スキンケアニュース
2020.1.14

ニューフェースのリピートコスメは? アトランダム Q & A 【 大高博幸さんの肌・心塾 Vol.538 】

 明けまして おめでとうございます! 本日 ( 1 月 3 日 ) 、なかよし 5 人組で新年会を開きました。そこでビューティの話になって盛り上がり、「 大高さんの 2019 年・リピートコスメのニューフェースって何? 」というクエスチョンマークに行き着きました。
大高さんは、ひとつの製品を長く愛用し続ける主義 ( ? ) と感じていますが、リニューアルや製造中止になったりして、他のモノに切り替えるコトはあるはずですよね? 以前、J-WAVEのレギュラー番組で「 リニューアルでは 改良されるコトが ほとんどですが、中には 本来の良さを失ってしまうケースも、なくは ないわね 」と、言いにくそうに 笑いながら答えていらしたコトを、5 人そろって よく憶えています。また、加齢に伴って替える必要に迫られるモノもあるのでは? と、失礼ながら 想像したりもしています。
今回は 大高さんのリピートコスメを、スキンケアのニューフェース中心にで構いませんので、ぜひ教えてください。よろしく お願い いたします! ( アオ、アヤ、イッコ、エミ、トモ、全員アラフィフ、コンビネーション・ドライ × エイジングスキン。会社員、主婦など、いろいろです。 )

 賀状付きの Q メール、ありがとうございました 新年会、同席させて頂きたかったです ( 笑 ) 。
御想像どおり、僕は 気に入ったコスメを延々と使い続けるタイプで、10 年以上の愛用品も少なくはありません。But、今回は御希望どうり、去年 1 年間にリピートしたスキンケアのニューフェースを、順不同に御紹介していきますね。

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1 ) フェアリズム ラメラ ラメリ トゥーインワン美容液 100ml ¥10,000/ 10ml ¥1,200
初紹介品です。知人から既発売品を頂いて 10 月下旬に試用を開始し、以後 ほゞ毎日、1 ~ 2 回 使用中。まとめ買いして、現在 100ml ボトル 3 本めに突入したところです。〝 補うスキンケアアイテム 〟として、僕にとっては 10 年に 1 度 出合えるかどうかの強力なニューフェースで、今後も 継続使用は 絶対確実。
何が そんなに良いかと言うと、この 1 品を使っただけで、みずみずしい滑らかさ、なめしたような しなやかさ、安定感の全てが得られるコト。補足すると、くすみが 軽減し、光が 透過するような透明感が得られ、バリア機能が 高まる実感もあるコト、この後に クリーム or オイルを 1 品プラスするだけで ケアの充実感があるコトです。皆さんも 1 度 使ったら、手放せなくなると想います。かなりの敏感肌や軽度のアトピー肌の方々にも、ぜひオススメしたいです。
主要配合成分は、フラーレン、アスコルビルグルコシド、ナイアシンアミド、セラミド、N M F 、グラブリジン、グリチルリチン酸 2 K、グリチルレチン酸ステアリル、カミツレ花エキス、アルニカ花エキス、トウキ根エキス。
防腐剤、エタノール、合成色素、合成香料は 無配合。
製造は 皮膚臨床薬理研究所 K.K.、発売元は 東京・銀座の K.K. フェアリズムで、現在は これ 1 品のみでの展開。今後、クリーム類の発売が 予定されているようです。
製品名にある「 ラメラ 」は、表皮細胞の ミルフィーユ状の〝 ラメラ構造 〟に由来。この 2 in 1 美容液は、その〝 ラメラ構造 〟を強力に整え、保護するための独自技術〝 ラメラテクノロジー® 〟を採用しています。
詳しくは、https://www.fairythm.co.jp へ。

 

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2 ) ネイチャーズウェイ チャントアチャーム リフレッシュエッセンスミスト 60ml ¥2,500
発売前の早春に試用を開始し、以後 ほゞ毎日、1 度以上 使用中。仕事の場面で お客様やモデルの肌にも使用しているため 減りが早く、現在 多分、8 本め。月刊「 美的 」と「 美的.com 」で紹介済みですが、ローション層とオイル層の 質とバランスが秀逸。ボトルを振ってからスプレーするだけで、潤い溢れる艶やかな肌が得られます ( 長時間の外出時の、マストハブアイテム No.1 ) 。
去年の 4 月下旬、スポンサーなしの美容講習会で 42 名のお客様に現品をプレゼント。その後の反響が 最も大きかったアイテムが これでした。
欲を言えば もう 1 品、ファン層を拡大するために、オイルの配合量を控えめにした処方の「 ライト 」という姉妹品を追加発売してほしいところ。この旨、ブランドの担当者様には 差し出がましいとは思いつゝ、2 度も お伝えしました ( But、僕は このブランドのマーケティング・アドバイザーではありませんので、どうなるかは全く不明 ) 。
詳しくは、https://www.chantacharm.jp 、または 0120-070153 へ。

 

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3 ) クレア サンタマルシェ スパークリングミスト ( 医薬部外品 ) 150g ¥1,800
発売直前の 5 月に試用、以来 入浴 直後に ほゞ毎日 使用。これは、愛用していた ドクターベルツの炭酸ミストが 突然 ディスコンティニューになったためのニューフェースです。価格がリーズナブルというコトもあって、僕の周囲では リピーターが 急増しています。詳しくは、Vol.510 をクリックしてください。

 

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4 ) シスレー スティック ソレイユ SPF50+( PA++++ ) 15g ¥10,000
目元をはじめとする敏感なゾーンを考慮して 開発・処方されたサンスクリーン。目のまわりギリギリまで塗っても 涙が こぼれたりしないレアな優秀品で、カバー力はないものの 小麦色のティント効果を備えているところ & 使いやすいスティックタイプであるコトも高得点、初夏から秋の終わりまで 2 本使用しました。月刊「 美的 」でも「 美的.com 」( Vol.505 ) でも紹介済みです。

 

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5 ) YOSEIDO ( 養生堂 ) Y S T 保湿マスク 24ml×5枚 ¥2,800
発売後 2 か月ほどしてから 取り寄せて試用 ( 去年の 1 月末頃 ) 。以降、タマにですが、シートマスクを使いたくなった時はコレの出番です。シートマスクには珍らしく、保湿に加えて引き締め効果をも感じさせる点が 特に好き。詳しくは、Vol.533 をクリックしてください。

最後に、これからリピートリストに加わるコト確実の 2 品を、御紹介しておきますね。

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1 ) レ・メルヴェイユーズ ラデュレ ローズ エッセンス クレンジング ウォーター 200ml ¥4,000 ( 2.15 発売 )
これは数歩進んだクレンジングローションです。数多くの同種製品と比較して 肌当たりが 極めて まろやかで、肌を こすってしまうマイナス感覚が ありません。クレンジングローションが ミルク寄りになっている感じで、肌を柔らかくしながら、ファンデーションや汚れを しっかりとオフしてくれます。
実は、僕は 今まで、クレンジングローション類を使う時、コットンに 美容オイル or 乳液をプラスして 肌を拭いていたのですが、このラデュレのおかげで、そんな手間は不要になりました。香りもソフトで心地よく、テスターは もう使いきってしまったので、今は 発売日を心待ちにしているところです。月刊「 美的 」3 月号 ( 1 月 22 日発売 ) の連載ページに詳しく書きましたので、そちらも ぜひ お読みください。

 

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2 ) アンプルール ラグジュアリーホワイト ザ・クリーム 50g ¥30,000 ( 昨年 10 月初旬より発売中 )
新安定型ハイドロキノン配合の、夜専用の美白クリーム。皮膚科医だけに処方が許されている成分の働きで、滞りがちなメラニンの排出プロセスを高めてくれます。Vol.522Vol.529 で紹介済み。従来品よりも お値段が高くて、最初は少々ビックリさせられましたが、容量が 大幅に増えているので、コストパフォーマンスは従来どうりです。

今 現在は こんなところ … 。今年も リピートコスメのニューフェースが 増えるコトを、楽しみにしています。では、アオさん、アヤさん、イッコさん、エミさん、トモさん、またの Q メールを お待ちしております。お体を大切に、Good Luck

 

このページで紹介した製品の価格は、全て本体価格です。

アトランダム Q&A企画にて、 大高さんへの質問を受け付けています。
質問がある方は、ペンネーム、年齢、スキンタイプ、職業を記載のうえ、こちらのメールアドレスへお願いいたします。
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biteki-m@shogakukan.co.jp
( 個別回答はできかねますのでご了承ください。)

ビューティ エキスパート
大高 博幸
1948年生まれ。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸さんの 肌・心塾
http://biteki.com/beauty-column/ootakahiroyuki

撮影:宮崎貢司

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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