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2022.10.22

神崎恵さんが選ぶ素敵な京土産|美的センスを養うラグジュアリー京都旅【美的GRAND】

人気店の味や美しい手仕事の品を、家族や友人、自分へのお土産に。神崎さんが京都巡りで出合い、心に響いたとっておきをご紹介。

神崎恵さんが選ぶ素敵な京土産


「豆皿や文具が京都らしくて素敵。名店が作る調味料やごはんのお供も欲しい。時間が足りません」(神崎さん)

『木山』のちりめん山椒セット

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小さめのちりめんをふんわり炊いたごはんのお供
「ごはんが何杯でも食べられそう」。人気の懐石料理店のちりめん山椒、はなカツオ、山椒しょうゆのセット¥6,000
住所:中京区絹屋町136 ヴェルドール御所102
TEL:075-256-4460
営業時間:12:00(L.O.)〜、18:00(L.O.)〜
不定休 ※前日までに要予約。

『PONTE』のガラス箸置き

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プロの料理人も愛用する美しい手仕事のガラス小物
大原の吹きガラスの工房でひとつひとつ作られるガラスアイテムのショップから。「レース模様のプレートを愛用中。箸置きもお土産に喜ばれそう」。各¥1,100
住所:東山区祇園町南側570-210 ZEN内
TEL:075-746-2125
営業時間:11:30〜18:00
定休日:月・火

『cenci』の柚子唐辛子

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食卓を爽やかに彩るジューシーな柚子の風味
人気イタリアンのメニューから誕生。「柚子果汁たっぷり。シェフお薦めの餃子と試したい」 70g¥1,980
住所:左京区聖護院円頓美町44-7
TEL:075-708-5307
営業時間:12:00〜12:30(L.O.)、18:00〜19:00(L.O.)
定休日:月・火
※左下の『manina』で購入可。

『ひがしやま司』のXO醤

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和食のアクセントや“味変”にも大活躍
エスニックを取り入れた日本料理が評判のお店のヒット作。ドライトマトやカツオぶしをたっぷり使った味わい深いオリジナルXO醤。「豆腐や素麺にも合いそう」。75g入り2瓶セット¥2,800
※事前に要予約。

『大鵬』のごまラー油

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人気中華料理店の添加物不使用の調味料
京都を代表する中華料理店が、環境に配慮したオリジナル調味料を展開。「鮮烈な辛みとごまの風味が豊か」。¥648
住所:中京区西ノ京星池町149
TEL:075-822-5598
営業時間:11:30〜14:15(L.O.)、17:30〜20:30(L.O.)
定休日:火・隔週水
※事前に要予約。

『てっさい堂』の豆皿

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小さな豆皿に広がる芸術性や遊び心が魅力
古伊万里や豆皿を扱う骨董の名店で「飾りたくなる程愛らしい」と豆皿を選択。右¥22,000、左¥9,900
住所:東山区古門前通大和大路東入ル元町371-3
TEL:075-531-2829
営業時間:10:00〜18:00
定休日:年末年始
※10月末リニューアルオープン。

『manina』のオーガニックグラノーラ

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人気イタリアンのオリジナルを狙い撃ち
『cenci』が手がける食材のセレクトショップから。「朝食やおやつにぴったりで家族も喜びそう」。プレーン200g¥1,300
住所:左京区難波町211-5
TEL:なし
営業時間:11:00〜16:00 不定休
※詳細はwww.instagram.com/manina_cenci/で。

『museum shop Zplus』のかみ添 オリジナル便箋

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版木から誂えて制作した木版手習りの便箋
美術館『ZENBI』(P.101)に隣接するミュージアムショップで「更紗模様が美しい」と一目惚れ。京都の唐紙工房『かみ添』と協働した便箋セット¥2,300
住所:東山区祇園町南側570-107
TEL:075-708-7311
営業時間:10:00〜18:00
定休日:月(祝なら翌日)

和小物で美的センスを養う。最新ラグジュアリー京都

選者:『ITO salon de the』主宰 各務香織さん

PROFILE
生まれも育ちも生粋の京都人。不定期で紅茶サロンを主催。現在は昨年夏に出産したばかりのお嬢さんの子育てをしながら、着物ライフを楽しむ日々。

「鮮やかな色彩と機能美で進化を続ける京小物」

和装で過ごす各務さんにとって和小物は身だしなみのひとつ。帯揚げや帯締めで着こなしに変化をもたせたり、かんざしや草履のコーディネートを楽しんでいます。

「和小物にはオーラがあるというか、身につけるだけで品格を漂わせることができるのが魅力ですね。最近は『祇園ない藤』さんが出したタウン使いできる草履ブランド“JOJO”や、『西陣織 となみ織物』のセカンドライン“仙福屋宗介”のバッグなどが注目されて、より身近に使える和小物が増えてきました。京都らしい華やかさを提案してくださる老舗で誂えるのも良し、プレゼント用として和小物を探すのも良し。京都旅の醍醐味を味わってください」

美術館のような空間で着物の魅力を再確認
千總本店

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「大好きな花と小鳥の柄の着物に出合ってしまいました。素敵♪」

大好きな小鳥の柄があしらわれた着物に一目ぼれした神崎さん。
「色彩や繊細な刺しゅうにうっとり。モダンなバッグやジュエリーにも興奮。今度ゆっくり誂えに来たいです」(神崎さん)

1555年創業。京友禅をはじめとする着物の老舗ブランドが’20年8月にフラッグシップショップをオープン。パリで活躍する建築家・田根剛氏が手掛けた店内に飾られた着物は圧巻。
「初着や振袖、訪問着など女性の生涯のシーンに合わせた着物がそろいます」(各務さん)。

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“着たときも飾ったときも美しい”ことを意識した着物が、広い店内にオブジェのように飾られていて素晴らしい。ほかにも、ジュエリーやバッグなどがディスプレーされている棚も華やか。

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堂々たる風格の店構え。事前に「赤の着物が見たい」と言えば、赤い着物だけを取りそろえて見せてくれるなど最高のおもてなしをしてくれる(要予約)。

SHOP DATA
住所:中京区三条烏丸西入御倉町80
TEL:075-253-1555
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火・水(年末年始除く)

『香老舗 松榮堂』の芳輪 堀川

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白檀の甘く上品な香りは京都の香りを纏っている感じ
創業300余年のお香専門店。「芳輪」は伝統的な香りを楽しめる人気シリーズ。「堀川」は白檀の甘みを強調したまろやかな香りが特徴。スティック20本¥1,100
住所:京都市中京区烏丸通二条上ル東側
TEL:075-212-5590
営業時間:9:00〜18:00
定休日:年始

『宮脇賣扇庵』の洛趣扇

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たくさん種類があり用途に合わせて選ぶのが楽しい
江戸時代からほぼ扇子を自社で製造販売する老舗。近世の町家そのままの風格漂う店構えも魅力。秋の七草、桔梗を描いた洛趣扇¥33,000
住所:中京区六角通富小路東入ル大黒町80-3
TEL:075-221-0181
営業時間:10:00〜18:00
定休日:12月29日〜1月3日

『かづら清老舗』のさつまつげ解き櫛

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ヘアケア効果の高いつげ櫛で艷やかな美髪をキープ
1865年の創業以来、女性の髪周りの小物を中心に扱う。看板商品「純粋椿油」とセットで使いたい、さつまつげ解き櫛3寸5分¥6,600、3寸5分麻ケース各¥1,430
住所:東山区四条通祇園町北側285
TEL:075-561-0672
営業時間:10:00〜19:00
定休日:水

『かづら清老舗』の本漆かんざし

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本漆の雅なデザインが着物姿を洗練された印象に
「暮らしを美しく、晴れの日をあでやかに」をコンセプトに掲げるかづら清老舗。着物姿をはんなり艶やかに演出するかんざしは、素材やデザインなど多彩にそろう。
右/角ピン 市松、左/銀杏ピン小 もみじ各¥41,800
※SHOP DATAは前出

『千總』のバッグとカードケース

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普段使いにもぴったりのモノグラムと鮮やかなカラー
千總の紋にも使われている隅切り四角形をモノグラムデザインにして型押しした“オクタゴン”シリーズのバッグ¥198,000、カードケース¥41,800
住所:中京区三条通烏丸西入ル御倉町80
TEL:075-253-1555
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火・水

『辻徳』の懐紙

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古典柄やモダンなデザインなど多数そろう懐紙専門店。懐紙はメモ帳やハンカチ代わりにも重宝。20枚入り各¥440
住所:左京区岡崎円勝寺町91-101 グランドヒルズ岡崎神宮道
TEL:075-752-0766
営業時間:10:00〜17:00(祝は〜16:00)
定休日:日

『仙福屋宗介』の数寄屋袋

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吉祥文様の数寄屋袋はパーティバッグとしても活躍
仙福屋宗介は西陣織の「となみ織物」のセカンドライン。唐紙の老舗「唐長」に伝わる「南蛮七宝」文様の帯地を使用した、数寄屋袋 墨濃淡¥19,800
住所:上京区寺ノ内通堀川西入東西町405
TEL:075-431-3301
営業時間:10:30~15:30
定休日:土・日・祝

『千總』の帯揚げと帯締め

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どんな着物にも美しくなじむ老舗自慢のオリジナル小物
千總が色にこだわり提案するオリジナルの帯揚げと帯締め。赤みのあるレンガ色からクリームのグラデーションを描く帯揚げは、帯の横から見えるところにキレイな色が来るよう計算。帯揚げ¥22,000、帯締め¥19,800
※SHOP DATAは前出

『祇園ない藤』のモードな草履

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履き物の老舗が展開する伝統とモードのミックス
雅なデザインと履き心地の良さで知られる老舗履物匠。サンダル“JOJO Naitou”の新シリーズ“kodori”はモードなウェッジソールタイプ。¥60,500
住所:東山区祇園縄手四条下ル亀井町42
TEL:075-541-7110
営業時間:13:00〜18:00
定休日:火・第2・4日

『美的GRAND』2022秋号掲載
撮影/伊藤 信(人物、取材)、内藤貞保(静物、取材) ヘア&メイク/shuco(3rd Ltd ) スタイリスト/石関靖子 着物スタイリスト/服部有樹子(服部きもの学院) コーディネーター/小長谷奈都子 取材・文/小長谷奈都子、小内衣子(PRIMADONNA)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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