ライフスタイル特集
2016.3.1

ガガ様はスカンツ風!アカデミー賞「レッドカーペット」にみるトレンド3つ

先日行われた第88回アカデミー賞授賞式では、あのレオ様が『レヴェナント:蘇えりし者』で主演男優賞を受賞し、積年の宿願を見事に果たしましたね。受賞の行方やセレブのオスカースピーチも勿論ですが、ファッションライターである筆者が一番注目するのは、やはりセレブが身にまとうゴージャスな衣装。

そこで今回は、レッドカーペットに現れた素晴らしいドレスから、2016年のファッショントレンドを分析したいと思います。

 

■1:レイチェル・マクアダムスの、“アメリカンアームホール”!

助演女優賞を惜しくも逃したレイチェル・マクアダムスが身につけていたのは、オーガスト・ゲティのエメラルドグリーンのドレス。上品な光沢のあるすっきりとしたストレートラインが、スリムなレイチェルの美しさを引き立てています。

このドレスが個性的なのは、アメリカンアームホール(アメリカンスリーブ)と呼ばれるネックライン。アメリカンアームホールというは、首の付け根からワキの下までざっくりと袖をカットしたノースリーブのデザインを指します。

どうやら今年のノースリーブのトレンドは、アメリカンアームホールに決まりそう。ネックラインに視線が行くアメリカンアームホールには、レイチェルのように髪をアップして、ピアスだけのシンプルなコーデがオススメ。

 

■2:ルーニー・マーラの、“ラウンドネック”レース!

同じく助演女優賞にノミネートされていましたが、『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルにオスカーを譲ってしまったルーニー・マーラ。ルーニーがまとっていたのはジバンシーのドレス。

ホワイトの総レースがなんとも贅沢でノーブルなのですが、ラウンドネックのラインが、とってもモード。

去年は前が開いたオープンフロントや、レースアップのネックラインで、ボヘミアン調のレースのトップスやワンピが流行りましたが、今年はボヘミアンというよりはヴィクトリアン調の、首がつまったレースのトップスがトレンドになりそう。

首がつまったレースのトップスには、ルーニーのようにヘアをひっつめたタイトなアップスタイルに、ノーアクセでキメると甘すぎず、クール。

 

■3:レディー・ガガの、ホワイト“変形スカンツ風”ジャンプスーツ!

このところすっかりエレガントになってしまったレディー・ガガが選んだのは、彼女のスタイリストからコレクションデザイナーとなった、ブランドン・マクスウェル。ガガ様の個性を最大限に引き出した衣装はドレスではなく、スカートとパンツの間に位置する“スカンツ”が変形したジャンプスーツ。

ネックラインとウエストラインのドレープが美しいこのホワイトカラーの変形スカンツは、立っていればクラッシックなドレスに見えるのですが、ジャンプスーツになっている点がどことなくロック。

この春夏は、ガガ様のように、ぜひオールホワイトコーデでスカンツをはきこなしましょう。

 

他にもうっとりする衣装で煌くアカデミー賞授賞式。ぜひあなたのお気に入りのドレスをみつけてくださいね。

 

【画像】

※ HOLLYWOOD, CA – FEBRUARY 28: Singer/actress Lady Gaga attends the 88th Annual Academy Awards at Hollywood & Highland Center on February 28, 2016 in Hollywood, California. (Photo by Dan MacMedan/WireImage)

 

初出:美レンジャー  ライター:此花さくや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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