ライフスタイル特集
2014.7.9

せっかくの浴衣姿が台無し…彼がドン引く「ガサツでお下品な仕草」

浴衣の女性に魅力を感じる男性は多いです。しかし、ただ着るだけでモテるというわけではありません。しっとりとした雰囲気の浴衣だからこそ、一歩間違えると下品な仕草が目立ってしまいます。

何気なく行っている仕草が、男性をガッカリさせていることも……。

そこで今回は、和装小物セレクトショップ『Komamono玖』店主の渡邊英理子さんにうかがった、浴衣での控えたい仕草と、上品に見える所作をご紹介します。

 

■彼もガッカリ! 下品に見える浴衣での仕草

(1)バッグを肘にかけて持つ

布巾着や竹の籠バッグを持つとき、ハンドバッグを持つように肘にかけるのはNG。浴衣が肘までめくれ上がってしまい、上品さが半減してしまいます。肘にかけず、手で持つようにしましょう。

(2)テーブルに肘をつく

食事をするときに、テーブルに肘をつく癖がある人は要注意。ガサツに見えたり、料理が浴衣についてしまうことも。食事中に肘をつくのはマナーとしてもよいとは言えませんので、普段から気をつけたいところです。

(3)うちわやセンスで顔をバタバタ扇ぐ

暑いからといって「あっつー」と言いながら、うちわやセンスで髪の毛が飛びそうなくらいバタバタと扇ぐのはNG。帯の前腹あたりから優しく風を送るようにすると、キレイに見えるのでおすすめです。

(4)がに股歩き

がに股で歩くと裾がはだけやすく、すぐに着崩れてしまいます。浴衣を着たときは、まず顎を少し引きシャンと背筋を伸ばして立つと、凛とした美しさが際立ちます。歩幅をやや狭くし、爪先からやや内股ですり足ぎみに歩くとキレイに見えます。

(5)膝と膝を開いて座る

電車や花火大会の会場で、股を開いて座っている女性は少なくありません。椅子やシートの上に座るときは、膝をくっつける意識をするとよいです。

 

■上品さを生み出すワンランク上の仕草

美レンジャー

(1)グラスを持つときは袖口に反対の手を添える

グラスを持つとき、浴衣が下がってくると肘が丸見えになってしまい、下品な印象に……。腕を上げるときは、袖口に反対の手を沿えると袖が下がらず、品よく見えるのでおすすめです。また、手を伸ばしたときに長い袖がテーブルの上の物を倒したり、料理に触れて汚れることも防ぐことができます。この仕草ができると、和服を着慣れた印象に見えますよ。

(2)物を取るときは“交差”を意識

左側にある物を取るときは右手で、右側にある物は左手で取ると女性らしくキレイに見えます。手元は女性らしさをあらわすパーツのひとつです。ガバッと物を掴むのではなく、指先まで意識してみてください。

(3)日傘は肩に担がずに立てて持つ

日傘をさすとき、肩に担ぐと楽なのでついやりがちですが、これではやや子どもっぽく見えてしまいます。担がずに立てて持つことで、より品よく見えるので意識してみてください。

 

浴衣を着たときは、いつも以上に仕草に気をつけたいですよね。普段とは違う浴衣スタイルと所作で、男性をドキッとさせてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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