青木良文さん連載【美容と人生の幸福なカンケイ】vol.2 美しさを育てる｜美的GRAND

青木良文さんの新連載「美容と人生の幸福なカンケイ」。美しく生きたい45＋に贈る、エイジングケアの裏技をお届けします。

vol.2 美しさを育てる

青木良文／あおき・よしふみ

『フィガロジャポン』など多くの女性誌で、最新モードの編集・ディレクションを手掛けている傍ら、各メディアで連載する占いやイベントが大人気！

ひとつ前の春号からスタートしたこの連載は、“45歳からの裏技ビューティ”がテーマ。グラン世代の大人たちは、外見の美しさ以上に内面から放たれる輝きや考え方などの“印象”の美しさに差がつく年代です。しかも、今の「風の時代」は“印象”の時代でもあるので、美しい“印象”を育てることがとても大事になっています。そのために役立つのが、僕がこれまで勉強してきた風水に基くラッキーアクション。一見美容と関係がないようにも見えますが、実践するうちに“印象”が美しく磨かれていく。僕も体感している秘訣を、ほかのビューティページでは得られない“裏技”としてシェアする連載です。

さて、6月から始まる3か月間は、生命力のある美しさを育てるとき。まず、6月は梅雨で水の気に満ちているから、水の気＝女性らしさを象徴する潤いやみずみずしさをチャージできるときです。雨の日は嫌いな人も多いと思いますが、この運気を開運につなげるコツは、「雨を楽しむ」こと。憂鬱な気分を忘れ、雨を「恵みの雨」「潤いの雨」と捉えてハッピーな時間へと変換するのがおすすめです。そして、この期間は保湿に重点を置いてリッチなスキンケアをじっくりしておきましょう。というのも、このタイミングに肌に潤いをしっかりと蓄えておくことが重要。その次の7、8月は美しさを象徴する火の気をもつときなのですが、6月に水の気をしっかりチャージしておかないと、次の火の気で乾いてしまうとも。女性は水の気でできていると考えられているので、みずみずしさが足りないと火の気の季節の美しさを充分育てることができません。夏がもたらすのは、太陽が象徴する生命力を最大限に引き出したエナジェティックな美しさ。内側が潤いで満たされていてこそ、あふれる生命力が美しく輝きだします。それぞれの月のアクションは段階を踏んで、次の美しさへと導くもの。毎月のティップスを楽しみながら実践して、ぜひ美しさをパワーアップさせていってください。

みずみずしさを育てる「ラッキービューティアクション」

雨を楽しむ

「通勤が面倒だったり、気圧が気になったり…ついつい雨の日をマイナスに捉えてしまいがちだけれど、あえてポジティブな気持ちで楽しむこと。おしゃれなレイングッズを取り入れたり、雨の日のご褒美としてリッチなスイーツを食べるなどもいいですね。6月は梅雨で雨が多い時期だけれど、女性は水の気でできていると考えられているので、この時期に雨を楽しむと、その後の季節の美しさが増すといわれています。少しでも雨の日を憂鬱、イヤと思うと効果が薄れるので要注意！」

潤うケア

「雨が多く水の気が満ちている6月は、潤いが入りやすく水の気をチャージするチャンス。肌や体にもいえることなので、潤いにこだわったリッチな保湿のスキンケアや体内を潤わせるケアをするのがラッキーアクション。水の気をためることで女性らしいみずみずしさが備わり、若々しい印象に。」

目力をつける

「7月と8月は火の気のシーズン。目は火の気をもつパーツなので、アイメイクにこだわって目力を出すと、生命力のある美しい印象に。ただし、黒は水の気をもつ色なので、目の印象を強めるなら黒以外の色で。ネイビーやブラウンなど黒以外の深色で強調するのが◎です。」

頭皮マッサージ

「火は上へ上へと燃え上がるものだから、夏のシーズンは高いところに気が宿るといわれています。頭皮がこって固くなっていると、天からの気を得られないといわれているので、ヘッドスパで頭皮をすっきりディープクレンジングしてもらうなどはとても良いアクション。頭皮マッサージに通う、セルフでスカルプケアをするなどで、柔らかで清潔な頭皮をキープしましょう。」