健康・ボディケア・リフレッシュニュース
2026.2.28

元宝塚歌劇団・礼 真琴さん「新しい自分との出会いが待ち遠しい」|『美的』4月号スペシャルインタビュー

圧倒的な歌唱力、ダンス、芝居で、宝塚歌劇団希代のトップスターに。昨年退団し、俳優として、アーティストとして、新たな一歩を踏み出した礼 真琴さんが『美的』4月号特別カバー版の表紙に登場。男役トップとして積み上げた美しさとはまた別の、意思ある美しさを纏(まと)う礼さんの美容とこれから。

EDIT: 美的編集部

美的編集部

美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

著者記事一覧へ >>

SOURCE: 美的 2026年4月号

2026年4月号

4 月号

2月20日頃発売 ¥1,040

冬の寒さが続いている上、インフルエンザなどの風邪も流行、地域によっては花粉が飛んで、乾燥も相まって肌が揺らいでしまって…

もっと見る >>
アーティスト
礼 真琴さん
れい・まこと/東京都出身。2009年に宝塚歌劇団に首席で入団。’19年に星組トップスターに就任し、『ロミオとジュリエット』『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√ Bheem ~』『阿修羅城の瞳』などに出演。’25年に退団。同年12月には初のソロコンサート『Flare』を開催。’26年1月には『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)に出演し、圧倒的な歌唱力が話題に。

\リール動画も必見♡/

BLOOM in NEW!すべてを糧に、より輝いて

ジャケット¥154,000、パンツ¥63,800(EMME CoLtd〈ANNA CHOI〉) イヤーカフ¥326,700、リング¥500,500(TASAKI) シャツ/スタイリスト私物

新しい挑戦は、ちゃんと不安で、ちゃんと怖い。でも、それさえも楽しみたい。新しい自分との出会いが待ち遠しい

求める美しさも役も、男性から女性へ。今、本来の自分を取り戻そうとしています

デニムシャツ¥57,200、デニムパンツ¥48,400(rag & bone 表参道〈rag& bone〉) イヤリング¥385,000、チョーカー¥6,600,000、ペンダントネックレス¥936,100、ブレスレット¥4,180,000(TASAKI)

「美容誌は、最も縁遠いものだと思っていました(笑)」。そう語る礼さんのネイルは、艶やかなベビーピンクで彩られていた。

「美容に時間を使うくらいなら、歌って、踊っていたかった私が、初めてピンクのネイルをしたんです!ネイルのおしゃれを楽しみ始めたことは、私にとってはとても大きな一歩である気がします」

ナチュラルメイクを勉強中。ピンクも選ぶように
歌、踊り、芝居、どれにおいても圧倒的な存在感で、宝塚歌劇団唯一無二の男役トップスターとして活躍。昨年、約17年の宝塚生活を終え、俳優として新たなキャリアをスタートさせた。宝塚卒業後は普段のメイクにも変化が。

「宝塚では自分で舞台メイクをするのですが、その延長で、普段のメイクも濃いめでした。そのメイクを今すると、思っていた以上に濃くてびっくり(笑)。最近は、黒やグレー、シルバーなどの男役で使っていたアイカラーは使わなくなり、これまでは絶対に手を出さなかったピンクやオレンジも使うように。今はふんわりとしたナチュラルメイクを学んでいるところです。今日のメイクもすごく素敵で、特にアイメイクのグラデーションやラメ感も最高! 実は“ジェンヌあるある”で、ラメはつい盛りすぎちゃうんですよ(笑)。

肌は乾燥肌の敏感肌で常に悩みと闘っていますが、スキンケアは美容液、化粧水、乳液の順で必要最低限のケアをしている程度。朝は腸活プロテインを飲み、体を目覚めさせるためにお風呂につかるというルーティンは変わりませんが、改めて、自分に合う美容を学んでいるところです」

礼さんは“筋肉ジェンヌ”と呼ばれていた程、美しく鍛え上げられたボディが評判だった。昨年の初のソロコンサートでも見事に割れた腹筋を披露。でも今、筋肉を落とすことも意識しているそう。「退団公演では自分史上最高に筋肉がモリモリしていましたし、腕や足のふくらはぎの筋肉は驚かれる程〝男〟なんです。宝塚時代は体を鍛えていましたが、3時間の舞台を1日2公演、娘役の方を抱えたり、小道具の重い武器を持って殺陣(たて)をする中で、筋肉がしっかりついていました。先日のコンサートの際、振り付けのRENANさんの体の使い方がとても美しかったんです。とにかくしなやかなんですね。女性としての人生が始まったので(笑)、少し女性らしいボディや所作を取り戻そうとしています。とはいえ、筋肉や体の重心、動かし方のクセもすべてが男役仕様になっていて、(愛犬の)さぶろーを抱えるときなど日常の些細(ささい)な動作でも筋肉をしっかり使いがち(笑)。時間をかけて自分の変化も楽しんでいきたいです」

「怒濤(どとう)の1年だった」という2025年。宝塚卒業後、東京への引越し。初めてのコンサート。そして、求める理想像も、男性から女性へと、仕事もプライベートも、「すべてを新しく始めた感じです」という中で、今はなにげない日常を楽しんでいる。「新居のインテリアを整えているのですが、“シンデレラフィット”が楽しいんです。洗面所など空きスペース収納の棚がぴたりと収まると最高な気分( 笑)。黒のモダンなレザーソファーを買ったのですが、今はそこに座り、隣でへそ天になったさぶろーのおなかをノールックでなでている時間が癒しです。改めて、時間に追われず、何も考えなくていい時間はいちばんのご褒美ですね。これまでストレスを発散したいときは大好きな辛いものを食べ、普段もユッケジャンなどをよく作っていましたが、その頻度が減りました。最近はポトフや参鶏湯(さむげたん)のような白っぽい料理を作っていて、スープのレシピも増やしたいですし、街を歩いていると自然の美しさに目を奪われることが増えました。宝塚で過ごした時間は宝物ですが、トップとして思った以上に気持ちが張り詰めていたのかな。背負っていたものを少し下ろせた今、心にも少しずつ余裕ができてきたのかもしれません」

ご縁を通り過ぎないように挑戦を続けていきたい
俳優として、アーティストとして新たなステージに立つ中で、「肩に力を入れすぎず、素直な自分でいられることが課題」という礼さん。仕事では毎日が初めての環境で戸惑(とまど)うこともあるけれど、「その不安さえも、楽しんでいきたい」と言う。「どのお仕事でも私のことを知らない方ばかりで、どこから自分プレゼンをしたらいいのだろう、どのくらいのテンションで行けばいいのだろう、ちゃんとやれるのだろうか…と、日々不安です。新しい挑戦は、いくつになってもちゃんとプレッシャーを感じるし、ちゃんと怖い。それは、“わからないから”なんですよね。状況がわかってくるときっと楽しめるはず。ソロコンサートもまさにそうでした。思いきって挑戦したら、思ってもみなかった景色が見えて。もし今、同じように不安に感じている方がいたら、勇気を出して一緒に一歩を踏み出してみませんかと伝えたいです。私自身は、明日のことは今日が終わってからしか考えられず、目標をもつことも苦手ですが、大好きな歌やお芝居でやるべきことを全力で積み重ねた先に、思いもよらない自分と出会えることが今は楽しみです」

コンサートのスタッフに「あいさつの声が大きいですね!」と言われたことがあった。年齢やキャリアを重ねても、あいさつと感謝の気持ちを伝えることは大切にしている。「周囲の方を見ていて、あいさつや感謝の気持ちをちゃんと伝えることの積み重ねが内面の美しさにつながっていくことを学び、私もそのふたつは大切にしていきたいと思っています。同じチームやスタッフと練度を高めていく宝塚と違い、今はお仕事ごとに新しい方々との出会いがあります。それはとてもありがたいことであると同時に、ひとつひとつの出会いを大切にしなければ、儚(はかな)
く終わってしまうことも実感しています。ご縁を通り過ぎてしまわないように大切にしていきたいですね。“本当の自分”も何かはまだわかりませんが、見つけたくないとも思っています。何かに染まりすぎないよう、真っさらな気持ちで自分で自分の背中を押しながら、新たな挑戦を続けていきたいです。期待していてください!」

「素直な自分でいること。あいさつと感謝を伝えること。それが内面の美しさにつながる気がする」

『美的』4月号好評発売中!

通常版


Amazonで購入 楽天ブックスで購入 セブンネットで購入

創刊25周年準備版


Amazonで購入 楽天ブックスで購入 セブンネットで購入

特別カバー版

Amazonで購入 楽天ブックスで購入 セブンネットで購入

SPECIAL EDITION

Amazonで購入 楽天ブックスで購入 セブンネットで購入

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

EDIT: 美的編集部

2001年に創刊された美容専門誌『美的』(小学館)の編集部。「肌・心・体のキレイは自分で磨く」をキャッチフレーズに、タレント、モデル、カメラマン、美容家や美容ライターといった各分野のスペシャリストとともに、最新のビューティトピックを深く掘り下げた誌面作りがモットーです。2026年には創刊25周年を迎え、これまで積み上げた膨大な美容に関する最新の知見をもとに、美容に対して誠実なメディア運営に取り組んでいます。

記事一覧へ

撮影: 菊地泰久(vale.)

ヘア&メイク: 岡田知子(TRON)

スタイリスト: 大園蓮珠

構成: 松田亜子、渋谷香菜子

SOURCE: 美的 2026年4月号

2026年4月号

4 月号

2月20日頃発売 ¥1,040

冬の寒さが続いている上、インフルエンザなどの風邪も流行、地域によっては花粉が飛んで、乾燥も相まって肌が揺らいでしまって…

もっと見る >>

この記事をシェアする

twitter LINE Threads

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事