健康・ボディケア・リフレッシュニュース
2022.3.31

M-1王者・錦鯉さん「本当に好きなことはやめられない」|ライブDVD『こんにちわ』スペシャルインタビュー

M-1王者となった遅咲きの芸人・錦鯉さん。今後の二人の夢についてお伺いしました♪

“好き”を諦めなくていい 本当に好きなことは、やめられないから

kd_img379466
50歳と43歳の最年長コンビが、6017組の芸人の頂点に立ったとき、審査員までもがもらい泣き。苦節20年以上、M-1王者となり遅咲きの中年の星として注目を集める錦鯉のふたりは、今の超多忙な日々を楽しんでいる。

「僕ら若くないから、気を遣ってもらっていますよ。楽屋に、旅館みたいに布団を敷いてくれていたり」(渡辺)

「年だから、2時間ごとに目が覚めちゃうんです。でも、今の忙しさを経験できるのも一生に一度あるかないかだから、楽しもうと思って」
(長谷川)

「こーんにーちはー!」という元気なあいさつから始まる底抜けにおバカな長谷川さんを、渡辺さんが冷静にツッコむ漫才で一気にブレイク。取材中も長谷川さんは大きな瞳をキュルキュルさせて「亡くなった父親もきっと今の姿を見て安心してくれていると思います!」。

「雅紀さんは『名探偵コナン』の逆で、見た目は大人、知能は子供。無垢というかバカというか、私生活がハチャメチャで、相当いろいろな人に迷惑をかけてきた人なんですよ。この人に関わって幸せになったのは僕だけ」(渡辺)

お笑いを始めたのは、長谷川さんが26年前、渡辺さんが21年前。別のコンビやピン芸人として活動してきたが、芽が出なかった。長谷川さんの「バイトを始めて30年」という漫才のつかみが、20代の若手芸人を号泣させたことも。それでもやめなかった理由は?

「本当に何も考えてなかった。やめる勇気もなかった。中年の星とかって言われるんですけど、良い子は真似しないでほしい」(渡辺)

「やっぱりお笑いが好きだったんでしょうね。もしかしたらいけるかも…って、本当に小さい光を頼りにしてきた感じです。もうやばいな、厳しいなって思うことももちろんあったんですけど、錦鯉になってからは一度もなくて。隆と組んで結果が出るようになったから」(長谷川)

ダウンタウンとの共演、いつか出てみたいと思っていた番組への出演、冠番組と、猛スピードで夢をかなえているふたり。今後の夢は?

「テレビのお仕事が本当に面白いので、可能な限り続けたい。後は世に出させてもらった漫才を、一生やっていきたい。全国行脚したいです」(渡辺)

「僕はお笑い以外でも演技や歌、ダンス、語学、やったことないことを経験したいですね!」(長谷川)

「雅紀さんて、やるって言うことは絶対やらない強いハートのもち主なので、それ、やらないですよ」(渡辺)

「なんていい言い方をする人なんだぁ!」(長谷川)

It’s my it!

背中もキレイだよ!

洗顔は水だけでも肌はキレイな方。サプリも飲んでるし、青汁も葛根湯も飲んでるよ!(長谷川)

濃いメイクもアリです

女性のメイクで嫌いなものはなし。ナチュラルも目元赤いのとかも、ゴリゴリの黒ギャル系も好き(渡辺)

【錦鯉 独演会】『こんにちわ』

kd_%e9%aa%ad%ef%bd%a6%e9%ad%83%e8%87%a5%e5%b3%a1%e8%b2%8d%e6%af%94%ef%bd%bc%e5%a3%b9%c2%80%e5%be%8c%ef%bc%85%e7%b9%a7%e8%96%99%e2%86%93%e7%b8%ba%ef%bd%a1%e7%b9%a7%e4%b8%8a%c2%80%e5%a5%bdvd%e7%b9%9d
錦鯉 独演会「こんにちわ」
DVD ¥4,180/コンテンツリーグ

 

Profile
pr
にしきごい/ボケの長谷川雅紀(50歳/右)とツッコミの渡辺隆(43歳/左)によるお笑いコンビ。2012年にコンビ結成。『M-1グランプリ2021』で優勝。初の冠番組『錦鯉の泳いでいくゼ!』も話題に。著書に『くすぶり中年の逆襲』(新潮社)。

 

『美的』2022年5月号掲載
撮影/杉江拓哉(TRON) 取材・文/辻本幸路 構成/松田亜子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事