足トラブルの原因!「間違いだらけのパンプス選び」の対処法4つ
ヒールが高いパンプスを履くと、脚が細く美しく見えますよね? ですが、長時間パンプスを履いて過ごすことで、足は圧迫され負担がかかり、「足指や足裏が痛くて歩くのがツライ」なんてことにもなりがち……。
そこで今回は、これからパンプスやブーツを購入しようと思っている人に知ってもらいたい、足のトラブルとその対処法についてお話していきたいと思います。
■足のトラブル“タコと魚の目”
パンプスを履いている時、足指や足裏には大きな圧力や摩擦が加わります。すると皮膚を守るために、角質がどんどん厚くなり、タコや魚の目ができてしまいます。
まずタコですが、皮膚が厚く盛り上がり硬くなります。次に魚の目は、タコと同じように皮膚が厚く硬くなるのですが、真皮内に向かって肥厚し芯が神経を刺激するようになるため、触ると痛みをともないます。
これからの季節は、タイツで隠すことができてしまうタコと魚の目。痛いだけではなく、存在感があって目立ってしまうので、温泉やスパで友達に見られるとちょっとはずかしいですよね……。では、このような足のトラブルを防ぐためにはどうしたらいいのでしょうか?
■足のトラブルを防ぐためのポイント4つ
タコや魚の目を作らないようにするには、パンプスの選び方が重要です。下記のポイントを参考にしてみてくださいね。
(1)つま先の形に合ったパンプスを選ぶ
・指の長さがほぼ同じスクエア型の人・・・スクエアトゥ
・親指が1番長いエジプト型の人・・・オブリークトゥ(指のラインに沿ったナナメ型)
・人差し指が1番長いギリシャ型の人・・・ポインテッドトゥ、アーモンドトゥ
(2)履いた時に足の指が真っ直ぐになり、中でパタパタと動かす余裕があるパンプスを選ぶ
(3)生地が柔らかくて、足にフィットするパンプスを選ぶ
(4)クッションが入っているものや、底に厚みがあるパンプスを選ぶ。もしくは、インソールを購入して入れる
すでに、タコや魚の目ができてしまっている人は、専用の保護パッドを使い、直接靴に触れないようにしましょう。そして、入浴後にボディクリームやオイルを塗り込んで、ケアをしてください。決して自分で削ったりせず、症状がひどい時は、病院で治療を受けるように。
タコや魚の目がない美しい足をキープするためにも、デザイン重視で足に合わないパンプスを選ぶのはやめましょう。
初出:美レンジャー ライター:高木沙織
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。