ボディケア
2018.7.22

スマホの自撮りで気づく!サンダルシーズンの“かかと荒れ”予防【夏のフットケア vol.1】

暑さが厳しくなってきて、街行く女子のファッションは肌見せ度がぐんぐんアップ! 足元のサンダル率も上がっています。ただし、どんなにおしゃれなサンダルでも、かかとがガサガサ・ゴワゴワ荒れていては台無しです。あなたのかかとは、大丈夫ですか?

“フットセルフィ―”でかかとのチェックを!

先日、メディカルハンドクリームの老舗、ユースキンが、夏のかかとケアを啓蒙するセミナーを開催。まずは、「自身のかかと状態を知ることから!」と、自分のかかとをスマホで撮影する「フットセルフィー」が紹介されました。

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rimage1(自分では見づらいかかとも、スマホのカメラで撮って拡大すると、皮膚の色、ガサガサ感、粉ふき、硬さ、亀裂などが明らかに)

 

“かかと荒れ”の原因は、乾燥、血行不良、間違った靴選び!

セミナーでは、かかと荒れのメカニズムについて、足育研究会理事・皮膚科医の今井亜希子先生が解説。
「足の裏には皮脂腺がないので、実は夏でもかかとは乾燥しています。しかも、体の末端部分でもあるため、クーラーなどで冷えて血行不良になりやすい。また、靴や歩き方が悪いと、かかとの皮膚は摩擦によって角化(皮膚が厚くなること)します」

rimage3(かかとの乾燥を放置しておくと、粉が吹いてガサガサなど、かかとが割れてパックリ…など、ひどいかかと荒れにつながることも)

さらに、フットケアスペシャリストの桜井祐子さんは、「間違ったサンダル選びも、サンダルだこのような足のトラブルにつながります」と指摘しています。
「かかとや足の甲の支えが不十分なサンダルは、歩くときにかかとが不安定で、皮膚の摩擦も起こりやすいのです」

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rimage4(重心が崩れやすいサンダル、つま先がずり落ちてしまうようなサンダルで、不自然な歩き方を続けていると、体のゆがみ、腰痛、肩こりなど、全身のトラブルにつながる危険性も!)

足の健康のためには、甲全体を覆うストラップ付きサンダルがおすすめ

かかとを守る歩行のために、桜井さんがおすすめしているサンダルは、甲をしっかり支えられるストラップ付き

rimage6(甲全体を覆うようなストラップが付いていると、かかととつま先のズレが少なく、皮膚の摩擦を防げます)

夏こそ、かかとをしっかり保湿して、サンダルの似合う“美かかと”に!

かかと荒れ対策は、乾燥を防ぐための保湿習慣が最重要事項。“お風呂上がりのボディケアはかかとまで!”を念頭に、毎日の保湿ケアを習慣にしましょう。次回は、実際のフットケア法&おすすめ保湿ケアアイテムをご紹介します。

 

 

取材・文/つつみゆかり

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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