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2023.3.29

自分の「見た目」に落ち込んでしまう…こころの病「身体醜形症」10のサインをセルフチェック!

顔や身体の自分の「見た目」を何度も気にしたり、落ち込むことはありませんか?もしかしたら、あなたも身体醜形症かもしれません。『自分の見た目が許せない人への処方箋 こころの病「身体醜形症」の治し方』(小学館)では身体醜形症にまつわる誤解や、身体醜形症になりやすい人、身体醜形症を克服する方法を紹介しています。

身体醜形症とは?

「身体醜形症」とは自分の「顔」や「見た目」に過剰なコンプレックスを抱く心の病のこと。何時間も鏡で自分の顔をチェックしたり。人の目が気になって外出できなくなったり、美容整形を繰り返すうちに整形依存になるケースもあります。
『自分の見た目が許せない人への処方箋 こころの病「身体醜形症」の治し方』(小学館)著者の中嶋英雄さんは、精神科医と形成外科医の両方の免許を持つ日本で唯一の医師。中嶋さんは長年形成外科医として、美容整形を希望する患者さんと接していく過程で、「見た目」の悩みの根底には、見た目へのコンプレックスだけではなく、「現在の自分を受け入れることができない」こころの状態に問題があることに気がつきました。たとえ美容整形をしても患者さんが「整形した自分」を受け入れることができず、整形を何度も繰り返す整形依存に陥ってしまうケースを度々見てきたからです。

本書では、「顔」や「見た目」の悩みに苦しんでいる人たちの苦しみの原因を解き明かし、その上で、「見た目」の悩みを根本的に解決するためには、まず第一に患者さんが「ありのままの自分」を受け入れることができる「こころの免疫力」をつけることが必要であることを伝えています。そして本書では、読者が「こころの免疫力」をつけるため、自分でできる様々なケア方法をご紹介しています。

「こころの免疫力」を高めた上で、それでも美容整形が必要だと考えるのであれば、その時には美容整形を利用するのも手段の一つだと中嶋先生は指摘し、信頼できる美容外科医の見極め方も語られています。

\セルフチェック身体醜形症の10のサイン/
☑顔や身体の気になる部分を、鏡で毎日何時間も確認している
☑顔や身体の気になる部分を何度も自撮りしている
☑顔や身体の気になる部分について、いつもインターネットで検索している
☑ほかの人の視線が、自分が気にしている部分に集醜いせい中していると感じる
☑自分の見た目が気になって、気分がひどく落ち込むことが、継続してある
☑マスクや帽子、サングラスが欠かせない
☑人に見られたくないので外出できない
☑自分が醜いせいで、家族や友達を不快な気分にさせていると思う
☑自分の人生がうまくいかないのは、外見が醜いからだと思う
☑美容整形で気になる部分を治せば、すべてうまくいくと思う

もし、ひとつで当てはまる項目があるようなら、身体醜形症の可能性があります。

【書籍詳細】
「自分の見た目が許せない人への処方箋 こころの病「身体醜形症」の治し方」
著・中嶋英雄
定価・1760円(税込)四六判256ページ
2023年4月5日発売 小学館
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美容意識が高い10代、20代女性

株式会社クロス・マーケティングが2022年8月、全国15~69歳の女性1,375名を対象に行った「美容に関する調査(2022年)」によると、“コンプレックスをなくすために、美容整形することは良いと思う”かの意識について、肯定派は55%と半数を超え、10代では74%を占めています。“美容整形に関心がある”と回答した10代は42%、20~30代は35%と関心の高さがうかがえます。 しかしお伝えしたように、美容整形だけでは「見た目」の悩みは解決できません。

美容整形の扉を叩く前に、ぜひ一度、本書で自分と向き合い、自分でできる様々なケア方法やセルフチェックを試してみて。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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