「日焼け・色ムラ」は夏が終わる前にしっかりケア！ 美白肌を目指すスキンケア方法

9月に入り、夏に受けた紫外線により“日焼け・色ムラ”が気になる人もいるのでは？ これからの美白ケアをどうしていくか、でふっくらツヤ肌に戻るか、ゴワゴワ老け肌になってしまうか…が決まります！ “日焼け・色ムラ”を健やかな肌にリセットするためのケア方法を教えます！

秋のお悩み第2位は…日焼け・色ムラ

日焼け止めの塗り忘れや塗りムラのある肌に容赦なく降り注ぐ、強烈な紫外線。夏が終わるとそれは、日焼けや色ムラといった肌悩みへとつながります。肌表面にメラニンのある角質が居座ってしまうとガンコな居座りジミになってしまうから、秋の初めに行う先手のお手入れが重要です。薄づきのベースメイクがトレンドの今だからこそ、ムラのない均一な美白肌を目指して、地道なケアを！

みんなの声

「頬の高い所が黒くなり、フェースラインが白いままでムラがある」（28歳・受付）
「集合写真を見たときひとりだけ顔色がどんよりしていた」（36歳・不動産業）
「肌色が暗くなりファンデーションの色が合わなくなってしまった」（31歳・メーカー勤務）
「夕方になると「疲れてる?」と聞かれる頻度が高くなった」（32歳・歯科衛生士）

“追いダメージ”をかけないようにとにかく摩擦を避けて

Point
□ 泡状洗顔料で、お手入れ時の摩擦を防ぐ
□ 代謝を促進するため、不要なものはきちんと落とす

「日焼け後の肌は、炎症を起こしている状態。実は、早く解決しようとして、間違ったケアで“追いダメージ”を与えている人が少なくありません。代表的なのが摩擦です。洗顔時、少ない泡で肌をこすると、よけいに美肌へは遠回りになってしまいます。手軽にたっぷりの泡で洗える、泡状洗顔料でのお手入れをおすすめします」（佐治さん）

押すだけでたっぷり泡が出る洗浄料を選ぶ
摩擦を避けるには、泡の表面積を増やすこと。押すだけの洗浄料をたっぷりと。

泡を転がすように優しく洗い上げる
手と顔の間の泡のクッションを、つぶさずに転がすように洗うのがポイント。

「タオルで水分を拭き取るときも、こするのは厳禁！」（佐治さん）

マッサージで巡りを促して、 肌機能を立て直しましょう

Point
□ 肌負担にならないようマッサージは3分以内で
□ 食生活では発酵食品を取り入れ、巡りをサポート

「スピーディに解決するためには、代謝を上げるべく血行やリンパを巡らせるのがポイント。それには、簡単にできるマッサージがおすすめです。また、意識したいのが“腸活”。腸の状態は肌にてきめんに現れるので、乳酸菌や発酵食品などの摂取を心掛けて。さらに、睡眠不足は色よどみの原因に。良質な睡眠も重要です」（深澤さん）

マッサージアイテムを塗布してスタート
両手で鎖骨の中央から外側へと手を動かし、リンパの流れを促進する。

滞りをリセットして、内側から輝くようなルーセントスキンへ

ポイントはリンパ節外側へ集めて流す
顔全体をマッサージ後、耳の下にある耳下腺をプッシュし、鎖骨からわきの下へと流す。

マッサージが苦手…。初心者向けに基本を教えて!

「効果を出そうとぐいぐいと力を入れるのは絶対NG！ 肌に負担がかかり、逆にシミの原因になってしまう可能性も。時間は、長く行ったから効果的ということはないので、やったとしても3分以内に。もちろん、肌との摩擦を避けるために、オイルやクリームなどマッサージに適したアイテムを塗ってからが基本。耳下腺、鎖骨、わきの下などリンパ節を意識して行いましょう」（深澤さん）

教えてくれたのは…

トータルビューティアドバイザー　水井真理子さん
白肌を育むテクニシャン。わかりやすい美肌作りのテクニックに定評があり、さまざまな媒体で引っ張りだこ。

美容家　深澤亜季さん
絶世美肌をもつ伝道師。女性誌や広告、イベントなどへの出演など活動多岐にわたる。著書は『人より輝く魔法』（宝島社）など多数。

イデリア　スキンクリニック代官山院長　佐治なぎささん
効率良く白肌へ導くドクター。保険診療と美容医療の橋渡しをモットーに、患者に寄り添った診察を行っている。

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。