健康・ヘルスケア
2026.11.01

【体質タイプ診断】でわかる!大人の「秋腎活」アクション&養生レシピ

ウー・ウェンさん流「秋腎活」養生レシピ

ウー・ウェンさん

中国の家庭に根づく「医食同源」の考えを大切にしながら、日々の食事で健康な体作りを発信し続けるウー・ウェンさん。 気虚タイプの「腎」を補う2品をご紹介します。

特別なことはしない。「普通の暮らし」こそが健康を支える基本です

 私たちの健康を支えているのは「五臓が循環していること」に尽きます。それぞれが互いに影響し合って、どこかひとつが調子をくずせば全体的なバランスが乱れて、循環できない仕組みになっているのです。
 中でも「腎」は水分やエネルギーのタンクとしての役割を担っていて、「今日はむくんでいる」「少し疲れているな」と体調の変化を実感しやすい臓器でもあります。だからこそ特別なことではなくても、自分の体の変化に気づくことだって立派な養生だと考えています。
 未病の段階で、病気にならないように毎日の暮らしを工夫する。それには食べ物の力が必要です。料理は複雑に考えず、素材の味を生かしたスープや煮ものなどシンプルなもの程、おいしさを実感できるもの。やはり、簡単でおいしくなければ続けられないですものね。自分の体が抵抗感なく、すんなり受け入れて食べられる。これこそが家庭料理の姿だと思うのです。そうした日々の積み重ねが、結果として養生につながるんじゃないかしら。
 その代わり少しだけ良い食材や調味料を選ぶことができれば、健康や美容にもつながってくるはずです。

ウーさんの「愛用調味料」

「調味料は基本、塩と油だけで充分です。塩は素材の味を引き出し、油はうまみの調味料、そして黒酢は減塩、減糖にもなる腎活調味料でもありますね」(ウーさん)

<写真右から>
ごまの種子を生のまま圧搾して作った純正ごま油。竹本油脂 マルホン胡麻油 太白胡麻油 450g ¥1,077(編集部調べ)
独自の醸造技術でまろやかな酸味で使いやすい黒酢。ミツカン 純玄米黒酢 500㎖ ¥963
雑味がなくまろやかな万能調味料の塩麴。魚沼新潟物産 八海山麹使用 塩こうじ 200g ¥594
海水から0.1%しか取れない淡路島産の希少な塩。脱サラファクトリー 自凝雫塩 レアソルト大粒 60g ¥1,166

【気虚】タイプの食養生レシピ2選

胃腸を労りながらエネルギーを補給する温かいメニューがおすすめ。汁ものは特に良く、山芋や長芋、カボチャ、雑穀、クルミなどの食材を積極的に取り入れましょう。

Recipe【1】黒米とクルミ、山芋のお粥

◎材料(2人分)
黒米 100g
水 800㎖
クルミ 20g
山芋 150g

黒ごま 適量
粗塩 適量

◎作り方 
(1)黒米を洗って水気をきる。鍋に入れて分量の水とクルミを加えたら中火にかける。沸騰したら火を止めて30分置く。
(2)(1)を再び中火にかけて沸騰させたら、緩やかに対流する火加減(弱火から中火)にして蓋をし、1時間炊く。山芋はポリ袋に入れてたたきつぶして鍋に入れ、煮立たせたら火を止める。ごま塩で味を調えながらいただく。

腎活食材:クルミ&山芋

山芋が弱った胃腸を立て直してエネルギー(気)を作り出す土台を整え、クルミが生命力の源である「腎」を温めて枯渇したエネルギーを強力に補給。慢性的な疲労やエネルギー不足の根本ケアに最適。

Recipe【2】きのことカボチャの酸辣湯

◎材料(作りやすい分量)
しめじ 100g
えのき 100g
カボチャ 150g(正味)
水 4カップ
黒酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
白こしょう 小さじ1/3
太白ごま油 大さじ1/2

◎作り方
(1)しめじ、えのきは石突きを除き、食べやすい大きさに切ってほぐす。カボチャは皮と種を除き、一口大に切る。
(2)鍋に(1)、水を入れて火にかけ、煮立ったら蓋をして弱火で10分煮る。黒酢、しょうゆ、白こ
しょう、太白ごま油で調味する。

腎活食材:きのこ類&カボチャ

きのこ類が胃腸の働きを助けてエネルギー(気)を作る土台を整え、カボチャが豊富な甘みと栄養で胃腸を温めながら持続的なエネルギーを補給してくれます。疲労感やエネルギー不足の根本ケアに効果的な組み合わせ。

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