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メイクHOW TO
2023.1.27

眉チェンジで美人度UP!親子でアナスタシア ミアレ体験記|biiku

下がり眉に悩み試行錯誤する娘と、もともと眉が少なくメイクに苦労し続けてきた薄眉の母。セルフケアの正解が見つからずに迷っていた親子が、biikuが募集したアイブロウトリートメントサロン「アナスタシア ミアレ」の体験取材にチャレンジ。プロの見極めとテクニックで、理想の眉を手に入れ印象までアップデートした2人の、変身までの軌跡とその後の変化をご紹介!

下がり眉に悩む女子高生と、細眉をカバーしたい母

野口さん親子。母の光子さん(右)は普段のメイクで、娘の今日香さん(左)は、素の眉でパチリ。さて、どんな変化が…!?

アナスタシア ミアレでの体験取材に応募した野口光子さん(50歳)と今日香さん(17歳)は浜松市在住。光子さんは、インテリアショップを経営するかたわら、競技かるたの会「三方原百人一首の会」を主宰。今年で13年目になる会には、次女の今日香さんも参加しています。かるたの話題はもちろん、どんな悩みも包み隠さず話せる風通しのいい関係です。

光子さんの眉は、もともと毛が薄く少ないそう。メイクの練習をして、最近はなんとか時代にあった太眉が描けるようになったものの、汗や皮脂で落ちてしまい焦ることも…。そんな母が気になるのは、自分よりも次女・今日香さんの眉。美容に興味があり、姉よりメイク道具が揃っているという今日香さんは、毛量が多めの下がり眉に悩んでいます。「ボサボサのハの字眉を流行りの平行眉に変えたくて、カミソリで処理をしていますが、剃りすぎて失敗することが多い」そうです。

筋肉の動きと骨格に合った自然な平行眉にシェイプ

学校のある平日はすっぴんで、週末にはフルメイクを楽しむ今日香さん。下がり眉は、優しい顔立ちをさらにピュアに見せてくれるけれど、本人には悩みのタネ。「狙いを定めて剃っても、下へ下へと下がるハの字眉のせいで幼く見えるのが…。メイクで平行眉にするのも難しいです」。アナスタシア ミアレでは、元の眉を見極めてデザインをするため、取材の1カ月前から剃るのを我慢してもらい、自然にまかせて生やしてもらいました。「友達にもボサボサ眉を笑われました。でも、変わってくるぞ!と思って(笑)」と前向きにチャレンジ。

当日、「ヘアサロン以外の『サロン』は初めて」と緊張気味の今日香さん。まずはカウンセリングで悩みを相談しながら、生まれ持った眉の特徴を骨格、筋肉、フェイスバランスの観点からチェック(1)。すると、今日香さんの眉は、額の筋肉などの影響で眉尻が下がりやすいそう。悩みの原因はココにあった! そこで、骨格や筋肉の動きを見極めながらガイドラインを描きます。このラインより外の毛をムダ毛として処理(2)。ガイドラインの外側をコンシーラーで保護してから、ワックスを塗布。テープを貼って一気に剥がして除毛(3)。ワックスで取りきれなかった、今後も要らないエリアのムダ毛をツィザー(A)で抜いて仕上げます(4)。すっきり整えられた眉とご対面(5)。ムダ毛を処理することで平行眉に近づいたので、ジェル(B)を使って毛流れを下から上に整えれば、下がり眉の印象も払拭。メイクで調整する場合は、眉山から眉尻をパウダー(C)とブラシ(D)で描き足す程度。週末はカラーマスカラで明るく仕上げると印象が変わることもアドバイスされました(6)。A アナスタシア ミアレ ツィザー ¥3,850 B 同 クリアブロウジェル ¥3,300 C 同 ブロウパウダー 全3色 各¥3,520 D  同 デュオブラシ ¥4,620

“うぶ毛を活用”して眉を際立たせ、眉の下側を描き足して太眉に!

「もともと眉が薄く少ないので、抜くなどの処理はしていません」と光子さん。同じように薄眉、細眉の悩みを持つグラン世代も多いはず。でも実は、眉周りの細かいうぶ毛を活かしてベースの眉に取り囲みつつ、不要な毛は処理することで、眉の存在感が際立つのです。さらに、ベースとなる形を整えることもメイクの仕上がりに関わります。

というわけで、薄眉の光子さんもワックス脱毛からスタート。カウンセリングで確認すると、左眉はストレート気味でカーブもなだらかなのに対し、右眉は大きなカーブを描いています。これは骨格というより表情のクセが強く影響している様子(1)。「体調によって額の形が変わる、と感じていましたが、筋肉の動きのせいなのですね!」と光子さん。左右のバランスを整えるために、眉尻はキープしたまま、右のカーブの高さを下げて、なだらかにすることを提案(2)。左の眉に揃えるように右の眉にガイドラインを描き(3)、ラインから外れた部分をコンシーラーで保護しつつムダ毛をワックスでオフ(4)。光子さんの場合は、メイクレッスンも重要に。希望は「年齢のせいでしょうか、表情がキツくなった気がするので…穏やかな印象に見える、優しい眉」。そこで、眉頭から眉山は毛流れを下から上に整え、眉山から眉尻は横に流すように。そして、眉の下側を足すことでカーブのバランスを取りつつ、太さを補います。まず使用するのは、クリーム状のポマード(A)。ブラシ(C)にしっかりとなじませ、眉の下側を描き足しながらベースの形を整えます(5)。その上に、パウダー(B)を丸型ブラシ(D)でふわっと重ねて、自然にぼかします。眉頭から眉山までは淡い色、眉山から眉尻までは濃い色を。眉の隙間に地肌が見える部分や、もう少し濃さを出したい部分には、ペンシル(E)でフォロー。線ではなくトントンと点を描くように仕上げるのがポイントです(6)。仕上げにブロウジェル(F)で毛流れをまとめます。

A アナスタシア ミアレ ブロウポマード 全3色 各¥3,080 B 同 ブロウパウダー 全3色 各¥3,520 C 同 デュオブラシ ¥4,620 D 同 シェイダーブラシ ¥4,730 E 同 ブロウペンシル 全4色 各¥3,850 F 同 クリアブロウジェル ¥3,300

形の整え方、メイクのコツがわかり、表情も晴れやかに

顔の額縁といわれる眉の形が整っただけで、顔の印象がぐっと垢抜けた野口さん母娘。

初々しかった今日香さんの表情には、大人びたニュアンスも。今回の体験について、「サロンで眉を整えてもらうのも、顔立ちにアドバイスをもらうのも初めてだったので、学ぶことがたくさんありました。撮影している時も、スタッフの皆さんが『かわいい!』『今の笑顔、素敵!』などと声をかけてくださり、楽しかったです」と今日香さん。「顔の筋肉や骨格によって、似合う眉、似合わない眉があることが驚きでした。私の場合は、左右非対称だったので、バランスよく見せる形に仕上げてもらえて嬉しかったです。そして、ベースの形がわかったので、はみ出したムダ毛を処理すれば失敗なく眉を整えられそうです。アドバイスシートもわかりやすく、正しく描けてるな、と実感しながら毎日メイクを楽しんでいます。周りの評判もよく、中でも嬉しかったのは、彼氏さんと会ってすぐに『眉毛めっちゃきれいになったね!』と言われたことです」。

一方の光子さんは、今っぽい、太さのある優しげな眉に変わり、「美人度が上がった!」と大喜び。眉の下側を足して太さを出すことで、眉と目の距離が近くなり、目力がアップ。パーツの印象がくっきりと強調され。視覚的な小顔効果も生まれました。眉チェンジを体験した光子さんは、「眉の左右差が思ったよりも大きいことにびっくり。鏡を見るときは表情が動いていないので気づいていませんでした」と語ります。メイクレッスンを振り返りつつ眉メイクに取り組む日々、アイメイクなどのアップデートにも意欲的だそう。自身と今日香さんのビフォー&アフターに、あらためて眉の重要性を再認識。「眉メイクの奥深さを知り、眉一つで印象がすごく変わることに感動しました」。

トリートメント後には、今日香さん、光子さん、それぞれにアドバイスシートが。鏡の前に置いて日々のメイクに活用!

親子で眉チェンジ!体験したのは…
アナスタシア ミアレ 日比谷シャンテ店

サロンは全国に27店舗。「アイブロウトリートメント ベーシス」は、初回5,800円、カウンセリングからフィニッシュまで約60分。2回目以降は5,300円、約30分(※表参道店、青山店は価格が異なります)。詳しくはアナスタシア ミアレHPにて。

撮影/山下みどり 文/片岡えり 構成/佐野有子
●この特集で使用した商品の価格はすべて税込み価格です。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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