健康・ボディケア・リフレッシュニュース
2022.10.7
寒暖差に気を付けて! 簡単にできる「冷え対策」|秋の不調改善
夏のエアコン疲れや運動不足によって血流が悪化してたちまち冷えの症状に! 秋ならではの寒暖差にも気をつけながら今からしっかりケアすることが大事です。
症状:冷える
【1】下腹部と腰をじんわり温めて冷え予防!
「おへそと恥骨の間の関元(かんげん)や、尾てい骨の上にある仙骨部(せんこつぶ) は冷え改善に効果が期待できる部位。持続的に温めてみましょう」(若林先生)、「まだ暑さが残っている時期なので、温めすぎるとボーっとして集中力が落ちる可能性も。適度な温度でのケアが大切です」(久手堅先生)
40℃の快適温で血行促進
心地よい蒸気の温熱が5〜8時間続く。仕事中にもぴったり。
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【2】ふくらはぎマッサージで血を巡らせて
「足先の冷えには、ふくらはぎのマッサージが効果的です。足の血行が良くなり、1日の疲れやむくみも取れやすくなります。つい手もち無沙汰になってしまいがちな入浴中にもおすすめ。心身ともにリラックス効果が得られ、自律神経が整います」(久手堅先生)
- 手のひら全体を 使い、足首から ひざへ、心臓に 血液を戻すようにさすり上げる。
- 指圧しながら、 ふくらはぎ全体をもみほぐす。
- 親指を使って、ひざ裏を押すよ うにもむ。
【3】下半身を鍛えて冷えにくい体へ!
「体の熱を作るのは筋肉です。特に大きい筋肉がある下半身を積極的に動かして、筋肉量を増やしましょう。この時期は朝晩の涼しいうちに踏み台昇降運動やスクワットなどの運動をするのが効率的。運動習慣がない人は、家事で体を動かすだけでも充分です」(若林先生)
『美的』2022年10月号掲載
イラスト/沼田光太郎 構成/つつみゆかり、金子由佳、大瀧亜友美
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
くでけんつかさ/2013年に開業。自律神経失調症外来、気象病・天気病外来など複数の特殊外来を立ち上げ、多くのニーズに応える。