美的リーダーズ
2024.6.22

本当に似合う色はどれ?パーソナルカラーを使ったヘアメイクで検証してみました!

By Taiyo

Taiyo

今回は、最近ヘアメイクやスタイリングでも重要視されてきているパーソナルカラーについて検証してみました。ヘアメイクなどでパーソナルカラーを取り入れるといったいどんな効果があるのか、またパーソナルカラーではないけれど、自分の好きな色を使いたい!というときはどうすればいいのか、僕なりに研究してみたので、よければ参考にしてくださいね。

パーソナルカラーとは?そして僕のパーソナルカラーは?

左上が「イエローベース春」、右上が「ブルーベース夏」、左下が「ブルーベース冬」、右下が「イエローベース秋」。パーソナルカラー診断をしてもらったら、僕は「イエローベース春」でした。

まずはじめに、パーソナルカラーについて説明できればと思います。

パーソナルカラーとは、その人が持って生まれた肌色、髪色、唇の色、瞳の色などの様々な要素に馴染む色合いのことを指します。大きく分けて、イエローベースに春と秋の2タイプ、ブルーベースに夏と冬の2タイプ、合わせて4つのタイプがあります。イエローベースの特徴は黄味のある暖色系、ブルーベースの特徴は青みのある寒色系で、海外では、それぞれウォームトーン、クールトーンとも言われているそうです。少しだけ複雑なのが、イメージでそれぞれが春と夏、秋と冬に分かれるところです。春と夏は透明感があり明るく、軽めの色合いでフレッシュな印象。秋と冬は彩度が高く、くすんでいたり深い色合いであったりと少しディープな印象です。

僕のパーソナルカラー診断は「イエローベース春」で、その次に「ブルーベース冬」が似合うということでした。「イエローベース春」のみが似合う、「ブルーベース冬」のみが似合うなどといったように、ピンポイントでパーソナルカラーが決まるという人はなかなか稀なようです。

「イエローベース春」の場合は、ペールトーンが肌に馴染みやすく、柔らかく、いきいきした印象になります。「ブルーベース冬」の場合は、ワインレッドやネイビーなど深みのある色を使うことで、雰囲気ガラッと変わり顔がハッキリとします。ちなみに、僕が最も似合わないのは、「ブルーベース夏」の色味でした(笑)

似合う色と似合わない色で与える印象の違い

向かって左の写真が「イエローベース春」、左の写真が「ブルーベース夏」を意識したメイクになります。印象が全然違いますよね?

さて、自分に似合う色を知ることができたのですが、似合わない色を使用したときと比べて、見た目のイメージがどのように変わってくるのかを実験してみました。似合うとされている色である「イエローベース春」は、

・明るい色

・ペールトーン

・オレンジ、ベージュ系

・ツヤ感

がポイントになってきます。まずヘアカラーですが、「イエローベース春」は、肌色によく馴染む金髪や、明るめの茶髪が似合うと言われています。さらに、ふわっとした毛流れを意識し適度なツヤ感を足すことで柔らかい印象になります。メイクは、ベースメイクでツヤタイプのファンデーションを使用し、オレンジベージュのチークに明るめのアイブロウ、ナッツベージュのアイシャドウ、そして濃すぎないオレンジベージュのリップで仕上げました(写真左)。基本的にはオレンジが得意な色なので、メイクにもよく取り入れるようにしています。また、ペール寄りのイエローのトップスを顔周りに持ってきました。トップスからの反射でかなりイメージが変わるので重要なポイントだと思います!

続いて、僕が一番似合わない「ブルーベース夏」は、青みが強く、透明感があり淡く儚い色味が特徴です。この実験では、ヘアスタイルをストレートにして、メイクはピンク系のファンデーションをベースに、青みの強いアイシャドウとリップを使用しました(写真右)。肌もかなりマットに仕上げているため、どこか重たい印象ですし、トップスにあまり得意ではないグレーを持ってきたことにより、顔色の黄味がいっそう強く感じます。

あらためて見比べてみると分かるのですが、やはり自分に似合う色味を取り入れた方が印象がグッとよくなると思いませんか?パーソナルカラーを上手取り入れることは、自分の第一印象をアップさせるためにとても有効なので、よければみなさんも一度試してみてほしいです。

好きな色が似合わない色だった場合には?

オレンジ系のリップの上にグリーンを重ねてくすませてみるなど、日々自分が似合う色を探しています。

パーソナルカラーとは違う色が好きな色だった場合、着たい服や挑戦したいメイクがパーソナルカラーに合わないものだった場合、どのように取り入れるのが良いのか、少し悩んだ時期がありました。色々な方法を試してみて、結果的に僕が辿り着いた答えが「顔周りにはできるだけ苦手な色を持ってこないこと」です。バッグや靴、パンツなどで「パーソナルカラーはないけれど好きな色」を取り入れるようにしています。パーソナルカラーで統一しすぎてしまうのではなく、少しポイント外すようにすれば、似合わないとされている色でも楽しめると思います。ときどき、あえてメイク、ファッションのすべてを「ブルーベース夏」に寄せてトライすることもありますが(笑)。

パーソナルカラーだけに捉われすぎずに、適度に取り入れながら、これからも自分に似合うヘアメイクやファッションを研究していきたいと思っています!

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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Taiyo

アーティスト

Taiyo

2022年にデビューした「男性美容」をひとつの活動の軸にしているボーカル&ダンスグループ『BBM』のメンバー。美容専門学校への進学も志望していたこともあり、メイク好きで、アイクシャドーなどのメイク術も得意で独自のメイクテクを発信中。

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