もみあげにニュアンスを!こなれ感が出る20のスタイル&アレンジを紹介
もみあげにニュアンスをつけると一気にこなれ感が出ておしゃれに!耳かけしてもかわいい、もみあげにニュアンスのある髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからレングス別に厳選しました。さらに、後れ毛の基本の作り方やもみあげを残してかわいいアレンジのやり方を紹介します。
もみあげニュアンスがかわいい!タイトシルエットの最新スタイル

切りっぱなしボブのアップデートにもぴったりなスタイルをご紹介。手をかけなくても、おしゃれヘアを楽しめるのでちょっとした印象チェンジにも◯。
ライン感のあるシンプルなボブヘア。暗髪と合わせるとモードなイメージとなりがちですが、よりおしゃれ感を楽しむならもみ上げのニュアンスで”デザインポイント”をプラスして。抜け感も演出でき、こなれヘアへと昇華させます。
ボブの印象を大きく左右する長さ設定は、骨格や首の長さに合わせて決めるのがポイント。例えば、丸顔さんならやや長めにするといいそう。また、ダークトーンのヘアカラーは、透明感のある寒色系にすれば、ほどよい大人っぽさを添えらます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを肩につかない長さのワンレングスにカット。外ハネになりやすいように調整し、顔まわりに少しレイヤーを入れます。目が大きく見せられるよう、前髪は目の上ギリギリでぱつんと切ります。
カラーはボブのかわいさを緩和するため、ダークトーンのアッシュグレーに。暗髪でも透明感があり、重く見えません。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、首に沿うように外へサラッと通し、もみ上げは軽く内巻きに。サイドの髪は耳にかけ、ニュアンスになるもみ上げを引き出し抜け感をプラスします。
スタイリング剤はしっかりめに。重めのオイルを選び、全体になじませ、特に耳の後ろはボリュームをおさえると頭を小さく見せられるので、タイトにするとグッド。表面はペタっとならないよう毛先中心になじませます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 宇都愛梨さん
「ショート」もみあげニュアンスのヘアスタイル【4選】
【1】パーマでふわっと柔らか!スタイリッシュな大人のニュアンスショート

360°どこから見てもかわいい大人のショートヘアがお目見え。パーマスタイルなので、ニュアンスがつくりやすく柔らかい毛流れや色っぽさをプラスします。
ふわっとした柔らかなパーマの動きがかわいいショートスタイル。全方位どこから見てもバランスがよく、毛流れや束感のある絶妙なニュアンスが魅力です。緩やかな動きで大人の色気がプラスされ、ショートでもボーイッシュにならないのも嬉しい。
どんな骨格でもオールマイティーに似合わせができる美人ショート。洗練された印象のみならず、こなれ感も◎。アイロン不要でスタイリングが簡単なので、アイロンワークが苦手な人にもおすすめ。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはグラデーションのショートヘア。パーマをかけるためえり足は少し長めにカットし、前髪は鼻ラインでつくります。後頭部は頭のハチ下を骨格に合わせ、その上にハチ上の髪をかぶせるようにすることで丸みのあるラインに。
カラーが6レベルのモカグレージュをチョイス。こっくりとした柔らかさと透明感を両立させる色味。落ち着いたダークトーンの大人色でも、ほんのり明るめにすることでパーマの毛流れを際立たせます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは全体を26〜38mmのロッド、おくれ毛とえり足はピンパーマでゆるめにかけます。毛流れを出しやすくするパーマなので、ボリュームが出過ぎないよう巻き方をコントロールするのもポイント。
スタイリングは、前髪を立ち上げながら9割ほど髪を乾かしたら、全体にヘアオイルをなじませます。分け目はおしゃれ感のあるセンターパートがおすすめ。パーマヘアは乾燥しやすいため、オイルはしっとり系を選び、特にもみ上げとえり足はやや多めにつけるとグッド。
最後に顔まわりの束感と毛流れを整えたら出来上がり。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】首元のもたつきを解消、長め透け感バングの色っぽショート

冬のファッションで気になるのがニットやマフラーなどによる首元のもたつき。そんな悩みを解消するのがこちらのショート。すっきりとした首まわりで、首長効果があり、後頭部はふんわりと頭の形をよく見せられます。全方位美人ヘアを叶えるだけでなく、顔まわりの毛流れによって骨格補正も。イヤアクセ映えも抜群です。
長めの透け感バングと合わせることで、上品な女性らしさが漂うショートヘア。また、目にかかるウザバングがこなれ感を演出し、マッシュショートでも幼くなりません。ショートにチャレンジしたい人はぜひお試しを。
【how to“ベース&カラー”】
えり足は短めにカットし、後頭部に丸みが出るような重さでカット。もみ上げがリップラインになるよう前下がりに切り、前髪は目にかかる長さのシースルーバングに。毛量調整は最低限し、ツヤ感が出るよう重めにします。
カラーは上品なツヤ感のあるマロンブラウンをチョイス。肌色、ファッションを問わず、万人にマッチするヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
全体をドライヤーでふんわり乾かします。ハンドブローだけでもまとまりますが、洒落感をUPさせるために“もみ上げ”のストレートアイロンはマスト!軽めのオイルを手によく伸ばしたら、シャンプーをするようにオイルをなじませます。最後にコーミングをして、髪の質感を均一に整えたら出来上がり。耳かけしてもかわいいですが、かけすぎないようにするのがポイントです。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん
【3】どこから見てもキレイ!ヘルシー美人な耳かけマッシュショート

ひし形シルエットのマッシュショートをご紹介。
360°どこから見ても美シルエットを叶えるこちらのマッシュショート。気になる後頭部もふんわりカバーでき、トップのボリューム感も思いのまま。えり足はキュッと引き締め、耳にかけることですっきりとした印象もプラスします。
フレッシュな佇まいのショートヘアは、丸さがあるひし形フォルムで女性らしさを引き立てるので幼く見えず、ボーイッシュにもなりません。重め印象からイメージを変えて洒落感UPを狙いたい人はぜひトライを!
【how to“ベース&カラー”】
ベースをマッシュショートでカット。フェイスラインに沿うようにもみ上げをつくることで、顔まわりにひし形を形成し、幅広い顔型に似合わせが可能。前髪は目上でラウンド状に。えり足はすっきり短めにカットし、後頭部の丸みを強調します。
カラーは定番で人気のアッシュブラウンに。赤みをおさえる寒色系ながら、透明感とツヤ感を両立。肌ベースを問わず、好感度が高いのも◎。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、アーチを描くように全体を軽めの内巻きに。もみ上げとトップはやや強めの内巻きするのがポイントです。
セット力のあるバームを手に取り、内側から髪を持ち上げてしっかりなじませます。トップは軽めにふわっとさせるイメージでするとグッド。もみ上げを残して耳かけすれば、こなれ感のある仕上がりに。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん
【4】厚みバングの大人の耳かけショート!もみあげは刈り上げてすっきり

目元の印象UPが望めるダークトーンのショートヘア。20代後半〜30代でスタイリッシュなナチュラルヘアにしたいなら要チェックです。
イメージチェンジや日常に変化をつけたい人におすすめなのがこちらの耳かけショート。特に、20代後半から30代に一押しで、厚みのある前髪でもトップから髪を引き出しているため、幼く見えず洗練された大人ショートを実現します。視線を惹きつける長めバングは、スタイリングでエアリーな印象に仕上げるのがポイントです。
えり足は短めにすることですっきり感を演出。えりぐりの開いたファッションも大人っぽく着こなせ、スタイリングが簡単なので時短派にも◎。
【how to“ベース&カラー”】
スタイルのポイントとなる前髪は厚めに目上でカット。サイドは耳にかけやすい長さにカットし、もみ上げはすっきり見えるよう刈り上げます。えり足は首元がすっきりキレイに見えるあごラインで。
カラーは3レベルのブルーブラックに。暗髪ですが光に当たるとブルーのニュアンスが感じられる落ち着いたヘアカラー。ダメージが気になる人やカラーを少しお休みしたい人にもおすすめです。

【how to“スタイリング”】
基本的に乾かすだけでOKですが、前髪はストレートアイロンで内巻きにするとふんわり立体感のあるスタイルがつくれます。前髪は分け目をつけないように重めに仕上げて。
最後にワックスやバームで束感を出して、今っぽい表情と抜け感をプラスしたら完成です。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 梅原加子さん
「ショートボブ・ボブ・ロブ」もみあげニュアンスのヘアスタイル【6選】
【1】暖色カラー+ワイドバングの清楚可愛いショートボブ

小顔見せと目力UPを叶えるショートボブをご紹介します。前髪は次なるトレンドのワイドバングで、ヘアスタイルのアップデートを!
顔の印象を大きく左右する前髪の人気トレンドが、シースルーバングからワイドバングに移り変わっているとか。こちらのショートボブは、こめかみまで切り込んだワイドバングがポイント。
ワイドバングにすることでこめかみ付近の顔の余白を埋められ、特に面長さんをカバーして小顔見せを叶えます。また、前髪の長さは少し短めが今季のムード。目元がぱっちり見えて目力UPにも。
全体は丸みのある女性らしいショートボブ。すっきりとした清潔感と抜け感のあるこなれヘアを実現します。ヘアカラーは透明感のある暖色カラーで、ヘルシー印象に。オレンジブラウンなら肌ベースを選ばす、美肌に見せることができます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは丸みのあるショートボブ。サイドは耳にかけられる長さのリップラインでカット。前髪はこめかみ幅のワイドバング。奥行きが狭めなので重くならず、ややラウンド状にすることで顔の丸みにフィットしてなじみのいい仕上がりに。
カラーはオレンジブラウンを10レベルで。派手になりやすいオレンジカラーですが、ブラウンMIXで日本人になじむおしゃれかわいいヘア髪色に。また、明度を高くしているので暖色でも透明感があります。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を軽く内巻きに。前髪は縦に3つにわけてアイロンを通すと、顔の丸さに沿っておさまりがよくなります。
オイルを全体になじませ、サイドの髪は耳にかけ、最後にもみあげの毛束を細めに引き出します。毛束のニュアンスがあることで、輪郭を補正しながらこなれヘアを演出。横顔も美人に見せることができます。
担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 平田湧己さん
【2】首元すっきり!丸みと透け感で大人っぽい印象になるコンパクトボブ

ナチュラルな丸みと透け感バングがかわいいコンパクトボブをご紹介します。首元すっきり&小顔見せも叶えられる美人ヘアです。
コンパクトなシルエットのあごラインボブは、首元をすっきり見せられる人気のデザイン。女性らしさをプラスするなら丸みのあるフォルムが◯。また、長め前髪、サイドの髪を耳かけすることで大人っぽく見せられ洒落感もUPします。
カラーは重さを払拭させるやや明るめにしますが、透明感のあるベージュを選べば洗練された雰囲気に。前髪から繋がる顔まわりの髪が輪郭を補整して小顔効果も望めます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは耳かけ時に平行ラインになるようあごラインで前下がりにカット。前髪はやや長めのシースルーバング。顔まわりは頬が隠れる長さでカットし輪郭補整も。
ヘアカラーは赤みを削ったシンプルなベージュでツヤ感と透明感のある髪色を演出。10レベルのやや明るめで色落ちしてもオレンジっぽくならず、柔らかい印象を与えます。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を軽く内巻きにしてナチュラルな丸みシルエットにするのがポイント。顔まわりと前髪は丸さを出さずさらっとアイロンを通します。もみ上げは少しだけカールを強めにしてふわっとさせると抜け感がプラスできます。
重めのオイルを手に伸ばし、広がりやすい耳後ろをタイトにしつつ全体になじませます。サイドの髪を耳にかけ、もみ上げを引き出してメリハリをつけたら完成です。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 長濱優花さん
【3】小顔見せ&面長カバーが望める、外ハネの垢抜けボブ

切りっぱなしボブに軽やかなレイヤーをプラスしたスタイルをご紹介。
髪を短くカットしたいけど、結べる長さは残したい……、そんなわがままな女心を満たすのがこちら。シンプルな切りっぱなしボブですが、トップにレイヤーを入れ軽さを演出でき、おしゃれ感もアップデートできます。
スタイリングが簡単なので、アイロンワークが苦手という人にもおすすめの外ハネボブ。前髪はワイドバングにカットし、耳かけしてもこめかみ部分がパカっととならず、面長さんのカバーにも。しっとりとした質感に仕上げると髪が広がらず、垢抜けた印象を与えます。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットはあご下3cmの切りっぱなしボブ。表面にレイヤーを入れ、毛先はやや厚みを削り、外ハネ感を出しやすくします。前髪はワイドに。また、小顔に見せられるもみ上げをつくれば、耳かけや結んだときのアクセントにも。
カラーは4レベルのブルーベージュに。暗髪ながら光に当たるとベージュの柔らかさを感じられるヘアカラー。アッシュ感が強いので、オレンジっぽくならず、色持ちとツヤ感も抜群です。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体をストレートタッチに伸ばし、毛先は軽く外ハネにします。スタイリング剤はしっとり系のオイルを選び、セミウェットな質感に仕上げる。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
【4】ファッション映えもする!ぽてっとシルエットのくびれボブ

暗髪でも軽やか印象の大人かわいいボブをご紹介。レイヤースタイルですが、絶妙な重さで甘さをプラスします。
“モテ”スタイルを意識したい一方で、王道のモテヘアではなくお洒落さも欲しいもの。同性からの好印象UPも狙えるこちらのボブは、カジュアルながらオフィスにもマッチする洗練さがあり、ぽてっとしたフォルムで今っぽいかわいさをプラス。
レイヤースタイルでもやりすぎ感がなく、首ラインのくびれが女性らしさを引き立てます。モードっぽさも兼ね備え、サイドに流れる前髪とキュートな雰囲気のラベンダーカラーもポイントです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは肩上のワンレングスボブ。軽いレイヤーではなくボブの重さを削る程度のローレイヤーを入れ、ぽてっとしたシルエットに。前髪は目にかかる長さでカットし、サイドに流れやすいように前髪にもレイヤーをオン。
カラーは6レベルのダークラベンダーアッシュをチョイス。アッシュMIXでもクールにならず、かわいく透明感のあるヘアカラーに。肌なじみもよく血色をよく見せることができます。

【how to“スタイリング”】
乾かすだけでまとまるようにカットしているので、アイロンなしでドライするだけでOK。乾かす前に洗い流さないオイルをつけるとグッド。前髪は7:3で分け横に毛流れを出し、おでこにパラパラと落ちるようにします。
バームワックスをもみ込みながらなじませ、柔らかい動きを出します。前髪は櫛で横に流すようにとかして。最後に耳かけするとき、もみあげを一束残すのも鍵。かわいさをプラスしながら小顔見せも叶えます。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
【5】骨格に合わせるからチャレンジしやすい!重軽MIXの垢抜けボブ

ボブしたいけど幼くなったら……、そう思ってチャレンジできない人はこちらをチェックして。骨格に合わせ、長さや重さを調整することことで、かわいいとお洒落感を両立させる垢抜けヘアを実現できます。また、ボブの重さを残しながら、グラデーションと質感調整で透け感をつくることもポイントです。
ヘアカラーはトレンドの暖色系をセレクト。20後半〜30代はもちろん、スタイリングが簡単なのでママ世代や幅広い年齢層におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースが肩につく長さのボブ。ライン感は残しつつ、グラデーションと毛量調整で重さのバランスを整えた重軽MIXに。前髪は少しワイドにすることで、中顔面を短く見せられ小顔効果も望めます。また、もみ上げを短めにすることで、耳かけしてもかわいい。
カラーは10レベルのバーガンディブラウンに。パープルの深みが感じられ、ブラウンの艶感と柔らかさを強調。肌映りがよく日本人の肌にマッチするヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
毛先のパサつきをおさえるため、洗い流さないタイプのトリートメントを塗布してから乾かします。その後、ストレートアイロンを軽めに通し、全体的におさまりよく仕上げます。
ポリッシュオイルを毛先と表面を中心になじませセミウェットな質感に。ツヤ感と束感を整えたら出来上がりです。
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 池戸裕二さん
【6】ピンク系ブラウンで美肌効果も!巻かなくても洒落感が出せる2WAYバングのロブ

朝のちょっとした時間を時短にできるこちらのロブ。ぷつっと感のある切りっぱなしヘアはお手入れが楽でもトレンド感があり、女性のおしゃれ心を満たしてくれます。また、前髪をつくるか迷っているなら2WAYバングにチャレンジしてみて。おでこのシワぼかしにも◎。
冬のヘアカラーは暖色系が一押し。特に、温かみがあり、肌がくすみやすい人にもなじむピンク系に注目です。スタイリングでは、ちょろっともみあげを出すとニュアンスにもなり、小顔効果も望ます。
【how to“ベース&カラー”】
肩につく長さの切りっぱなしボブ。表面にレイヤーを入れ、中間から毛先はライン感が残る程度に毛量調整をします。前髪は長めの2WAYに。
カラーは8レベルのショコラピンクをチョイス。女性らしさを引き立てるヘアカラーで、色持ちがよく、肌映りがいいのも特徴です。髪色が黄色く抜けやすい人にもおすすめ。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンでベースを外ハネにするだけの簡単スタイリング。中間→毛先→前髪の順番にスタイリング剤をなじませたら出来上がり。スタイリング剤はお好みで。髪質に合わせるなら、多毛・硬毛さんはオイル、細毛・ペタ毛さんはバームがおすすめです。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
「ミディアム」もみあげニュアンスのヘアスタイル【2選】
【1】大人のナチュラルヘアに!ふんわり透け感バングの華やかミディ

大人っぽさとナチュラルさを両立させたい人は要チェック!まとまり感がある中に、女性らしい優美な動きを実現したミディアムヘアをご紹介します。
柔らかな動きとシースルーバングの軽やかさが魅力のこちら。王道の外ハネヘアですが、顔まわりだけでなく全体にもレイヤーを入れることで、ふんわりとした女性らしい華やかな印象を与えます。また、短めにつくったおくれ毛がニュアンスをプラスしつつ、輪郭をすっきり見せる効果も。
ナチュラルな中にも大人っぽい雰囲気があるので、カジュアルはもちろんエレガントな装いにもマッチするミディ。上品な抜け感を求める人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上3cmでカットし、顔まわりとトップにレイヤーを入れて柔らかい動きを出しやすくします。前髪はシースルーにつくり、軽やかな抜け感と女性らしい印象に。もみ上げは口角ラインでカットします。
ヘアカラーは7レベルのナチュラルブラウンに。ツヤ感のあるブラウンでも透明感があり、気になる赤みを削ることが可能。オールシーズン人気の万能カラーは、肌なじみがいいのも嬉しい。

【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を外ハネに。表面ともみ上げは内巻きにして軽やかでナチュラルな動きを出します。軽めのオイルを全体になじませ、顔まわりは束感を出すと今っぽいおしゃれな仕上がりに。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
【2】簡単なのにこなれ!柔らかなカールで視線を集める色っぽレイヤーミディ

アイロンの巻きやすさにこだわったこちらのミディ。巻くポイントは、アウトライン、トップのレイヤー、あごアインの3つ。この3つの毛先をワンカール巻くだけで、簡単に柔らかヘアを実現できます。女性らしさもプラスされ、色っぽい雰囲気に。
カラーは引き続き暖色系が人気。そのなかでもショコラブラウンは、大人女性に必須のナチュラルなツヤ感が満点で、色落ちしても黄色っぽくなりません。髪に適度なボリュームを求めている、アイロンが苦手という人にチェックして欲しいデザインです。
【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨と胸の間くらいの長さでカット。アイロンが巻きやすいように、毛先の厚みを残しながらたっぷりレイヤーを入れ、もみ上げを少量つくります。前髪は、目の上で流れるように。
カラーは、7レベルのショコラブラウンに。ほんのり明るさを感じる明度で、根本が伸びても目立ちにくく、ナチュラルなツヤ感のあるヘアカラーです。

【how to“スタイリング”】
32〜38mmのカールアイロンで、全体の毛先、トップのレイヤー、あごラインをそれぞれに内巻きにワンカール巻くだけ。前髪はサイドに流すように巻くとグッド。仕上げにナチュラルなヘアバームを全体になじませ、整えたら出来上がり。
担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ) 今野佑哉さん
「ロング」もみあげニュアンスのヘアスタイル【4選】
【1】面長さんにもおすすめ、たっぷりレイヤーの韓国風甘めロング

ロングスタイルで印象チェンジをしつつ、トレンドを取り入れたい人にチェックして欲しいこちら。毛先に重さを残しフロントにたっぷりとレイヤーを入れた韓国風ヘアは、ワンカールでつくれるためアイロンが苦手でも可愛い仕上がりを叶えます。
顔まわりを包み込むような曲線が柔らか印象を演出するロングレイヤー。ウェイトのコントロールが自在なので、面長さんにもおすすめです。また、毛先に厚みを残しているため、前髪はシースルーで抜け感を出すのが、ベストバランスに。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸上のワンレングス。耳より前はハイレイヤーに、バックはローレイヤーにし、あえて前後に繋がりのないレイヤーを入れます。また、もみ上げをおくれ毛にしているのもポイントです。前髪はぱつっとしたライン感で甘さを出しながら、シースルーで抜け感をプラス。
カラーは、9レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感のあるアッシュにブラウンをMIXすることで秋冬らしいツヤ感を演出します。

【how to“スタイリング”】
32mm もしくは38mmのカールアイロンで、フロントのレイヤー部分はアイロンを縦〜斜めに、バックは床に平行にアイロンを入れてそれぞれ内巻きにワンカール。アイロンの角度を変えることで、カットラインに合わせることができ仕上がりがキレイに。また、アイロンは低温(140〜150℃)にすることも鍵で、柔らかいカールの質感をつくることができます。
スタイリング剤は、束感メイクできるしっとり系のバームを毛先から中間になじませます。さらっとナチュラルに仕上げたいときは軽めのオイルを選ぶとグッド。
担当サロン:Violet(バイオレット) 内田圭悟さん
【2】前髪の悩みも解消!シースルーバングと“こなレイヤー”でつくるロング

こなれ感+レイヤーの“こなレイヤー”が魅力のロングスタイル。ワンカール巻くだけで、ふわっと揺れるナチュラルな動きが作れ、大人の雰囲気を演出します。レイヤー&おくれ毛のニュアンスがあるので、結んでもかわいい!
前髪を作りたいけど、生えぐせや分かれぐせがあるから……、という人にこそチャレンジして欲しいのが極薄のシースルーバング。生えぐせを活かせ、ストレスフリーで前髪を作った人からは喜びの声が続出だとか!
凛とした女性らしさと色っぽさ、どちらも欲しいという人におすすめのスタイルです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースを胸ラインでカットし、全体にローレイヤーを入れます。おくれ毛を兼ねるもみ上げは、あご下2cmでカットします。前髪は眉下の長さで薄めにカット。極薄く作ることで、前髪の生えぐせを活かすことができます。
カラーは透明感をプラスするラベンダーグレージュを6レベルで。黄色っぽさを打ち消し、ほんのりモードな印象に。秋冬のカラーにもぴったりです。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、上下を2ブロックに分けてから、それぞれを32mmのアイロンで毛先をワンカール。トップは髪を真上に引き出しワンカール巻くとふわっとした動きを作れます。軽めをオイルを全体になじませたら出来上がり。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【3】ポイント使いのアイロンワークで簡単!フォワード巻きで作る韓国風ロング

顔まわりのフォワード巻きが新鮮な韓国風艶っぽロングヘア。難しい巻き方ではないので、アイロンが苦手な人にもおすすめです。
顔まわりに今どきな柔らかい動きのあるこちらのロング。引き続きK-Beautyが人気ですが、今季は耳より前に動きを出すのが気分。一見、複雑なアイロンワークに見えますが、巻いているのは耳前のみ。それもフォワード巻きなので簡単に色っぽヘアをつくることができます。
髪の動きがある顔まわりにあるデザインなので、前髪は細めの束感で抜け感を出すのが鍵。ロングヘアでも新しさがほしい人やナチュラルヘアの中にトレンドを取り入れたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースを胸の位置でつくり、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さで切り、サイドバングは結んだときにこめかみが分かれない長さでカット。もみ上げはあご下で切ります。
ヘアカラーオリーブベージュを9レベルで。イエベさんにおすすめの寒色系になります。また、赤みが気になる人にも◯。

【how to“スタイリング”】
全体を太めの(45mm)ロールブラシでブローしてから、耳前のみ38mmのコテでフォワード巻きに。ブロー仕上げでツヤのある柔らかいベースをつくり、今っぽい毛流れをアイロンでプラスします。フォワード巻きはシンメトリーを気にしなくてOKなので、スタイリングも楽々。前髪はストレートアイロンを通します。
最後に柔らかい質感を出せる艶出しスプレーを吹きかけ、前髪だけ毛先をつまんで細めの毛束感に整えたら出来上がり。ヘアピンを合わせてもかわいい!
担当サロン:MINX shibuya smart salon (ミンクスシブヤスマートサロン) 鈴木マユウさん
【4】抜け感たっぷりな大人カジュアルに似合うレイヤーロング

重たく見えがちなロング×パーマも前髪とカラーを工夫すれば一気にトレンドヘアに!
ロングヘアでカジュアル感を楽しみたい人にチェックして欲しいのがこちら。ウェーブ巻きの表情が活きるよう全体に絶妙なローレイヤーを入れ、顔まわりにもレイヤーをプラス。前髪の長さと薄さのバランス加減で、ラフな動きでこなれ感のある仕上がりを叶えます。
重めロングからイメチェンを狙いたい人にもぴったりなロングレイヤー。ヘアカラーはこっくりとしたツヤ感がありつつ柔らか見せができるミルキーベージュが好相性。ロングヘアが好きだけど、甘すぎたり、モードっぽく見せたくない人にいちおしです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸下レングスのロング。巻いたときにラフな動きが出るようローレイヤーを入れます。前髪はリップラインで薄めにカットし、あごラインでもみ上げをつくります。
カラーは11レベルのミルキーベージュに。ベージュ系ではありますが、ほんのりブラウン感を加え、こっくりとした柔らかさと透明感を両立。明るめカラーに初チャレンジという人や派手カラーになりたくない人に◯。

【how to“スタイリング”】
全体を乾かしたら、32mmのアイロンでウェーブ巻きに。内巻き&外巻きが3回できるとキレイなウェーブ感が出せます。顔まわりはリバース、もみ上げは内巻きに巻きます。最後に毛先のパサつきをおさえる程度に軽めのオイルを毛先になじませたら出来上がり。オイルはつけ過ぎると、カール感が取れてしますので塗布量に注意して。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【ヘアアレンジの基本テク】もみあげの三角部分がポイント!失敗しない後れ毛の作り方

定番アレンジのひとつ結びをクラスアップさせてくれるのは、後れ毛! 失敗しない後れ毛作りのコツを、人気サロン「SHIMA」の原 涼香さんに教えてもらいました。
みんながよくやるアレンジ1位といえば、ひとつ結び。簡単&手早くできて便利だけど、疲れて見えたり、シンプルすぎてちょっと物足りなかったりしませんか?そんなひとつ結びをグンとおしゃれに見せてくれるのが、後れ毛です。ひとつ結びにこなれたニュアンスを加えるとともに、フェイスラインをカバーして小顔に見せてくれる効果も絶大。
ポイントは、
作る位置はもみあげの三角部分
ゆるくカールをつける
スタイリング剤をつける
の3つ!ただ、前髪がパッツンとカットされているとうまくなじまないので、サイドバングを作ったり顔周りにレイヤーを入れたカットをオーダーするといいかも。
STEP1:後れ毛をとる
とる位置はここ! 耳の前のもみあげの三角の部分を残して、他の髪は後ろでひとつに結ぶ。あまり厚くせず、毛束をまとめたときに5mm径くらいになるのが適量。

STEP2:ストレートアイロンで内巻きに
フェイスラインの長めの髪と一体化させて、ストレートアイロンで内巻きの曲線をつける。クリンとならないよう、根元から挟んだら大きく弧を描くようにアイロンをスルーさせて毛束に丸みをつける。

STEP3:スタイリング剤でまとめる
ボサボサのままだと疲れて見えるので、必ずスタイリング剤を使って束にすること。アホ毛用スティックを後れ毛の内側の根元からしっかりなじませ、毛束にまとめる。

【SIDE】

担当サロン:SHIMA SEVEN GINZA
もみあげを残して作るおしゃれヘアアレンジ【2選】
【1】カチモリをアレンジ!不器用さんでもできる清潔感ハーフアップ
LONESS omotesando
店長 原 倫子さん
ひとりひとりに合わせたショートやボブ、柔らかい似合わせヘアが得意。有名人も担当している。いつもの自分をちょっと変えたい人、ばっさりカットして大胆にイメチェンしたい人大歓迎。ぜひ足を運んでみて。

ここでは、洒落感のあるハーフアップを紹介します。誰でもできる簡単さなので、ぜひチェックして。
髪が溜まりがちなハチ周りをスッキリさせて清潔感を引き出すハーフアップは、『美的』世代の定番アレンジ。ハーフアップとカチモリを組み合わせ、トレンドを盛り込みました。
顔周りの髪がジャマにならないためお仕事シーンにあるのはもちろんのこと、存在感のあるヘアアクセで盛ればお呼ばれのときでもOK。誰でも簡単にできる簡単さも、高ポイントです!
教えてくれたのは、ヘアサロン「LONESS omotesando」の原 倫子さん。さっそく作り方を紹介します。
STEP1:毛先を外ハネに
ストレートアイロンを使い、毛先をワンカールの外ハネにします。カールアイロンでもOKですが、その場合は巻きすぎてくるんとならないように注意しましょう。外ハネにしなくてもいいですが、これをやっておくとカチモリが作りやすいです。

STEP2:ハーフアップを作る
前髪ともみあげを残して、耳の付け根のラインでハーフアップに。髪をまとめるときは、手ぐしを使うことでこなれた仕上がりになります。

STEP3:毛先を引き抜かず輪結びにする
ハーフアップした毛束は、毛先を抜かず輪になるように結びます。このとき、毛先が斜め上を向くように調整するのがコツ。前髪ともみあげはヘアスティックやバームで束感を出し、形を整えます。
結び目にヘアアクセを飾って完成!

完成

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ)
【2】簡単なのにグッとおしゃれ度がアップする辛口ひとつ結び
SUNVALLEY 副店長
今野 捷さん
なりたいイメージを、トレンド感のある似合わせスタイルとツヤ髪で周りと差のつくデザインで実現。似合うものが分からない人にも、最適な提案で正解を導いてくれます。髪のお悩みをなんでもご相談できる頼もしい美容師。

シンプルなひとつ結びは細部にこだわることで、いつもよりグッと素敵に見せることができます。
不器用な人でも取り入れやすいのが、髪をまとめて結ぶだけのひとつ結びアレンジ。
シンプルだからこそ、適当に結んだら老け見えしてしまうときもあるし、細部にちょっと手を加えるだけでグンと素敵に見えることも。
タイトにまとめつつ、前髪や後れ毛などにテクニックをプラスして、ワンランク上の形に仕上げました。きちんと見えするので、お仕事や大事な人へのご挨拶など、堅いシーンにもハマりそう。
さっそく、ヘアサロン「SUNVALLEY」の今野 捷さんに教えていただきました。
STEP1:髪をタイトにまとめる
もみあげ部分の髪は残し、他はコームを使いながら髪を後ろでまとめます。下の位置で髪をまとめ、ゴムで結んでひとつ結びに。飾りゴムやポニーフックを使うと、キレイに見えます。

STEP2:耳の後ろに隠しピンを
髪が膨らんだり落ちてきたりしないよう、耳の後ろをピンで留めます。タイト感がキープされ、清涼感のあるきちんとした印象になります。

STEP3:前髪の束をコームで整える
前髪はコームを使って部分的に引き出し、丸みをつけながら横に流すように整えます。このとき、ヘアスティックを使うのもおすすめ。韓国のケンニプモリ(エゴマの葉みたいな曲線をつけた前髪)のようになり、ひとつ結びに今っぽいアクセントが加わります。残しておいたもみあげも、ヘアスティックで束に固めて仕上げます。

完成

【SIDE】

【BACK】

担当サロン:SUNVALLEY
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。


トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。