大人女子を癒す究極の美食と温泉。この冬こそは星のや軽井沢へ

おいしい料理を食べて、上質な温泉に浸り、ワンランク上のアクティビティにも挑戦したい！　そんな大人女子のわがままを叶えてくれる宿といえば、もはやラグジュアリー旅館の代名詞、「星のや軽井沢」。浅間山麓の谷間にあるこの場所は、夏は避暑地として人気が高いのはもちろん、冬には冬のスペシャルな楽しみ方があるのだとか。一体どんな体験ができるの？

■洗練された客室で　ゆったりと過ごす時間

胸を躍らせつつ新幹線に乗り、東京から約90分。憧れの温泉リゾートに到着！天気にも恵まれ、広い空と澄んだ空気の心地よさにまずは大きく深呼吸。自然と集落が一体化した敷地内を歩きながら、離れのように点在する客室へ向かいます。

薄昏に浮かぶ、情緒たっぷりな水辺の集落。

温泉後の散策。薄暮時は思わずカメラを向けてしまうほど感動的な美しさです！

今回は「水波」の部屋に宿泊。穏やかな水面や野鳥を眺めながら、のんびり読書タイム。日常の忙しさから解放され、ゆっくりとした時間が流れます。

シックで落ち着くインテリア。地熱による床暖房で冬も快適に過ごせます。

■小浅間山から日の出を拝む　早朝トレッキングにチャレンジ！

翌朝、まだ暗いうちから出発して小浅間山トレッキングへ。幻想的な月明かりや風の音、踏みしめる雪の感触を味わいながらしばし雪道を歩き、山頂に到着!!

山頂で記念撮影！寒かったけれど、頭をからっぽにできる時間でした。日の出を待つ間に頂いた温かいココアが心に沁みます……。

少しずつ朱く染まっていく夜明けの空。藍色からうっすら暁色に変わりゆく空のグラデーションは、この旅の思い出に残る一コマ。

トレッキングと聞いて、体力に自信のない私は内心ドキドキでしたが、往復約2時間のコースは軽い運動にちょうどいい～♪

■白馬に乗ってラグジュアリーなアウトドアしゃぶしゃぶ！

昼食はアウトドアで！ということで、旅館にお迎えにきてくれた白馬にまたがり、山道を登っていきます。自力で歩くのとは違う、高い目線からの雪景色もまた美しく、気分はすっかり雪上のプリンセス？白い雪山を白い馬で進んでいく光景は、何だかロマンチック♥

そしてたどりついた場所には、素敵なテーブルセッティングが！ 雄大な浅間山を眺めながら、白いしゃぶしゃぶとワインに舌鼓♪　浅間山をバックに少しシュールな写真。

柔らかい中ヨークシャー種の豚肉を味わう白いしゃぶしゃぶは絶品！アウトドアだといっそう美味しく感じます。

■温泉の入り方もワンランク上！メディテイションバスで疲れを癒す

上質な温泉は「星のや軽井沢」の醍醐味。身体のリラクゼーションにフォーカスしたメディテイションバス（瞑想風呂）を体験します。

「光の部屋」の奥には洞窟のような「闇の部屋」。かすかな音を聞きながら、呼吸を整え瞑想を。

各人に合ったプログラムで体をほぐすOnsenボディワーク。

■信州の旬の食材をふんだんに使った“山の懐石”

ディナーはメインダイニングの「日本料理 嘉助」で。山の趣がありながらも繊細な懐石料理。四季を感じる盛り付けも見どころ。

希少なほろほろ鳥を丸ごと使った冬の特別献立「高麗人参ほろほろ鍋」は１日１組限定。滋味あふれる味わいは、お腹のなかから元気になれそう！

■都会の喧騒を忘れ、五感がフル稼働する軽井沢へ

「星のや軽井沢」には、ラグジュアリーで文化的な側面と、自然を生かしたアクティブな側面、その両方向での“非日常”を叶えてくれるおもてなしの心が、ここにはありました。洗練された食事や温泉リラクゼーションはもちろん、懸念していた雪山アクティビティも、大人が気軽に楽しめて贅沢すぎる内容に大満足！帰りたくないよ～と後ろ髪ひかれながら、次はゆるりと暮らすように過ごしたいと再訪したいとっておきの場所になりました。

■ライタープロフィール■
report ／東原妙子
大手銀行を退行後、出版社へ転職。女性ファッション誌の編集部を経て、独立。現在はフリーランスエディター・ライターとして『BAILA』『Marisol』など多数の女性誌やカタログを手がける。

星のや軽井沢
http://www.hoshinoyakaruizawa.com/

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。