くなります。
きぬたん：それが“ととのった～♡”だね。聞いてるだけでほげーっとしちゃう。
みきたん：サウナに入っている時間は、自分のペースでいいので無理して長時間入る必要なし。だんだん慣れてくると汗が出てくるタイミングもわかるしね。
きぬたん：そうそう。私は大体92℃くらいのサウナだったら8分・8分・8分の3セット。でも、100℃前後のサウナだと6分がせいぜい。要は汗が出ればいいのです。
みきたん：じんわりの汗がいちばん体に良くって、急にドバーッと出た汗には、ミネラルが多く含まれていて一緒に流れてしまうし、ニオイもしちゃうの。ミネラルが減ると足がつったり、貧血やめまいなども起こすから、必ずアミノ酸ドリンクなど飲んで気をつけてくださいね。
きぬたん：みきたん、このままサウナ行こうか。ととのいたくなった～！
みきたん：行きましょう！ 渋谷？ 恵比寿？ どこにする～！？
＼みきたんおすすめの「サウナドリンク」はコチラ！／
みきたん：サウナで汗をかいたらビタミンCやミネラルが流れ出てしまうので、ビタミンCのデトックスウォーターが良いです。そのため、よく自家製でレモネードを作ります。
【自家製レモネード】
レモンを輪切りカットして5-6時間蜂蜜に漬けておき、その後炭酸で割るだけです。
簡単なので、ぜひ皆さんもサウナドリンクとして作ってみてくださいね！
静岡生まれ。高校大学とアメリカに留学し、現地でスカウトされ帰国後モデルとしてファッション誌や広告で活躍。2008年にはミス・インターナショナルファイナリストに選ばれる。30歳で明治大学専門職大学院に入学し、マーケティングを学ぶ。在学中から神保町で「カレーに合うビール」など、数々のプロデュースを手がけ論文を書く。その後、サウナブームと共に脚光を浴び、“サウナしきじの娘”として、飲食・宿泊施設・温浴施設などのプロデュースに東奔西走する日々を送る。10月には、宮崎・延岡にある病院の屋上にプロデュースしたサウナがオープン。
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※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
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