スキンケアニュース
2020.12.30

2020年のスキンケアニュース|逸品が続々誕生!「“美肌は作れる!”を実感できた1年…」美容のプロが分析

消費の冷え込みがいわれた2020年…ところが美容界では、これから「新名品」となるであろう優秀コスメが数多く誕生、熱狂を呼びました。そんな2020年を振り返り、美容エディターの大塚真里さん、ヘア&メイクアップ アーティストの中山友恵さん、トータルビューティ アドバイザーの水井真理子さんにビューティ事情を伺いました!

2020年のビューティ事情はどんなだった?

マスク生活になり、メイクにもスキンケアにも変化が

大塚 2020年はライフスタイルも価値観も、あらゆる意味で大きな変化が起こった1年でした。

水井 人と顔を合わせる機会が減り、外出時はマスクが欠かせなくなったことで、美容習慣や選ぶコスメにも変化がありましたよね。

中山 いい意味での変化は受容していきたいのですが、“マスクで顔が隠れてラク”という気持ちが生まれてしまうのは切ないです。マスクがはずせて、メイクをまた楽しいと思える日が早く来ることを願います!

大塚 確かに、美容を提案する側の私たちの中にも、顔が見えないのはラクでいい、という気持ちが芽生えていた気が…。時期が来たらまた全開でおしゃれを楽しみたいですね。

水井 メイクを毎日しなくなり、素肌美に目覚めた方も多かったですよね。そういう意味では、新たに良い価値観が生まれたと感じています。

逸品が続々誕生!“美肌は作れる”を実感できた年

【2020年のキーワード 1】土台ケア

肌が本来もつ力を引き出し、無理なく美肌へと導く
スキンケアの本質である、肌本来の機能を支え、眠った力を引き出し、自分の肌を最高の状態に磨いていくというコンセプトの製品が多数。

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睡眠中の肌の代謝をサポート。
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【2020年のキーワード 2】ゆらぎケア

不安定な肌を落ち着かせるだけでなく、より美しく
“敏感肌を落ち着かせる”という従来の機能に加え、美容成分の力でより美肌へ導くという新たなフェーズに多くのブランドがチャレンジ。

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全身みずみずしく潤った柔肌に。
花王 キュレル ディープモイスチャースプレー 150g ¥1,800

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【2020年のキーワード 3】テクスチャー

浸透感がぐんとアップ!即効性で使うのが楽しく
カテゴリーを問わず、どのスキンケアも使い心地が良くなりました!浸透力が増したことで効果実感が高まり、使い続ける意欲がアップ。

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浸透力と即効性といえばこれ。2020年秋進化して香りもより魅惑的に。
ポーラ B.A ローション 120ml ¥20,000

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【2020年のキーワード 4】サスティナブル

環境や人への優しさと肌への効果の両立へ
再生PETやバイオマス(植物由来)PET、ガラス容器の使用、石油系原料不使用など、アプローチはさまざま。肌への効果との両立も焦点に。

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国産原料採用などの取り組みをスタート。
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スキンケアはより本質的で知的な理論を備えた時代へ

大塚 東京五輪開催の予定が影響したという説もありますが、’20年はスキンケア大型製品の誕生がめじろ押しでした。新たな研究発表も盛んで、ワクワクしましたね。

水井 肌本来の力を引き出す、土台からケアするというコンセプトが目立ちました。肌の代謝を促してメラニンを排出したり新しい肌を生み出したりする、遺伝子学に着想を得て未開拓の可能性を引き出す…など。

大塚 美容成分を与えて肌をケアする、という事実には変わりないですが、打ち出すコンセプトが変わってきたということですね。数年前を思い起こすと、毛穴やたるみといった「悩みを解決する」というアプローチのものがほとんどでした。今年は、そういった悩みの根本をケアするというより本質的なコンセプトを備えたものが増え、スキンケアが知的になってきたと思います。

中山 ゆらぎ肌対策のスキンケアにも新作が多かったですよね。私自身がゆらぎ肌なのですが、日々ケアをしていたら安定してきて。肌って変わるんだ!を自ら実感しました。

水井 マスク肌あれに悩む人が多かったから、選択肢が増えたのはハッピーでした。低刺激でありながら美容成分やテクスチャーにもこだわったものが多く、満足感があります。

大塚 今、環境や人権を守る経済活動は世の中全体の責務となっていますが、美容業界も例外ではなく、多くのメーカーがサスティナブルな物作りに切り替えつつあることを宣言しました。天然由来成分を多く使用し、サスティナブルと肌への効果を両立させているブランドもあり、研究者の努力に感動したことも。

中山 2021年はますますその傾向が強まりそうですね。

 

美容エディター

大塚真里さん

本企画を担当。メイクとスキンケアともに雑誌で企画を担当し、リサーチに余念がない。

ヘア&メイクアップ アーティスト

中山友恵さん

女性誌で毎月多くのメイク特集を担当。女子をかわいく見せるコスメを熟知している。

トータルビューティ アドバイザー

水井真理子さん

雑誌やWebでスキンケアの指南役として活躍中。プライべートエステサロンも運営。

 

『美的』2021年2月号掲載
撮影/渡邉宏基 イラスト/Shapre 構成/大塚真里

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