2 月のベージュ 【 大高博幸さんの肌・心塾 Vol.486 】

春の新色シーズンを迎えて、各社からリップカラーが数多く登場。それらに ほゞ共通して感じられるのは、ヌードベージュが淡いモーヴピンクのニュアンスを含んでいるコト。アイカラーとして注目すべきは、ベージュの幅広い魅力を的確に表現した ヴィセ リシェの 4 色組みパレット。
では いつものように、発売日順にサクサクッと御紹介します。価格は全て税抜表記。画像の色は 各社のデータの関係で、赤み or 青みが 強く出ている場合が 多々あるコトを御了承ください。

パルファム ジバンシイ　ローズ・パーフェクト　No.101、No.000　￥4,200　( 2.1 発売 )
軽やかなタッチで滑らかに伸びる、バームタイプの新リップスティック。透明度の高い仕上がり、鮮明な発色に加え、プランプアップ効果で唇がふっくらと整う。
No.101は、パーリーなアラバスターピンクベージュ。No.000 は、オーロラの輝きを想わせるトランスペアレントカラー。

クリニーク　ドラマティカリー ディファレント リップ スティック　01、04、15、16、35　￥3,200　( 2.1 発売 )
リッチなトリートメント成分配合により、ふっくらとしたハリのある唇を持続させる新リップスティック。
最もヌードベージュらしいベージュは 01。04、15は ウォームベージュ。16 は ピーチ寄りの可愛らしいウォームベージュ、35 は ソフトなブロンズニュアンスのベージュ。

マリークヮント　リップスティック　B-01、B-02、B-03、B-04　￥3,200　( 2.1 発売 )
保湿力をアップさせた新リップスティック。唇に触れると体温で流動化して滑らかに伸び、その後、外気温を感じて流動性を失い、密着力と持続力が高まるという処方。色によって、クリームタイプ、マットタイプ、シアータイプの 3 種に分類されている。
B-01 は ブラウン寄りのピンクベージュ ( クリームタイプ ) 。B-02 は クールなヌードベージュ ( クリームタイプ ) 。B-03 は 深みのあるオレンジベージュ ( マットタイプ ) 。B-04 は パーリーなレッドベージュ ( シアータイプ ) 。

CP コスメティクス　サティシェ　( 全て 2.1 発売 )
エッセンスイン アイシャドウ　ES-1、ES-2　￥3,800
くすみや窪みの影を払ってハリ感を演出する、プレミアムパール配合のシャドウパレット。透明度が高く、まぶたになじみやすい処方。
ES-1 は コーラルニュアンス、ES-2 は ベージュ～ブラウンのセット。
エッセンスイン フェイスカラー　CO、RS　￥3,500
ヒューマンな色調、美容液成分配合のチークカラー。
CO は ベージュベースのコーラル、RS は ベージュベースのローズ。どちらも肌に溶け込むように発色する。

ネイチャーズウェイ　ナチュラグラッセ　ソリッドアイカラー　EX02　￥2,800　( 2.1 限定発売 )
濡れたような艶、透明感、立体感を演出するソリッドクリーム処方。溶けくずれの心配はなく、長時間持続する。
EX02 は シックなセピアカラー。

ケサランパサラン　( 全て 2.1 発売。一部限定 )
アイカラー N　PK01　￥5,000
ベース成分配合により、ムラなく均一にフィットするシャドウパレット。
PK01 は、アプリコットベージュを中心に ピンクを加えたウォームトーン。
ラッシュリフター　BR03　￥3,000　( 限定 )
スタイリング ＆ ホールド効果が高く、しかも ぬるま湯でオフできるマスカラの新色。
BR03 は 赤みを帯びたティーブラウン。

カネボウ化粧品　ケイト　( 全て 2.1 発売。価格は編集部調べ )
ホワイトシェイピングパレット　WT-1　￥1,800
クリアに白く発光する〝 ホワイトライト 〟が、色白かつ立体的な小顔を演出する 5 色セットの アイ ＆ フェースカラーパレット ( かっさフォルムのスポンジ付き ) 。
WT-1 は ベーシックなホワイト系。他に パープルホワイト系もあり。
ブラウンシェードアイズ N　WT-1　￥1,200
ホワイト系シャドウパレット。3 種の異なるホワイトに、ディープなブラウンとソフトなベージュがセットされている 。
WT-1 は ベージュニュアンスのホワイト系。他に ブルーニュアンスのホワイト系もあり。
マルチコントゥアペンシル　01、02　￥950
立体感を強調するための、ペンシルタイプの ハイライト ＆ シェーディングカラー。
01 は 明るいホワイトベージュ、02 は ミディアム ～ ダークなブラウンベージュで、併用が効果的。
ダークローズシャドウ　BR-3　￥1,100
3 色セットのアイシャドウの追加新色。
BR-3 は、洗練されたベーシックなベージュ ～ ブラウンのグラデーション。
カラーハイビジョンルージュ　BE-2　￥1,200
高保湿でいて艶は控えめ、高発色タイプの口紅の追加新色。
BE-2 は ニュートラルかつミスティなウォームピンクベージュ。

井田ラボラトリーズ　キャンメイク　( 全て 2.1 発売 )
グロウフルールチークス　No.10　￥800
プチプラでも高品質、透明感・密着感ともに優秀なチークカラーの新色。
No.10 は、テラコッタ系のレッドとブラウン + ソフトベージュのハーモニーで、穏やかさと深みを感じさせる色調。
ミックスアイブロウ　No.06　￥600
濃淡の調整が簡単な、3 色セットのパウダーアイブロウの追加新色。ノーズシャドウとしても使用可。
No.06 は、優しい印象に仕上がるイエロー系ハニーブラウンで、色素の薄い女性には特にオススメ。

イヴ・サンローラン・ボーテ　ヴォリュプテ プランプインカラー　No.1、No.7　￥4,300　( 2.6 発売。一部限定 )
潤い・艶・ボリュームアップ効果を備えた新リップスティック。中央の〝 ブラックハートコア 〟がクーリング効果とプランプ効果をもたらす。
No.1 は ウォームヌードベージュ、No.7 は イエロー系の明るいヌーディゴールド ( 限定色 ) 。

ボビイ ブラウン　クラッシュド リキッド リップ　04、05、06　￥3,500　( 2.8 発売 )
濃密で、とろけるような艶とジューシーな発色の 新リキッドリップカラー。
04 は ブラウン寄りのピンクベージュ、05 は ニュートラルなピンクベージュ、06 は 淡いヌードピンクベージュ。

コーセー　ヴィセ リシェ　マイヌーディ アイズ　BE-1、BE-2、BE-3、BE-4、BE-5　￥1,200　( 編集部調べ )　( 2.16 発売 )
肌色に同化する、ヌーディベージュ 4 色組みのシャドウパレット。
BE-1 は ライトベージュ系、BE-2 は ピンクベージュ系、BE-3 は ミディアムベージュ系、BE-4 は ハニーベージュ系、BE-5 は アッシュベージュ系。
他に、ジェルアイライナーのブラウン系 2 色、アイブロウパウダーのピーチブラウンも要チェック。

コーセー　ヴィセ アヴァン　( 全て 2.16 発売。価格は編集部調べ )
リキッドアイカラー　004、005、006、007、008、009　￥1,200
みずみずしく伸び広がった後、パウダリーなタッチでフィットする新リキッドアイカラー。
004 は グリッターゴールド。005 ～ 008 は メタリックタイプ、009 は マットタイプ。
リップスティック　021、025　￥1,600
ひと塗りでリッチな発色が叶う口紅の追加新色。
021 は フェミニンなピンクベージュ、025 は ニュートラルなヘルシーベージュ。

エレガンス　( 全て 2.18 発売 )
フレッシュセント ルージュ　12、13、14　￥3,800
オイルリッチな澄んだ艶とクリアな発色で人気の口紅、春の新色。
最もベージュらしいベージュは 13。12 は ピンク寄り、14 は レッド寄り。
レヨン ジュレアイズ　02、06、07　￥3,000
プルプルとしたジュレ処方、透明度が高く キラキラと光り輝く洗練されたアイカラー。
02 は 華やかなゴールド系、06 は 柔らかなベージュ系、07 は 落ち着いた印象のブラウン系。

パルファン・クリスチャン・ディオール　ディオールスキン ミネラル ヌード ルミナイザー パウダー　09　￥5,800　( 2.22 限定発売 )
ルミナイジングパウダーとしても チークカラーとしても使える、煌きのパウダーコンパクト、春の限定色。
09 は スノーピンクベージュで、見た目よりも明るく発色し、透明度も高い。

フジコ　シェイク シャドウ　01、02、03、04、05　￥1,280　( 2.27 発売 )
水と光の粒をシェイクして使う、1 種のリキッドアイカラー。極薄・極軽・超密着タイプ。
03 は ミディアムトーンのピンクベージュブラウン、04 は 明るいシャンパンイエローベージュ。よく振ってから、まぶたに直接のせてトントンとなじませると 発色のよい仕上がりに。手の甲に いったん取ってからトントンとなじませると 煌きだけが生きる感じ。

以下は、遅れて届いた 1 月発売の限定品です。

ボビイ ブラウン　クリスタル ドラマ アイ パレット レッド エディション　￥10,000　( 1.18 より 限定発売中 )
天然石にインスパイアされた 4 つの質感のアイシャドウ 12 色のセットで、レッドパッケージに収められての復刻版。クリスタルのように光り輝く、華やかな目元を演出する。入手したい方は大至急カウンターへ ( 既に品切れしている可能性もあります ) 。

3 月のベージュニュースは、2 月 26 日配信の予定です。では！

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ビューティ エキスパート

大高 博幸

1948年生まれ。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ：大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸さんの 肌・心塾
http://biteki.com/beauty-column/ootakahiroyuki

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。